D.Gray-man (ディーグレイマン)は 週刊少年ジャンプ (集英社)において2004年27号から連載されている星野桂作のダーク・ファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。話数カウントは「 - 夜」。
D.Gray-manの作品概要
白黒のツートーンによる陰影を多用し、繊細な線を用いた作風は同掲載誌中では異色と言える。少女漫画において多用されるモノローグが多いのも特徴である。シリアスな部分とギャグシーンのどちらも併せ持つ。少年漫画らしいファンタジー作品としての部分を強調しながらも、オカルティックな歴史趣味を覗かせる作品。舞台は仮想19世紀末。様々な国籍を持つ登場人物達は英語で意思の疎通をとっている設定である。設定の骨子は先行する読切「ZONE」から取っている。
D.Gray-manのあらすじ
注意:以降の記述でD.Gray-manに関する核心部分が明かされています。
「機械」「魂」「悲劇」を材料に造りだされる悲しき悪性兵器「AKUMA(アクマ)」。AKUMAの製造者で世界終焉を目論む「千年伯爵」。そして、唯一AKUMAを破壊できる神の結晶「イノセンス」に選ばれた存在である、「エクソシスト」達。主人公・アレン・ウォーカーもその一人であった。
アレンは世界とAKUMAに縛られた魂を救うべく、仲間と共に長く険しい戦いに身を投じていく……。
D.Gray-manの登場人物
詳細はD.Gray-manの登場人物を参照
アレン・ウォーカー(Allen Walker) 声 - 小林沙苗 神田ユウ(Yu Kanda) 声 - 櫻井孝宏 ラビ(Lavi) 声 - 鈴村健一 リナリー・リー(Lenalee Lee) 声 - 伊藤静D.Gray-manのD.Gray-man用語
D.Gray-manの「黒の教団」関連
黒の教団 世界の終焉を阻止するためヴァチカンの命によって設立された直属の対AKUMA軍事機関。黒の教団に所属する者はヴァチカンの名においてあらゆる場所への出入りが許可されており、任務で生じる費用は(たとえそれが修理費用でも)全て教団が支払う。本部は断崖絶壁に位置している。関係者はここを住居・拠点として活動しており、「ホーム」とも呼ばれている。アジア、オセアニア、中東、アフリカ、北アメリカ、南アメリカに支部がある。 大元帥 黒の教団において最上級である階級者。元帥と室長に命令を出す権限を持つ。適合者か否などの詳しい詳細は不明。5人存在している。 室長(正式名は「黒の教団本部長代行監理官兼中央統合参謀司令室室長」。) 教団の頭脳というべき役職でサポート派の頂点。エクソシストにも指示を出す。現在はコムイ・リーがその地位にある。Lv4によればその重要性はエクソシストにも匹敵するらしい。 科学班(インテリ) 黒の教団第1班。エクソシストや探索部隊が活動するのに必要な武器や道具、団服の作成などを行う。それぞれの専門に秀でた者が多い。地質学や植物学に長けた者もいる。たとえばリーバー班長であれば、化学・数学・言語学が専門分野である。 探索班 黒の教団第2班。ここに所属する班員を探索部隊(ファインダー)と言う。世界中の情報収集を担当。イノセンスによる奇怪が起きていると思われる場所に赴き調査活動を行う。最も死亡率が高い職業である。 医療班 黒の教団第3班。エクソシスト・ファインダー等の治療を担当する。婦長、ドクターが中心となっている。 通信班 黒の教団第4班。エクソシスト・ファインダーからの通信を担当する。 警備班 黒の教団第5班。黒の教団の警備全般担当。主に門や水路など出入り口となる箇所を警備。アレスティーナ(門番)もここに該当。 対外調整班 黒の教団第6班。外交活動担当。本編にその班員は未だ出てきていない。 総合管理班 黒の教団第7班。事務・雑務担当。料理長・ジェリーもここに該当。 協力者(サポーター) 世界各地の教団支部に所属して、普段は民間人として活動しながら裏で黒の教団の活動を支える。アニタやマホジャがそれに当たる。 監査役 ヴァチカンから監査の為、黒の教団内に出向してきている人間。ルベリエなどがそうである。D.Gray-manの「エクソシスト」関連
