CHANGE

CHANGE チェンジ)は、2008年5月12日から7月14日まで、フジテレビ系列で、毎週月曜日の21:00 - 21:54(JST、通称月9枠)で放送された木村拓哉主演連続テレビドラマ。全10回。初回(5月12日)と最終回(7月14日)は30分拡大して22:24まで放送。放送は音声ステレオ放送、字幕文字多重放送、連動データ放送で放送している。

CHANGEの概要

小学校の教師だった一人の青年・朝倉啓太が、不慮の事故で衆議院議員だった父を亡くし、父の後継者として補欠選挙に出馬・当選し、総裁選を経て内閣総理大臣となり、政界で奮闘する姿を描く。

CHANGEの登場人物

CHANGEの主人公とその周辺

朝倉啓太あさくら・けいた、35歳) - 木村拓哉SMAP) 1973年3月5日生まれ。福岡県出身。衆議院議員の父親が啓太に対して不正献金疑惑を暗に認めたことがきっかけで政治家を嫌い、父親からは勘当同然の扱いを受けていた。中学時代から天体観測が趣味で、「地元の福岡では星がたくさん見えない」という理由で信州大学へ進学する。卒業後長野県高岡町の小学校で教鞭をとる。天然パーマである事から、児童からは「モジャ倉」と呼ばれていた。なお、中古のトヨタ・プリウスを所有する。選んだ理由は「燃費がいいから」。 しかし、政治家である父と後継者である兄が航空機事故で亡くなったことをきっかけに、父の後継者としてやむを得ず福岡県第12区の補欠選挙に日本政友党から出馬、初当選する。 当選後、父が東京で使っていた家に引っ越し、韮沢やひかると同居する。マスコミから若さとルックスから「国会王子」の異名を付けられる。鵜飼内閣総辞職を受け、神林ら党実力者の支持を受けて党総裁(党首)選挙に出馬。圧倒的な支持を受け当選し、国会での指名を受けて総理に就任する。国民の目線に立った政策と何事にも懸命になる姿勢で案件を乗り切っていく。総理就任後、「夜一人っきりなのが寂しい」という理由で総理官邸を脱走し、自宅から首相官邸へ通勤する生活を送る。 愛煙家であり、銘柄はマールボロ・ライト・メンソール美山理香みやま・りか、35歳) - 深津絵里 財務省キャリア官僚だったが、将来の政界進出を目指し神林の秘書となる。啓太に出馬を促し、当選後は啓太の秘書となり、啓太の総理就任後首席秘書官の職に就く。周囲の人間を引き離すことで啓太を辞職に追い込もうと企んだ神林から、首席秘書官を辞するよう命じられる。自分を育ててくれた神林への恩義から首席秘書官を辞職して神林の第二秘書に復帰、神林も啓太と直接話し、協力する意向を示す。しかし実は神林の謀略であったため、理香は神林への不信感を募らせて第二秘書を辞職。再び、首席秘書官に復帰した。 韮沢勝利にらさわ・かつとし、44歳) - 阿部寛 200戦中199勝1敗の敏腕選挙プランナー。「選挙は法律で唯一許された戦争」が持論。かつて落選者が1名しか出ない市議選に出馬し、落選した。選挙に負けたのは自身が出馬した選挙のみで、落選以降は選挙協力した候補者の必勝祈願を第一に考え、自らは選挙には出馬しないようになった。 啓太の選挙後、次の選挙地に近いという理由で啓太の東京の家に泊り込む。啓太の東京の家に泊り込むのは次の選挙期間限定だったが、啓太が総裁選立候補をするのを受けて、啓太の総裁選選挙プランナーを担当。啓太の総理就任後は、啓太の総理大臣特別補佐官に就任し、いつの間にか啓太の家にすっかり溶け込む。神林の官房長官退任により、啓太から民間人閣僚として官房長官に任命された。 元々は結婚していたが、選挙プランナーとして仕事に没頭した結果、バツイチとなる。また、別れた妻との間に娘がいる。愛煙家普通運転免許所持。 宮本ひかる(みやもと・ひかる、23歳) - 加藤ローサ 松ヶ谷後援会長の姪。大学を卒業したものの、定職には就かずにフラフラしていたところを、親戚から朝倉誠(啓太の父)の後援会の手伝いをする様に言われ、うぐいす嬢を請け負う。啓太の初登院後、韮沢と一緒に啓太が住む家に居候する。啓太の人柄に憧れに近い感情を抱いている。 理香が神林の秘書に戻った際、一時的に首席秘書官を務めた。 月丘瑠美子(つきおか・るみこ、35歳) - 堀内敬子 総理官邸常駐医師鵜飼武彦前総理のお気に入りだったが、鵜飼のセクハラに嫌悪感を抱いている。歴代の総理はおじいちゃんばかりだったので、若い啓太が総理に就任した事を喜んでいる。 ろくに休まず働く啓太のためにニンニク注射を打っている。 松ヶ谷 - 車だん吉 啓太の後援会会長で父親の代からの支援者。 檀原段だんばら・だん、36歳) - 大倉孝二 内閣総理大臣付セキュリティポリス(SP)、警視庁警備部警護課員。啓太が総理に就任当初は、自分よりも年下で総理としては型破りな行動をとる啓太に困惑していたが、一生懸命働く姿を見て好感を抱くようになる。6人の娘がいるらしい。 羽鳥 - 徳永淳 内閣総理大臣付SP、警視庁警備部警護課員。檀原と共に朝倉総理付のSP。 朝倉貴江あさくら・たかえ、59歳) - 富司純子 啓太の母。当初は、補欠選挙出馬を渋る啓太の代わりに自らが出馬するつもりだった。夫と長男を同時に失ったことにより床に伏せていたが、啓太の出馬を聞くと、政治家の妻としての血が騒ぎ始め必死にサポートする。 普段は福岡の家(啓太の実家)に住んでいる。

