20世紀フォックス

20世紀フォックス(にじっせいき-、Twentieth Century Fox Film)は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とする映画会社映画スタジオルパート・マードック率いるニューズ・コーポレーションの傘下である。

20世紀フォックスの沿革

ロサンゼルス・センチュリーシティにある本社ビル、FOXプラザ映画ダイ・ハードの舞台でもある。

1935年 フォックス・フィルム(1915年にウィリアム・フォックスにより設立)と20世紀映画(1933年にダリル・F・ザナックにより設立)が合併し、20世紀フォックス映画として設立される。戦前はシャーリー・テンプル主演作やジョン・フォード監督、戦後はマリリン・モンローの映画により知られる。

1940年代から1950年代にかけては「イヴの総て」「わが谷は緑なりき」「紳士協定」といったドラマ・社会派作品を製作した。

1950年代以降は、ロジャース&ハマースタインブロードウェイミュージカル映画化に取り組み、世界的に有名な「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」。舞台の演出をそのまま映画に取り込んだ「南太平洋」「オクラホマ!」などがある。

1953年には、ワイドスクリーンのひとつ「シネマスコープ」を開発。これは当時普及してきたテレビに対抗するもので、大画面で楽しむという映画の醍醐味をあらためて認識させるものとなり、同年の史劇「聖衣」がその第一作となった。以来ハリウッド映画をはじめとする大作映画はほとんどシネマスコープで撮影されている。

ところが1962年に製作した「クレオパトラ」が、巨額な製作費をつぎ込んだ割に大失敗し、スタジオは倒産の危機に陥る。そこへ20世紀映画の創始者だった、ダリル・F・ザナック経営陣に戻り、1965年に公開され空前の大ヒットとなりアカデミー作品賞を受賞した「サウンド・オブ・ミュージック」、1968年に第1作が公開され以降シリーズ化された「猿の惑星」を筆頭に、スタジオの経営は徐々に軌道に戻った。以来SF作品とシリーズ作品が好調。1977年からの「スター・ウォーズシリーズは同社の代表作のひとつ。そのほかに「エイリアンシリーズ、「ダイ・ハードシリーズといった人気シリーズを製作。

1997年には「タイタニック」をパラマウント映画と共同製作し、アカデミー賞11部門受賞の快挙を成し遂げた。

2001年より21世紀になったため、社名が「21世紀フォックス」になるのではと全世界が注目したが、結局社名は変更されず現在に至っている(肝付兼太の主宰する「劇団21世紀FOX」は同社のパロディであり、肝付は21世紀になった時に20世紀FOXが改名のために劇団に多額のお金が入るのではないかと目論んでいたようである。またイギリスの歌手、サマンサ・フォックスも「21st Century Fox」という題名のアルバムタイトルを発表している)。

次世代DVDの規格争いにおいては、終戦までの間ソニーピクチャーズディズニーと並んでBlu-ray Discのみを強力に支持していた。

20世紀フォックスの主な映画

哀愁の花びら

哀愁の湖

明日に向かって撃て!

天晴れテンプル

アンナシャム

イヴの総て

怒りの葡萄

インデペンデンス・デイ

永遠のアンバー

エイリアン・シリーズ

エイリアン2

エイリアン3

エイリアン4

X-メン

X-MEN2

X-MEN:ファイナル ディシジョン

王様と私

オクラホマ!

輝く瞳

剃刀の刃

危険な遊び

クレオパトラ

荒野の決闘

サウンド・オブ・ミュージック

猿の惑星シリーズ

三人の妻への手紙

シカゴ

地獄への逆襲

地獄への道

史上最大の作戦

七年目の浮気

紳士協定

紳士は金髪がお好き

スター・ウォーズ

ステート・フェア

スピード

スピード2

聖衣

世紀の楽団

青春物語

その男ゾルバ

タイタニックパラマウント映画と共同で提供)

ダイ・ハードシリーズ

タワーリング・インフェルノワーナー・ブラザーズと共同で提供)

地球の静止する日

血と砂

追想

ドッジボール

ナイアガラ

パットン大戦車軍団

百万長者と結婚する方法

ピンキー

ファイト・クラブ

プレデター

プレデター2

フレンチ・コネクション

フレンチ・コネクション2

ホーム・アローン

ホーム・アローン2

ホーム・アローン3

ホーム・アローン4

ポセイドン・アドベンチャー

ボルケーノ

南太平洋

めぐり逢い

メリーに首ったけ

ローラ殺人事件

わが谷は緑なりき

20世紀フォックスのファンファーレ

20世紀フォックスの映画といえば、冒頭で流れる、スネアドラムの軽快な刻みから始まる華やかなファンファーレが有名である。この曲は、1935年当時、同社の音楽部長だったアルフレッド・ニューマン(1901-1970)により作曲された、わずか9小節という短い曲で、もともとはニュース映画の冒頭に流す事が主目的だった。ニュース映画の時代ではなくなったものの、映画の本編が始まる前の臨場感を高めるメロディとして、今なお同社の映画には欠かせぬ存在となっており、他の映画会社には見られない、インパクトあるスポットとして広く知られている。

しかし、20世紀フォックスが音楽著作権をワーナー・ミュージック・グループに売却した中にこの曲も入っており、一時期はこの曲が映画に使われる度にワーナー傘下音楽出版社ワーナー・チャペル)に使用料を支払うという事態となっていた(現在は20世紀フォックスが買い戻している)[1]。

古くは横山パンチ・横山ノック・青芝フックらによって結成された漫画トリオドラマ「てなもんや三度笠」などでやっていたギャグパンパカパーン?今週のハイライト?」や、現在では、野球場、特に西武ドーム試合開始の合図に流したり、演奏会の際、本演奏の前にトップでこのファンファーレを演奏する所もある、等多岐に使用される様にもなった。

20世紀フォックスのオープニングロゴ

20th CENTURY FOX」の文字を立体的に象ったロゴ。以前はサーチライト部分のみが動く平面アニメーションだったが、現在は上方から視点が回り込む3DCGアニメーションになっている(ただしスターウォーズ新三部作では旧作との統一のため回りこむシーンカットされていて、表面からしか映らない)。

作品によっては遊び心を加えた仕掛けを組み込むことがある。

1990年クリスマス映画二本立てとして公開された「シザーハンズ」と「ホーム・アローン」では、ロゴに雪が降っている

X-メンシリーズオープニングロゴでは FOX の X の部分だけが暗転時にうっすらと残る

デイ・アフター・トゥモローでは、画面全体が寒々しい蒼白になっており、空は曇って雷鳴が響いている

ダイ・ハード4.0では、最後の部分でハッキングされたかのように画面が乱れ、サーチライトが消えてしまう

キャノンボールでは、ファンファーレが中断。赤いスポーツカーがロゴを登っていくが、追ってきた来たパトカーは見事にすべてのサーチライトに激突してしまう

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『20世紀フォックス』より
取得日:2008-11-09

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