エクソシスト 黒の教団に所属するAKUMA退治を専門とする黒の聖職者(クラーヂマン)。アレン入団時は19人が所属していた(作中で死亡や新規入団による変動が激しく、最大でイノセンスの数だけ一度に存在する為、今後どのようになるのかはいまだ不明である)。全員黒の団服(コート)を着用している。胸にはエクソシストの証であるローズクロスがある。 「エクソシスト」とはあくまで黒の教団に所属する事によって呼ばれる名称である。 通常は適合者不明のイノセンスを持つ元帥によって発見されるが、ごくたまにすでにイノセンスを所有している適合者も居る(ミランダやアレン、クロウリー)。戦力確保やハートの保護などの事情で適合者は発見しだい教団本部へと出向する事になり(過去には拉致に近い状態で、強制的に連れて行かれた場合もある。)、改めて適合者と認定された時初めて名乗る事が許される。 劇中、姿が判別している限りのエクソシストは以下の通り。イノセンスのタイプについては原作を基準として表記、名称未定の者は【】内部にて外見の特徴を記載。D.Gray-manの登場人物の登場順にて掲載。寄生型タイプ
アレン・ウォーカー…【左腕】→ 神ノ道化(クラウン・クラウン)
アレイスター・クロウリー三世…【歯】
マリア(本名不明)… 聖母ノ柩(グレイヴ・オブ・マリア)
スーマン・ダーク…【右腕】
ヘブラスカ… 石箱(キューブ)
クラウド・ナイン… ラウ・シーミン
装備型タイプ
神田ユウ… 六幻(ムゲン)
ラビ… 鉄槌(テッツイ)
クロス・マリアン… 断罪者(ジャッジメント)
ブックマン… 天針(ヘブン・コンパス)
ミランダ・ロットー… 刻盤(タイム・レコード)
ノイズ・マリ… 聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)
デイシャ・バリー… 隣人ノ鐘(チャリティ・ベル)
フロワ・ティエドール… 楽園ノ彫刻(メーカー・オブ・エデン)
ウィンターズ・ソカロ… 神狂い(マドネス)
チャオジー・ハン…【腕輪】
結晶型タイプ
リナリー・リー… 黒い靴(ダークブーツ)
タイプ不明あるいは未確認
ティナ・スパーク…【不明】
グエン・フレール…【不明】
ソル・ガレン…【不明】
ケビン・イエーガー…【鎖】(アニメのみの設定)
カザーナ・リド…【ボウガン】(アニメのみの設定)
チャーカー・ラボン…【剣】(アニメのみの設定)
元帥 イノセンスとの同調率が100%を越えた「臨界者」のみが名乗ることができる高位エクソシスト。普段は教団を離れて単独で任務に当り、その任務と同時に世界のどこかに居る適合者を探すため世界を回っている。殉職したイエーガーを除けば、ティエドール・クロス・ソカロ・クラウドの四人が現在の元帥。通常は定期的に教団と連絡を取り合う。 元帥となる者は「臨界者」である事が絶対条件となっている(アレンも新たな臨界者となったので、元帥となる資格がある)。 ゴーレム(黒の教団側) 教団で登場するのは、科学班によって作られる機械を内蔵したタイプ。エクソシストは任務遂行のサポートのため、本部を含めた遠距離への無線通信が可能なタイプのゴーレムを各自1体与えられている。電話回線を通じた遠距離通話も可能だが、教団本部への通信はそのゴーレムの所有者のみに制限され、10km圏内ならゴーレム同士で居場所が辿れる。教団本部の周囲には監視カメラの役割を備えたゴーレムが多数飛んでいる。 アレンの所持するティムキャンピーは本来クロス・マリアンと 契約 したゴーレムとなっており、映像記録機能を持つ他、粉々になっても再生できるなど従来のゴーレムとは製造法が違うものと思われる。