C-C-B


C-C-B(シーシービー)はココナッツ・ボーイズCoConut Boys)を略したことばであり、1980年代に活躍した日本のロックバンドカラフルに染めた髪で話題をさらったが実は染めていた時期は短い。複数のメンバーがヴォーカルを務めるなどの特徴もありグループ・サウンズの再来ともいわれた。「和製ザ・ビーチ・ボーイズ」を目指した企画に基づいて結成されたが、シングル「Romanticが止まらない」以降はヒットメーカー・松本隆筒美京平コンビによるポップスで次々とヒットを飛ばした。後期はメンバーオリジナル曲も多く採用され、ロックテイストが強い。

C-C-Bのバンドの構成・特徴・総評

笠浩二の澄み切ったボーイソプラノ風の高音、渡辺英樹の擦れた中高音に、関口誠人の哀愁漂う低音の組み合わせが特徴的。関口誠人脱退後はそれまでヴォーカルをとることが少なかった米川英之が代わりに唄い、力強くロックテイスト溢れるボーカルで人気を博した。後進に与えた影響は大きく、シャ乱Qはデビュー当時 平成のC-C-B というキャッチフレーズを使用し、氣志團ライブの客入れ曲に「スクール・ボーイ」を使用したこともある。

当初はカラフルな髪の色や服装などのせいで キワモノ イロモノ 扱いをされたが、演奏能力歌唱能力共に高く、バンドとしての評価は高い。解散後もその場限りではあるが、たびたび再結成し数々のテレビ番組にて「Romanticが止まらない」を披露している。その間に当時のファンのみならず、若者層からも注目を集め、2008年に渡辺・笠・関口の三名で再結成されることとなった。

C-C-Bの略歴

C-C-Bの活動実績

1982年(昭和57年)渡辺英樹の呼びかけで、笠浩二、関口誠人が集まり、Coconut Boysココナッツボーイズ)として結成。結成メンバーは6人であった。

ミニFM局による、数組のバンドを結成させ競わせる企画であった為、バンド名や音楽性などメンバーの趣味趣向は反映されず「和製ビーチボーイズ」のイメージで活動を始める。

1983年(昭和58年)山本達也が脱退。全農ヨープレイトのCM曲、シングル「Candy」でメジャーデビュー

1984年(昭和59年)山下康文山本恭司が脱退。田口智治米川英之が加入。シングル「瞳少女」がロート製薬「なみだロート」のCMタイアップ曲になり話題に。

1985年(昭和60年)バンド名をC-C-Bに変更(関口はC-N-Bを提案したが、渡辺が「読みやすいしゴロも良い」とC-C-Bに決めた)。

TBSテレビで放送された連続ドラマ「毎度おさわがせします」のテーマ曲になったシングル「Romanticが止まらない」でブレイク。 その後も「スクールガール」「Lucky Chanceをもう一度」とヒットを連発、日本レコード大賞金賞を受賞。 第36回NHK紅白歌合戦に出場(曲は「Lucky Chanceをもう一度」)。

1986年 「元気なブロークンハート」発売を期に、全員髪の毛を黒にした。

1986年度のFNS歌謡祭では、「不自然な君が好き」で優秀歌謡音楽賞受賞

1986年(昭和61年)リリースのシングル「ないものねだりのI want you」でオリコン1位を獲得。

1987年(昭和62年)関口誠人が脱退。関口脱退後もメンバー4人による活躍は続くが徐々に衰退を見せ始める。

全国ツアーを成功させるなど人気は安定した状態を保つ一方で、メンバーそれぞれの個性を感じさせるバンドとして成長を遂げていく。 シングル「原色したいね」は、明治製菓のCMソングに選ばれている。

1989年(平成元年)最終シングル「Love is Magic」をリリース、10月9日日本武道館でのライブを最後に解散。

解散直前には、いろいろな歌番組ヒットメドレーを披露した。

ひょうきんベストテンなどのバラエティー番組にも柔軟に対応し、出演をしていた。

C-C-Bの解散後の動き

1994年、 ザ・ベストテン同窓会II に5人揃って出演。

2005年(平成17年)2月21日から放送されるアサヒ飲料の缶コーヒーWONDAショット&ショット」のCMに「Romanticが止まらない」がタイアップされメンバーの笠浩二もこのCMに出演している。

これに合わせて2月23日に「Romanticが止まらない」がRemix Versionで再リリースされた(2曲目にOriginal Versionも収録)。

2005年7月からCX系で放送されたテレビドラマ 電車男 劇中挿入歌として採用され、ほぼ毎週主人公の大切な場面で印象的に使用された。これによって更に再注目の度合いが増した。