CHANGEの日本政友党

与党。しかし内閣の支持率は過去最低を記録。次期総選挙では野党第一党である革進党に政権を明け渡すことも危ぶまれている。

神林正一(かんばやし・しょういち、59歳) - 寺尾聰 衆議院議員。日本政友党総務会長。当選12回。啓太の父の事故死に伴う補欠選挙対策に理香を送り込む。啓太を党総裁選に推薦、さらには総理大臣に就任させる。自身は閣内ナンバー2の官房長官として実質的に内閣を動かし、組閣人事も行う。その狙いは啓太の人気を盾に内閣の支持率を上げ、次期選挙での勝利を目指すためであり、自らの内閣総理大臣就任の足場を固めているに過ぎない。 啓太を「ただの人形」と揶揄し、啓太をお飾り総理として自らが政権を運営しようと目論むのだが、その目論見とは裏腹に啓太が自ら様々な政策を打ち出してきたため、啓太が進めようとした補正予算案採決阻止に追い込んだ後、啓太を切り捨て、啓太を失脚させるために様々な妨害を企てるようになる。だが啓太からは自分を政界に連れてきたことで恩義を向けられている。 近藤光輝こんどう・みつき、54歳) - 風間杜夫 神林の秘書。神林の指示を理香に伝える。子煩悩カードゲーム(作中で「息子は恐竜キングにはまっている」と答えた)に詳しい。啓太の子どもへの接し方を聞き、何かを感じるが・・・。神林に忠義を尽くしており、神林も近藤にのみ心を開いている。 小野田朝雄おのだ・あさお、67歳) - 中村敦夫 衆議院議員。日本政友党幹事長。市議会議員から政治家スタート。国土交通大臣時代に行ったダム建設によってミズクラゲが大量発生したことの因果関係について、当初は神林の命で啓太を説得しようとしていた。しかし、啓太の姿勢を見るに連れ、自らが議員になったときの気持ちを思い出す。以降は人脈を生かして啓太に協力するようになるが、過去の汚職が原因となり幹事長を解任され、議員辞職する。 二瓶 栄(にへい・さかえ、72歳) - 神山繁 衆議院議員。政友党最大派閥「二瓶派」の領袖。初登院した啓太に対し、彼が選挙演説で父誠の不正を認めたことを咎めた。権力欲にまみれた典型的な政治屋垣内達彦かきうち・たつひこ、65歳) - 大林丈史 衆議院議員。党内の実力者の一人で、鵜飼内閣外務大臣を務める。二瓶同様、己の出世にしか興味がない。 生方恒男うぶかた・つねお、38歳) - 石黒賢 衆議院議員。元証券会社社員。政治家になるつもりはなかったが、父の急逝により、世襲する事となった。選挙時のプランナーが韮沢だったこともあり、啓太と似た境遇を歩んでいる。啓太のよき理解者の一人。徳島県を地盤としている。内閣改造国務大臣となり、朝倉が入院中総理代理となる。 鴨志田- 東根作寿英    生方と行動を共にする若手議員。総裁選挙教育係元経済産業省の官僚。 高柳- 河野洋一郎 生方と行動を共にする若手議員。総裁選挙教育係。大学で政治学を教えていた。 森重利一 - 隈部洋平 神林正一の秘書。 鵜飼武彦うかい・たけひこ、77歳) - 伊東四朗特別出演) 党内の権力闘争に勝利し、総理大臣に就任したものの、国民の人気はなく、歴代最悪の総理大臣といわれている。セクハラ疑惑後内閣支持率は4%(月丘曰く「消費税率以下」)となり、総理の職を辞する。 マスコミ質問攻めから逃れようと、たまたま居合わせた啓太を利用したことで、啓太が「国会王子」とマスコミに注目されるきっかけを作った。