機械を内蔵せず自然物のみで構築されている為、機械通信機能等を内蔵するほかのゴーレムや各教団への連絡手段を持たないがアレンの耳をかじったりするなど、明確な意志を持っていると思われる(より詳しくは、ティムキャンピーの項目を参照)。 団服(コート) 左胸に十字架の紋章(ローズクロス)が入ったコート。エクソシストと教団支部長クラス以上の幹部職員のみが着用を許される。 基本的なデザインコンセプトは同一だが細部は各自の好みで異なる(アレンのコートにフードが付いている等)。エクソシストのコートは黒地に銀の装飾、元帥は金の装飾。対して幹部職員や探索部隊のコートは白地である。室長はそれにローズクロスがついている。エクソシストの団服は戦闘の際の守りを考慮した構造。そのために重かったものが作中でリニューアルされ、軽量化された。首飾りとしてセットで支給されるボタンの裏には持ち主の名前が彫られている。D.Gray-manの「イノセンス」関連
イノセンス 「神の結晶」と呼ばれる不思議な力を帯びた(箱の中に眠っていた物)、謎の多い物質。「原石」と呼ばれる結晶の周りに二つの金色の歯車状の物が交差した形状の状態で発見されることが多いが、人間の手によってあるいは自身で様々な物体に変化しているものも存在する。総数は109個だが、伯爵やノアの一族の手で既に相当数が破壊されており、残存する数は不明。ノアの一族とは対極の存在。第三巻冒頭時点で回収されたイノセンスは全部で41個。 ある一定の距離に適合者がいれば飛んでいく事もできるが、それ以外は元帥達など、適合者以外の手によって適合者が居る辺りまで運ばれる必要がある。AKUMAやノアに対する敵意を宿していて、伯爵談:「自分達を殺すためなら何でもやる悪魔」。ヘブラスカによると適合者の強い想いに反応してイノセンスが進化してきているらしい。 ハート すべてのイノセンスの核となる特別なイノセンス。ハートが破壊されてしまうと他のイノセンス全ても力を失う。分かっていることは「まだ破壊されていない」ということと、キューブに記されている限りでは「ハートはひとつ」ということだけであって、形状も能力も所在もいっさいが不明であるので、既に適合者によって運用されている可能性もある。千年伯爵やノアの一族が、虱潰しにイノセンスを破壊するのはそのためでもある。現在ハートの適合者ではないかと思われているエクソシストが数名いるが、実際のところは不明である。 適合者 イノセンスを扱える者。適合者であると判明したものは黒の教団にスカウトされてエクソシストとなるか、千年伯爵によって始末される場合が殆どである。しかし、適合者はイノセンス1個に対し1人の上、イノセンス自体が109個しかないので、そうそう適合者が見付かることはない。 対アクマ武器 対AKUMA用に武器化したイノセンス。世界で唯一、AKUMAのボディに傷をつけ破壊することが可能。個々のイノセンスに宿っている力の違いから、対AKUMA武器の形状や能力もそれぞれに異なる。大きく装備型と寄生型の二種類に分けられる。適合者が強い想いでイノセンスが進化すると、寄生型でも装備型でもない結晶型の対アクマ武器に分類されるが、違いは以下の通り。 装備型(そうびタイプ) イノセンスを人為的に加工して製造した対アクマ武器。大半のエクソシストは装備型の対アクマ武器の適合者である。 装備型の適合者は後述の寄生型と違って、イノセンスとの身体的な繋がりを持たないので、イノセンスの原石が持つ強大な力の制御が難しく、原石のまま発動していると使用者の体の方が破壊されてしまう。したがって、イノセンスを加工・武器化することでイノセンスの力を抑えて武器として扱えるようになる。ちなみに対アクマ武器を製作する際には、イノセンスごとの能力や性質を分析して、それに見合った形状に仕立て上げる。 