2005年8月16日、NHKが毎年夏に行う大型公開歌謡番組 思い出のメロディー にて「Romanticが止まらない」が披露された(田口智治は不参加)。観客を前にした生放送での演奏は実に17年ぶりである。この出演については半年近く前からNHKスタッフと幾度も打ち合わせを行い、当日のリハーサル直前まで膝をつき合わせたという。一般に知られる通常のアレンジではない、ロックテイストを前面に出したアレンジ米川英之を中心に行った。その演出は見事に実を結び、ファンを中心に高評価を得た。

2007年10月8日放送の SMAP×SMAP で、稲垣吾郎扮するキャラクター・CCB吾郎の新宿でのゲリラライブサプライズとして笠浩二渡辺英樹・関口誠人がこの日のためだけに、ブレイク当時を思い起こさせる派手目カラーを入れた髪と衣装で登場。「Romanticが止まらない」を披露した。

C-C-Bの再結成

2008年4月17日、渡辺・笠・関口の3人で正式に再結成を発表。同月28日、東京・表参道FAB公演を皮切りに、大阪、名古屋ライブ活動を再開する。

C-C-Bのメンバー

メンバーの現在の活動については各個人の章を参照のこと。

渡辺英樹(わたなべ ひでき、1960年2月1日-、ベースパーカッションリーダー) ブレイク当時、ベースを極めて高い位置(胸の位置)で演奏していた。C-C-B後期より現在まで腰の位置での演奏をしている。チョッパースラップ)などのベーステクニックには定評がある。 元C-C-Bメンバーとの交流も積極的であり、「プチC-C-B」「ヨネタワタル」「CCBプロジェクト21」と銘打ったライブには元リーダーらしく出演し、演奏している。 初期は髪を青色に染めていた。 笠浩二(りゅう こうじ、1962年11月8日-、ドラム) ブレイク直後のカラフルPOPイメージコンセプトを象徴した、ショッキングピンクに染めた髪とパステルカラーの眼鏡が非常に印象的である。そのためか現在でも、C-C-Bと言えば「ピンクで眼鏡でドラムの人」と彼を思い浮かべる人が多い。C-C-Bとしてのテレビ等出演時には、現在もピンクに染めている。 当時最先端のシモンズ電子ドラムパッド六角形)、ヘッドフォンインカムマイクを使用し、ドラムを叩きながらファルセットを駆使した澄んだ高音で歌うスタイルは、当時の若者を驚かせた。その歌声は20年を過ぎた現在も健在である。 関口誠人(せきぐち まこと、1959年5月2日-、カットギターサックス) 結成当時からのメンバーであったが、1987年1月の中野サンプラザ3Day'sにて脱退を表明。脱退直前よりソロ活動を展開。シンガーソングライターを主軸とするかたわら、俳優や物書きなどを経験。 初期は髪を緑色に染めていた。 田口智治(たぐち ともはる、1960年10月27日-、キーボード加入前は、近藤真彦バックバンドダブルス」のメンバー。既に武道館でのコンサートを経験している、プロのキーボード奏者だった。その後メンバーの強い誘いにより、ココナッツボーイズに加入。 作曲・編曲面で才能を強く発揮し「この人無しではC-C-Bは成り立たない」ほどの、音楽面では中核的な存在であった。シンセサイザーヤマハDX7ローランドのD-50を使用しており(ローランドアナログシンセサイザージュピター8も使用)デジタルシンセサイザーの普及に大きく貢献したと言っても過言ではない。音楽面での才能が評価される一方、普段は温和でおとぼけキャラのため他のメンバーにとっては「愛すべきイジられ役」であった。 長髪を後ろで束ねていて、初期は後ろ髪を紫色に染めていた。 米川英之(よねかわ ひでゆき、1964年3月3日-、リードギター) 音楽専門学校在籍時にメンバーにスカウトされてココナッツボーイズに加入。 関口が在籍時代はボーカルをとることが少なく、渡辺・笠・関口が特に目立っており、米川が目立つ機会はあまりなかったが、関口脱退後ボーカルをとることが多くなり、作曲・編曲面でも主導的立場の頭角を現すようになった。 CCBプロジェクト21のライブ等にも参加している。 メンバーで唯一、髪を染めていない。

C-C-Bのディスコグラフィー

全員にヴォーカルの肩書がつくためかヴォーカルを交代し曲の歌詞とタイトルを変えた別ヴァージョンが比較的多い。

C-C-Bのシングル

Candy(1983.6.1)

瞳少女(1984.7.25)

