COP15

第15回国連気候変動枠組条約締約国会議

概要
開催期間 2009年12月7日-18日
開催場所 デンマーク・コペンハーゲン
議長 コニー・ヘデゴーデンマーク気候・エネルギー大臣
参加国 気候変動枠組条約締結国
主要論点 2013年以降の温室効果ガス削減目標
公式サイト cop15.dk

第15回国連気候変動枠組条約締約国会議(だい15かいこくれんきこうへんどうわくぐみじょうやくていやくこくかいぎ、United Nations Climate Change Conference 2009)は、2009年12月7日から12月18日の日程でデンマーク首都コペンハーゲンベラセンターで開催される予定の、温室効果ガス排出規制に関する国際的な合意形成を主な目的とした国際会議である。通称COP15

  • 1 概要

  • 2 焦点
  • 2.1 2013年以降の温室科学削減目標

  • 2.2 先進国から途上国に対する温暖化防止対策資金技術移転の問題

  • 3 首脳会合

  • 4 各国の2020年までの温室効果ガス削減目標値
  • 4.1 先進国

  • 4.2 途上国

  • 5 各国詳細
  • 5.1 日本

  • 5.2 中国

  • 5.3 アメリカ合衆国

  • 5.4 カナダ

  • 5.5 インド

  • 5.6 欧州連合

  • 5.7 ロシア

  • 5.8 デンマーク

  • 5.9 イギリス

  • 6 脚注

  • 7 関連項目

  • [編集] 概要

    190の国と地域が参加。98国の首脳が出席する予定。

    気温上昇2度以内の目標、2050年までの世界全体排出量を50%減、先進国全体排出量を80%減を目指す。どこまで拘束力を持った合意ができるかが焦点である。

    [編集] 焦点

    [編集] 2013年以降の温室科学削減目標

    第3回気候変動枠組条約締約国会議で採決された京都議定書に定めのない2013年以降の温暖化ガス削減目標が最大の焦点。ラクイラ・サミットで「先進国は2050年までに温室効果ガス80%減」と合意している。しかしながら各国の激しい議論が予想され京都議定書に続く新たな議定書ポスト京都議定書)の採択は困難とされている。また経済にマイナスとの声もある。

    [編集] 先進国から途上国に対する温暖化防止対策資金、技術移転の問題

    詳細は「鳩山イニシアチブ」を参照

    [編集] 首脳会合

    最終日の17、18日は各国首脳が集る首脳会合となる予定。なお京都議定書の採択されたCOP3では先進国の首脳は誰一人参加していない。

    [編集] 各国の2020年までの温室効果ガス削減目標値

    一般に干ばつや洪水といった温暖化による被害を回避するに2020年までに先進国は25%?40%は削減しなければならないと言われている。

    [編集] 先進国

    国名 2005年比 1990年比
    京都議定書基準値
    備考
    日本 25% 全ての主要国が高度に意欲的な協定に参加することが条件。
    アメリカ合衆国 17% 4% 世界第2位の排出国
    欧州連合 20% 他の先進国が続くならば30%に引き上げる
    ロシア 20?25% 公式発表ではない
    カナダ 20% 3%
    オーストラリア 25% 24%
    ノルウェー 30% カーボンニュートラルの実現も目指す
    ニュージーランド 10?15%

    [編集] 途上国

    国名 2005年比 1990年比 備考
    中国 40?45% 世界第一位の排出国だがあくまで国内目標である。
    インド 20?25% 世界第四位の排出国
    インドネシア 26% 国際支援が得られれば最大41%まで引き上げると表明している
    韓国 30% 特別な対策を取らなかった場合の推定値
    メキシコ 8%

    [編集] 各国詳細

    [編集] 日本

    小沢鋭仁環境大臣が出席する。最終日には鳩山由紀夫首相出席予定。1990年比で25%の削減。しかしその内訳は全く決まっておらず信憑性は薄い。省エネやエコポイントといった国内のみの削減で達成できるか不明朗。

    [編集] 中国

    温室効果ガス排出国世界1位の中国は11月26日、GDPあたりの二酸化炭素排出量を2020年までに2005年比で40%?45%削減すると発表。最終日に温家宝首相出席予定

    [編集] アメリカ合衆国

    京都議定書を拒否した排出量世界2位のアメリカバラク・オバマ大統領が最終日に出席すると発表。当初はノーベル平和賞授賞式が10日にオスロで行われるためその前日についでに訪れる予定であったが中国やインドの首脳らが出席を表明したため急遽変更グリーン・ニューディール政策を打ち出し再生可能エネルギーの拡大、ハイブリッド車の普及など対策を勧めている。

    2020年までには2005年比で17%、2050年までに83%減を表明しているが途上国が求める2020年までの40%には遠く及ばず、また1990年(京都議定書基準年)比で換算すれば5%にも満たない。

    [編集] カナダ

    90年比で25%削減を表明。

    [編集] インド

    世界4位の温室効果ガスの排出国とされるインドは2020年までの排出量を2005年比で20?25%削減すると12月3日にラメシュ環境相が発表。17日にシン首相が参加する。

    [編集] 欧州連合

    基準年から2020年までに20%削減。他の先進工業国が続くなら30%に引き上げる。

    [編集] ロシア

    11月18日に行われたEUロシア首脳会議ドミトリー・メドベージェフ2020年までに20?25%削減を表明。ただし公式発表はされていない。

    [編集] デンマーク

    議長国デンマーク産業革命前と比べ気温上昇を2度以内に抑える目標と2050年までの温室効果ガスを1990年比で半減す目標を示した。

    環境問題に都市レベルで取り組む開催地コペンハーゲンでは自転車が目立つ。自転車専用レーンが町の至る所に整備され全長は360kmにも及ぶび、自転車の速度に合わせた信号もある。一般の道路より近道になる自転車専用の橋までもあり、さらには自転車専用高速道路の開通も予定されている。すでに20%もの二酸化炭素削減に成功しており、実に会社通勤者の50%が自転車通勤であるとの統計が出ている。

    またデンマーク売春婦団体はCOP15参加者を対象に無料で売春サービスを提供すると発表。コペンハーゲン市議会審議中の「反売買春条例案」に対抗している者と見られる。

    [編集] イギリス

    すでに京都議定書定める12.5%の削減目標を達成したイギリスは火力発電を使う際に排出される二酸化炭素を地下に貯留する二酸化炭素回収貯留技術の導入を検討し、2020年までの削減目標を1990年比で34%削減目標を掲げる。

    温室効果ガスの新たな削減目標で合意を求めるデモがロンドンアメリカ大使館近くで行われ約2万人が参加した。

    ◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『COP15』より
    取得日:2009-12-09

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