なお、装備型イノセンスは発見当時から原石のままではなく、ミランダ・ロットーのように、特殊加工をしていないにもかかわらず何らかの形状をしている物(置時計の何処かの部品)、イノセンス原石が装備品へと変貌したケース(チャオジー・ハンの腕輪型対アクマ武器)も劇中で確認されている。 あくまでもイノセンスの性質に左右されるので、ミランダの「刻盤」のように武器の形をしていないものもある。強制開放のリスクは寄生型より大きい。 結晶型(けっしょうタイプ) 装備型のイノセンスが進化した対アクマ武器。適合者の血液が武器になるため、破損しても自らの血を補填する事で修復できる。装備型と違い、イノセンス自身が血液を別の金属に変え適正な形に武器化する。また寄生型ほどではないが血液を媒介にしているのでイノセンスとの繋がりが強く、戦闘では装備型のように「操作」する必要がないようで、適合者の「想い」が反映される。 現在、結晶型イノセンスのエクソシストはリナリー・リーだけである。 寄生型(きせいタイプ) イノセンスの原石が適合者の肉体とシンクロして、適合者の肉体の一部が武器化した対アクマ武器。寄生型の適合者は装備型の適合者に比べて非常に少ない。装備型同様、原石ではなく別の形をとっているケースも確認されている(アレイスター・クロウリー三世の食人花の赤ちゃん ロザンヌ )。 寄生型の適合者は自分の肉体の一部を武器化するので、イノセンスとのシンクロ率が高く、装備型に比べてイノセンスの力をより引き出せる。傷ついた対アクマ武器を自己修復する場合もあって、体内のイノセンスが侵入してきたダークマターを浄化するので、AKUMAの血のウイルスで死ぬこともない。その反面、体力の消耗が激しく、寄生型の適合者は寿命も短い傾向にあり、みな非常に大食いである。また、武器が損傷すると神経にダメージを受けてしまう。 寄生型の適合者は装備型の適合者よりも、「AKUMAを破壊したい」という願望が強い傾向にある。 咎落ち(とがおち) イノセンスの暴走現象。不適合者(イノセンスとのシンクロ率が0以下の人間)がイノセンスとシンクロしようとしたり、適合者がAKUMAやノアに屈してイノセンスの意志を裏切った場合に発生する。体がイノセンスに取り込まれて、強大なエネルギーを放出して破壊行為を繰り返して、24時間以内に命を消費しつくされて死ぬ。 かつて、教団内で不適合者を無理やりエクソシストにしようとする実験が行われた際に多く発生した。現在は秘密事項として扱われ、教団でも一部の人間しか知らない。 臨界者(りんかいしゃ) イノセンスとのシンクロ率が100%(臨界点)を超えた適合者。元帥は全員臨界者である。作中でアレン・ウォーカーも臨界者となる。D.Gray-manの「千年伯爵」関連
AKUMA(アクマ) 千年伯爵によって造られる生きた悪性兵器。絆の深かった者に死者の魂を喚び出させて、ダークマターから造られた魔導式ボディの原型に取り込み、拘束することで生まれる。一度取り込まれた魂はイノセンスによってAKUMAを破壊されない限り自由はない。自爆などによりエクソシスト以外に破壊されると魂はダークマターごと消滅する。 死者の魂を喚ぶのに利用された人間はその場でAKUMAに殺され、その死体はAKUMAが人間に擬態するために被る皮として利用される。体のどこかに素体となった人間の顔の皮がある。擬態中はほぼ完全に正体を隠すことが可能で、特殊な場合(アレンの左眼など)を除いて人間と見分けられることはまずない。 製造者である伯爵に絶対服従であり、強い殺人衝動を持つ。人を殺すことで進化し、自我を有するようになり、形状や能力を変化させるという特性を持つ。この自我は取り込んだ魂と別の人格であり、AKUMAの自我は殺戮のたびに快感を覚える一方、魂のほうは苦しみ傷つけられる。取り込まれた魂はAKUMAの進化と共にその原形を失っていく。