CHANGEの総理大臣事務秘書官

百坂哲也ももさか・てつや) - 西村雅彦 財務省出向、理香が財務省にいた時の先輩であり、当時は一言も口を聞いてもらえなかったらしい。啓太と補正予算案の修正に奔走していくうちに啓太に理解を示すようになる。非常に冷静で、 秘書官の中ではリーダー格を担う。 郡司敏夫ぐんじ・としお) - 平泉成 経済産業省出向、啓太の休日の当番秘書になったことがきっかけで啓太のことを理解していく。温厚な性格で少し慌てやすい。 西誠二にし・せいじ) - 矢島健一 外務省出向。寡黙で無表情だが、意外とユーモアがある。 秋山太郎勘介あきやま・たろうかんすけ) - 鈴木浩介 警察庁からの出向であることから、啓太の休日外出の警備の根回しを依頼される。秘書官の中では最も若いせいか、やや宇浮ついた言動をとる。感情の起伏が激しい。

CHANGEのその他

外木場清光そとこば・きよみつ) - 上田耕一 元福岡県知事。革進党公認で福岡12区の補欠選挙に出馬するが、啓太に敗れる 支援者 - 田窪一世、ふくまつみ アナウンサー - 並樹史朗 村山嘉津男むらやま・かつお、57歳) - 泉谷しげる 啓太のもとへ陳情に現れた男。猫好き。 TVキャスター - 吹田明日香 JBSテレビ局員 - アンジャッシュ(児嶋一哉、渡部建) 韮沢から総裁選CMを提案される。 食堂の夫婦 - 菊池均也宮地雅子 夫は総裁選に無関心だったが、啓太を支持していた妻と共に街頭演説を聞き、声援を送る。 五十嵐秀樹 - 児玉謙次 前経済産業大臣。日本政友党総裁選挙に出馬するが、啓太に敗れる。 綿見大一郎 -山野史人 元官房長官。日本政友党総裁選挙の結果、最下位の得票数であった。 衆議院議員 - 唐沢民賢野村信次 総裁選の動向により支持を変遷させる。 TVキャスター - 吹田明日香 久野正次郎くの・しょうじろう、68歳) - 森本レオ 東京大学の教授。ミズクラゲの大量発生について調査、研究している。 おばあさん - 森康子 *ノンクレジット ミズクラゲ漁業被害にあうが、啓太の視察時に焼き魚を振舞う。 国土交通省事務次官 - 浅見小四郎 ハリービンガム通商代表 - ニコラス・ペタス アメリカ合衆国通商代表韮沢曰く戦地で数々の武勇伝を持っているが、真相は不明。正座が苦手。 ジョージ・ダガート - セイン・カミュ ハリー・ビンガム通商代表の通訳。 早川奈津子 - 上原美佐 韮沢と別れた妻との間にできた娘。わがままで感情的。ストリートミュージシャンとの結婚を母親に反対されたため、父を頼りに啓太の実家を訪問。しかし、父親にも反対されたため、啓太の家に立てこもる。 小柳健介 - 忍成修吾 韮沢の娘の婚約者。ストリートミュージシャン。口癖は「チィス」。挨拶は苦手なようだが、礼儀はしっかりしている。 野呂勘三郎のろ・かんざぶろう、63歳) - 高橋英樹 衆議院議員、革進党代表補正予算案に反対の意向を示していたが啓太を見ているうちに小野田と同じく、当選した頃の自分を思い出し補正予算案に同意する。政治家として覚えるべき事は「根回し」と「駆け引き」であると啓太に教えた。カラオケではウルフルズをよく歌う。 野呂の側近議員 - 斉藤暁 松井尚子まつい・なおこ、37歳) - 高橋由美子 理香が財務省在任時代の同僚。息子は入院している。 松井亮介まつい・りょうすけ) - 広田亮平 尚子の息子。肺炎を起こした際、病院をたらい回しにされ腹膜炎を併発したことが原因で入院していた。このことがきっかけで啓太との交流が深まっていくが・・・。 小松崎和也 - 久富惟晴 朝倉内閣総務大臣中村勘 - 仙波和之 朝倉内閣農林水産大臣。 閣議時に暫定予算案に反対し、啓太から罷免を示唆される。 財務省主計局長 - 田口主将 財務省幹部 - 神崎智孝 かどくら - 笠井信輔フジテレビアナウンサー) 美山から補正予算の採決時に本会議を欠席しないよう説得される日本政友党の衆院議員。 フランス大使 - イアンムーア フランス大使夫人 - ダーシャ 啓太をパーティーに招待する大使夫妻閣僚 - 渡辺憲吉戸沢佑介 啓太に汚職疑惑を弁明する。 衆議院予算委員長 - 森下哲夫 野々村謙三(55) 内閣府・事務次官 - 大和田伸也 官邸連絡会議のお茶廃止を巡って反発するが、啓太の思いを知りお茶の廃止を了解する。