Romanticが止まらない(1985.1.25 )

スクール・ガール(1985.4.25 )

Lucky Chanceをもう一度(1985.8.21 )

空想Kiss(1985.11.27 )

元気なブロークン・ハート(1986.4.9)

不自然な君が好き(1986.8.27 )

ないものねだりのI Want You(1986.12.10 )

2 Much,I Love U.(1987.6.3)

原色したいね(1987.9.23 )

抱きしめたい(1987.12.2)

恋文(ラブレター)(1988.4.13 )

信じていれば(1988.10.25 )

Love Is Magic(1989.4.25 )

Romanticが止まらない Remix Version(2005.2.23 )

C-C-Bの12インチシングル

Lucky Chanceをもう一度-Lucky-Mix(1985.10.1)

元気なブロークンハート-Broken-Mix(1986.5.10)

ないものねだりのI Want You-ゼイ肉-Mix(1987.2.1)

C-C-Bのオリジナルアルバム

アルバムは1994年10月26日に初期の2作品を除いて、前後のシングル盤を収録したPlus版として再リリースされている(既に廃盤)。

1. Mild Weekend (1983.6.25) 2. Boy's Life(1984.8.25)  3. すてきなビート(1985.5.25) 4. 僕たちNo-No-No (1985.12.15) 5. 冒険ススメ (1986.6.18) 6. 愛の力コブ (1986.12.15) 7. 石はやっぱりカタイ (1987.7.25) 8. 走れ☆バンドマン (1988.5.25) 9. 信じていれば (1988.12.15)

C-C-Bのベストアルバム

1. 楽しい夏休み (1985.6.25) 2. The Best Of C-C-B Vol.1 (1989.6.1) 3. The Best Of C-C-B Vol.2 (1989.9.1) 4. C-C-B Super Best (1992.1.25) 5. ベスト2500/Romanticが止まらない (1993.11.1) 6. SINGLE COLLECTION (1994.10.26) 7. スペシャル1800 (1996.11.21) 8. TREASURE COLLECTION (1999.6.30) 9. すてきなビート(テクノ歌詞DX ポリドール編) (2000.5.25) 10. スーパー・バリュー/C-C-B (2001.12.19) 11. GOLDENBEST C-C-B (2003.11.26) 12. プライム・セレクション C-C-B (2006.1.18) 13. エッセンシャル・ベスト C-C-B (2007.8.22)

C-C-Bの企画アルバム

MAX-MEGA-MIX (1987.3.25)

CCBオリジナル・カラオケ・パーフェクト (1989.9.1)

Romanticは止められない (2008.4.30)

C-C-Bの未音源化作品

赤いセーターの女の子 作曲:米川英之

オープニングラップ 作詞:渡辺英樹・関口誠人/作曲:田口智治米川英之笠浩二

カラフルコミックス 作曲:田口智治渡辺英樹米川英之・関口誠人・笠浩二

グットナイトは早すぎる 作詞・作曲/関口誠人

C-C-Bのみんなのうた

ナヤミの種 - 笠浩二メインボーカルとした曲だが、販売されているCDおよびレコードは別の人が歌っている。

   作詞:川村真澄/作曲:渡辺英樹/編曲:米川英之田口智治/うた:笠浩二・C-C-B

C-C-BのDVD・映像作品

C-C-Bの大冒険 (1985.11.25)

C-C-B LIVE晴 (1986.7.5)

C-C-B LIVE TOUCH AND GO (1987.5.25)

C-C-B ビデオクリップ コレクション(1989.9.1)

C-C-B メモリアル DVD BOX (2004.9.29) 

C-C-Bの関連書籍

Don't stop the C-C-B : C-C-B photo & song CoConut Boys (1985.7 )日音

コミックザカメラボーイ : C-C-B写録&語録 ボクらが、ボクらを、ズームした (1985.11)日音

C-C-B yes,100熱(1986.11 )ワニブックス

C-C-Bネイキッズ (1987.2)シンコーミュージック

C-C-B go ahead : 写真集・終章(4・6 east)からのスタート (1987.9)シンコーミュージック

C-C-B寝たふり : Memorial (1989.11 )シンコーミュージック

Close/C-C-B(1989.12 )CBS・ソニー出版

C-C-Bのラジオ番組

C-C-Bの進め!おもしろバホバホ隊 (TBSラジオ

C-C-Bのきまぐれナイト・フェイス TBSラジオ

C-C-Bのいたずらジャック・ポット TBSラジオ

ライオン サウンドNo.17・Let it C-C-B (文化放送)

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『C-C-B』より
取得日:2008-12-19

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