人の皮を被った状態のまま体を部分的に武器へと変形させて戦闘することもある。 AKUMAの血(オイル)は生物にとって猛毒であり、これを弾丸に成形して撃ち出すことができる。AKUMAの血の成分が体内に入った生物はみるみるうちに黒いペンタクルに侵され、そのまま黒い霧状になって霧散(ノアの一族には無効)。回避するにはAKUMAの血が全身に行き渡る前に吸い出すしか無いが、現実的にはほぼ不可能である。 通常AKUMAは人を殺害するものだが、ある地区内でAKUMAの密度が異常に濃いときは殺人衝動を抑えるために共食いし別のAKUMAの能力を奪うことがある。 進化の最終形態は未だ不明。 Lv1 最も数が多く、頻繁に登場する。本体は基本的にボール型で、ボディ中央部に顔がある。未発達なため知性は低く、しゃべり方も片言のものが多い。エクソシストとして訓練を積んだ者であれば、単独で複数を撃破することもそれほど難しくない。 組み込まれた魂はほとんど生前の姿のまま、鎖で繋ぎ止められて涙を流している。 Lv2 Lv1と比べ、個体によって形状がさまざまになり、それぞれに固有の能力を持つようになる。また、新たに発達した人格感情(芽生えた心)を持って自律的に行動するようになる。 組み込まれた魂はミイラのような状態になり、年齢も性別も全く分からない。 Lv3 甲冑を纏った超人のような雰囲気で全体的に似た姿をしているが、細部の違いはLv1よりも顕著である。時々、顔面にいくつもの目を開かせる事がある。頭部の中に皮となった人間の顔が隠れている。固有の能力を持っている所はLv2と同様だが、接近戦などいくつかのタイプに特化するようになり、格段に強力になる。また、掲載当初のLv3は、それぞれ特徴的な「羽」(エシの蜘蛛の巣のような羽など)をもっていたが、話が進むにつれ、本部襲撃の際などLv3が大量にいるときには、どの個体の羽も同じ形状で統一されていた。形状は天使の羽を縮小したようなもの。 魂の状態はLv2時よりもさらに悪化し、輪郭が崩れておぼろげな姿となる。 融合体(仮称) 複数のLv1 - Lv3が合体して変形した姿。三つの顔を持つ巨人のような姿をしており、破壊力や防御力もかなり増大している。主に踊りながら行動する。 Lv4 長い裏歴史を記録しているブックマンも知らない存在であり、ルル=ベルによる本部襲撃において教団にとっても初の接触となった。その実力は元帥クラスを凌駕する。 初登場の個体はひらがなを喋り、小型で限りなく人型に近い形状。Lv3から妊婦の女性型が脱皮するように現れた。 魂の状態は目もあてられないほどに崩壊し悪化しており、様々なAKUMAの魂を見てきたアレンでさえ嘔吐するほどである。 ダークマター 通称は「暗黒物質」。作中ではAKUMAを構成する物質を指す。イノセンスと相反する物質で、AKUMAが人を殺せば殺すほど強化されていく。ダークマターの能力による影響はAKUMAが倒されると解除される。個々のダークマターは特有の能力を有する。自爆するとダークマターと魂が一緒に吹き飛ぶ。 ゴーレム(千年伯爵側) 千年伯爵によって作られる(それ故趣味が入っている)。人間の言葉を理解することができる。種類こそは少ないが、伯爵及びロードが使用する傘型ゴーレム(レロ)、ティキ・ミック使用の食人ゴーレム(ティーズ)が確認されている。 ティーズ ティキ・ミック使用の蝶型のゴーレム。羽の種類は様々で主にトランプのマークが付いておりそれぞれ異なる。人を主食としており、人間を喰えば喰うほど繁殖し増えていく。巨大化し武器になったり口内から破壊光線を放ったり出来る。 ノアの一族 人類最古の使徒、「ノア」の遺伝子を受け継ぐ超人達。ロード曰く「自分達こそ神に選ばれた本当の使徒である」。歴史の分岐点にたびたび出現しているがどの文献や書物にも記されておらず、歴史の裏でしか語られることはない。千年伯爵と共に“家族”を形成している。