CHANGEのスタッフ

脚本:福田靖

音楽:延近輝之

協力:エスブイエスビデオスタッフ八峯テレビFLTSPOT、Halftone MusicVASCアクティスエルエーカンパニージャニーズファミリークラブ

構成協力酒井雅秋、山本あかり、木下草介山岡潤平

監修:田?史郎飯島勲福田達夫佐伯耕三

選挙指導三浦博史

政治指導田中良幸川上和久中原由利

アソシエイトプロデュース石原隆

演出:澤田鎌作、平野眞

制作:フジテレビドラマ制作センター

CHANGEの放送日・サブタイトル・視聴率

CHANGEの使用楽曲

主題歌

エンディングマドンナマイルズ・アウェイ」(ワーナーミュージック・ジャパン

サウンドトラック

CHANGEサウンドトラックユニバーサルシグマ

CHANGEの備考

ニューヨークの日刊紙であるウォールストリート・ジャーナルが7月1日付の記事において、ドラマ内の朝倉総理と現実の総理である福田康夫総理とを比較した記事を掲載していた。この記事はニュースワイドショーでも取り上げられ、町村信孝官房長官もこの記事についてコメントするなどちょっとした話題となった。

自民党の中川秀直元幹事長や石破茂防衛大臣民主党の長妻昭衆議院議員などの現役国会議員も、当番組を視聴していることを公言していた。

2008年3月時点で、木村の相手役および共演者は深津絵里しか決定していなかったと芸能ワイドショーを扱う関西ローカル情報番組 週刊えみぃSHOW (読売テレビ)などで明かされている。

2008年4月期に放映されるテレビドラマの中で、開始が最後発となった。それまでの間は、直後に放送され木村自身も出演している月曜22時台の番組 SMAP×SMAP 拡大版 ドラマレジェンドスペシャル・世にも奇妙な物語 SMAP特別編 SMAP SPECIAL MONDAY NIGHTS)、 ネプリーグ の3時間スペシャルを放送した。

木村がドラマ内の総理の設定で出演し、ドラマスタッフが演出を手がけたドラマトヨタ・カローラフィールダーとのコラボレーションCMがフジテレビ系で放送された。

与党幹事長を演じた中村敦夫は1998年から2004年まで参議院議員を経験している。中村自身は議員時代には無所属の一匹狼的存在であった。

第7話は15分拡大して放送されたが、月9のみならず、連ドラで初回・最終回以外で拡大放送するというのは異例のことである。

首相メッセージ全国生中継シーンとして約22分間カットなしのワンカメラショットがある。

最終話の首相メッセージ生中継シーン官邸前にあった「OTV(中央テレビ)」の中継車は、八峯テレビのHR-8 HDSNG中継車を使用している。

作中で首相官邸として使用されたのは駒沢大学深沢キャンパスの洋館である。

CHANGEの関連番組

フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ

総理と呼ばないで

恋するトップレディ - 本作と同様に当初政治に興味の無かった主人公が突然政治の世界に入り奮闘していく内容のドラマ。序盤の展開など本作と共通点が多い。

レッツ・ゴー!永田町

ジュニア・愛の関係

新しい風

代議士の妻たち

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『CHANGE』より
取得日:2008-07-16

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