身体的特徴は肌が灰色に近い褐色であることと、額に十字架の聖痕が7つあることである(だが、前述の特徴を意識的に隠し、ほぼ普通の人間と変わらない姿になる事も可能)。千年伯爵同様、イノセンスと対局に位置する存在であり、イノセンスを破壊できる力を持つ一方で、体内に直接イノセンスの力を流し込まれると死亡する。 全部で13人存在することが確認されている。ノアの一族はそれぞれノアの感情を司っており、ロードが「夢」、ティキが「快楽」、スキンが「怒」、ジャスデビ(デビットとジャスデロ)が「絆」、ルル=ベルが「色」となっている。 ノアの方舟 ノアの一族が作り出す移動手段。空間を越えて移動できるが、詳細はいまだ不明。外見は全く舟の形をしていない。千年伯爵は動けなくなった古い方舟の代わりに新しい方舟を建造した。空間が次元の狭間に吸収されて消滅しても、心臓さえ無事なら、奏者が弾けば空間を元通りにする事が出来る。 伯爵が旧方舟のプログラムを新方舟にダウンロードしたため旧方舟は閉じ込められたアレン達ごと消滅しかけたが、クロスの助力により奏者として方舟を操ったアレンとティムキャンピーにより完全に復活。その後、旧方舟本体は本部上空に位置しており、本部や他の支部にゲートが設置されている。 奏者(そうしゃ) 方舟に影響を及ぼす存在。千年伯爵と、ノアの長子であるロード、14番目から資格を受け継いだアレンとティムキャンピーが確認されている。 生成工場(プラント) アクマのボディを生成するための工場。ダークマターの塊である為、元帥でも破壊は難しい。千年伯爵がクロスに妨害されながらも新方舟にダウンロードを終えたかに見えたが寸前にアレンとティムキャンピーが奪い、その後黒の教団の第5研究室に運ばれた。黒の教団に侵入したルル=ベルらが奪おうとしたが、クロス元帥らとアレンにより破壊される。 守化骸(スカル) 千年伯爵によって造られた分厚いコートを着用した骸骨たち。魔術により体を改造された元人間。寿命は約200年。体が丈夫で銃くらいでは死なない。仕事はアクマ製造手伝い、方舟清掃、伯爵の衣服の縫製など雑務全般。生まれたては動作が鈍いが、慣れると魔術が使えたり話したりできる。死ぬ時は砂と化して消滅する。 協力者(ブローカー) AKUMAの材料を用意する人間。伯爵から多額の報酬を与えられている。D.Gray-manのその他用語
ストライク 作中のキャラクターが、本人にとって衝撃的な一目惚れをしたときに起こる現象。 ヨッシー 前担当Y氏をマスコットキャラクター化したもの。茶目っ気のあるウサギ。笑いのポイントでよく出てくる。7巻より巻末で開始された仕事場の様子を描いた漫画(Dグレ劇場)では、ヨッシーの愛らしい外見とは似ても似つかない担当Y氏の冷めっぷりが描かれている。その他にも、2006年の週刊少年ジャンプ43号のアニメ版情報コーナー「D.Gray-Room」の背景の絵では磔にされていた。作者はこのキャラクターの姿をしたAKUMAを出そうと考えている。ちなみにヨッシーの名前はその当時の作者の担当者吉田氏からとられている。ヨッシーの愛らしさと吉田氏の暗さのギャップを皮肉るためにその名前がつけられたという話もある。 ギニー D.Gray-manの世界で使われている通貨。実際に17世紀後半から19世紀初頭に流通したイギリスの金貨で1971年の十進法移行まで原稿料、謝礼金等の表示に用いた。1ギニー=21シリング=1.05ポンド(1ポンド=20シリング)。仮想19世紀である作中では1ギニー=約2万円相当となる。 ブックマン 世界の裏歴史を記録する役目を負う一族。次期後継者はラビ。中立の立場でより正確な記録を取るため様々な立ち位置から歴史の変遷を観察し、時に任務上属していた陣営から敵方へと渡り歩く場合もあり、名を変える。 ブックマンのもつ情報はブックマンしか口外してはならないという決まりがあり、まだブックマンではないラビには口にする資格がない。 コムリン コムイが開発したロボット達。原作では3体、アニメではさらにもう3体が開発されている。エクソシストのサポート等を目的として作られているが、毎回暴走等の問題を起こし全て破壊されている。 時の破壊者 アレン・ウォーカーのことで、へブラスカから受けた「アレン・ウォーカー、お前は黒い未来で絶大な力を発揮し、いずれ、時の破壊者となるだろう」という予言から。「時」が「千年」に通じるところから、ブックマンはこの予言を、アレンが千年伯爵を破壊するという意味と解釈している。以上でD.Gray-manに関する核心部分の記述は終わりです。
D.Gray-manのテレビアニメ
雑誌掲載途中で作者の病気による2度の長期休載をとったにも関らず、掲載再開後早々にアニメ化が決定した。
2006年10月3日よりテレビ東京系列で放送開始。本作品は16:9のサイズで制作されている。2007年3月までは地上波アナログ放送、および一部の遅れ放送のデジタル放送では4:3サイズのサイドカット版で放送されていたが、4月からいずれもレターボックス付16:9サイズでの放送となった。
当初は4クールの予定であったが 週刊少年ジャンプ 40号(2007年版)で5クール目以降の放送延長が分かった。但し、びわ湖放送以外すべての地上波の系列外時差ネット局では4クール終了を以って打ち切り。なお、現在テレビ東京系列にて放送中の局でも2008年の9月後半に放送が終了となった。 しかし、9月4日発売の道化ノ聖画には「一旦引くことになった」と書いてあるので完璧に終わったわけではなく、「第2期」のアニメ化を予定していると思われる。
これは該当する局が当初の放映予定を前提に2007年10月以降の番組編成を組んだため、当作品の放映延長に対応が出来なくなったためとされる。
このため、第1シーズンの最終話である51話のエンディングは、それに配慮した形になっている(同じテレビ東京系ジャンプアニメ 銀魂 もほぼ同様の理由で第弐シーズンで打ち切られた局があった)。
また、第2シーズンとなる52話から次回予告終了後に「D.Gray-man劇場」が挿入されている(現在はD.グレ学園と言うおまけになっており、エクソシスト達やノアの一族などが生徒あるいは教師として登場している)。また、エンディングのキャストクレジットでは「D.Gray-man劇場」のみの出演者は線を境目に分けられている。
テレビ東京系列のみ第4夜以降、週ごとの放送終了後(日本標準時火曜日18:27ごろ)にコムイ・リーが「次回もお楽しみに。この後はココリコのお2人でーす」と言った後に ココリコミリオン家族 の司会・ココリコの遠藤章造とテレビ東京アナウンサーの亀井京子が「はいはーい」と返答するジャンクションが使用されていた。現在はコムイ・リーが「次回もお楽しみに。この後はタカアンドトシのお2人でーす!」と言った後に タカトシの空飛ぶチェリーパイ の司会・タカアンドトシのタカが「OK!YES!」と返答し、トシが「欧米か!」とツッコミをいれるジャンクションが使用されている。
ただし、テレビ愛知ではローカルセールス枠の性質上、CMに差し替えられていたが、10月16日に復活した(ココリコ時代は毎週放映されていた)。
D.Gray-manのスタッフ
原作 - 星野桂(集英社刊「週刊少年ジャンプ」連載)
企画協力 - 集英社「週刊少年ジャンプ」編集部
監督 - 鍋島修
演出チーフ - 原田奈奈(第14話-)
シリーズ構成 - 吉田玲子
脚本 - 吉田玲子、高橋ナツコ、浦畑達彦、上代務、山田健一、笠原邦暁、砂山蔵澄、大久保智康
キャラクターデザイン - 守岡英行
デザインワークス - 森木靖泰
サブデザイン - 桑原有紀
作画監修 - 岩佐裕子、守岡英行
エフェクト監修 - 川添政和
美術監督 - 古賀徹(STUDIO UNI)
美術 -
