Dreams

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Dreams

Dreamsドリームス)は、原作七三太朗、漫画川三番地の高校野球漫画。

概要

週刊少年マガジン で連載していたが、現在は マガジンSPECIAL 連載中野球漫画特有の超常的な魔球や高校生離れした驚異的な能力を持つキャラクターが多く登場する一方、シンクロ打法など難解な理論も取り入れている(最近の連載では短い期間で新魔球が量産されており、技のインフレ状態になりつつある)。単行本は累計800万部を突破。この著者コンビの既存の野球漫画と同じく、試合描写が詳しい分展開が遅い。2009年に約半年間休載されたが、同年8月号から連載が再開されている。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


あらすじ

主人公、久里武志は野球の才能を持ちながら、タバコを吸い、髪の毛は茶髪で切れると殴ってくるなどする不良少年。今まで7つのチームを渡り歩いた上、何チームかは廃部になっているほど。いくつもの名門校のセレクションで蹴られ、流れ流れ着いた夢の島高校で最後のチャンスをかけることとなる。そして、面接中に監督、工藤を殴るも何とか条件つきで合格した。その条件とは、監督の家で一緒に暮らすことだった。そんな監督、工藤は名門・東陽で監督を務めたこともある男。始業式、久里は紅白戦に登板。しかし、そこには規律と常識を重んじる部長の嫌がらせが待っていた。久里は数々の苦難を乗り越え、南東京大会甲子園で大暴れをする。非常識野球が、全国に旋風を巻き起こす。

登場人物

夢の島高校

名門校で引き抜かれなかった中学野球の落ちこぼれがまった野球部連載開始当初は強豪という設定ではなく、主人公である久里武志ほか一部の選手を除いてごく平凡な戦力によって構成されていた。ただし部員全員の打撃のポテンシャルは極めて高く、苦境に立つたびに久里のアドバイスによって才能が開花、即座に投手を打ち崩すほどの能力を有している。

メインキャラクター

久里 武志(くり たけし) 投手。右投右打。1年生。 夢の島高校でエースで4番。喫煙、髪の毛は茶髪で真ん中は金髪、(現在は海聖戦試合後に言い渡された、「坊主にせよ」と言う高野連からの通達で坊主にしたが、坊主よりもひどい髪型になってしまったため、金髪のかつらをつけている)試合中はガムを噛み、帽子のつばを後ろにしてかぶるなど数々の非常識を打ち出す男。喧嘩っ早いなどの欠点はあるが、野球に対する意識は本物で、チームに助言を出したり、相手投手の癖を見分けたりする。努力している姿を他人に見せないが、偶然その様子を知ってしまったチームメイトたちも久里に感化され特訓を重ねるなど、チームカンフル剤としての役目も果たしている。トレーニング方法も独特で、彼はそれによりできた筋肉をだぶだぶのユニフォームで隠している。 幼いころ、父の特訓が虐待だと思い見かねた母は警察に連絡し、それ以来久里の父は家に戻ることも無く、また笑わなくなったという。ゆえに家庭内は既に崩壊している。中学時代、先輩との喧嘩、試合中の乱闘などで、いくつものチームを渡り歩き、2チームをつぶしている。そのため工藤監督は百瀬と小川を監視役にしている。チーム主将大和田は、悪態をつくことによって自らを鼓舞し、決して矛先を相手に向けることはしないのだと話し、野球に関しては「清潔な男」と話している。喫煙者であり、甲子園に行く際にも相変わらず煙草を吸っている(煙草をやめろと指示されているがやめるつもりが無く、工藤監督も半ば諦めている)。 また、魔球の開発にも取り組んでいて、今までで4つ(バクボールは全体でひとつとみなす)の魔球を開発。小柄ながらも速球は160km/hに達する。4つの魔球のほかにも、スピードが速く沈む速球、スピードが遅く伸びる速球、普通の4シームフォークカーブシュートスライダーなど球種は多彩で、切れもよく、メジャーリーグスカウトも注目をしている。 百瀬 朝夫(ももせ あさお) 捕手。右投右打。1年生。 久里の恋女房。久里のことを「久里様」と呼んだりするなどの主従関係(?)だが、野球への意識は久里に勝るとも劣らない。久里が「百デブ」、「百瀬デブ夫君」と言うほど太っていて、足は鈍足の部類に入る。だが、加速すれば速い。肩は強肩で、インサイドワークにも長けている。 小川 耕三(おがわ こうぞう) 二塁手右投右打。1年生。 久里の殴られ役。実際は殴られるのは好きではない。クール(本人談)な男らしいが、実際はちびで、ぽっちゃりしているせいか、あまりクールといえる出で立ちではない。右打ち、バントの技術など小技が得意で、2番でセカンドに定着。足は決して速くないが、配球によって守備位置を変える技に長けている。甲子園大会2回戦では、それを工藤監督に見込まれ、マウンドに立った赤倉に代わってセンターの守備に就いた。 赤倉 太(あかくら ふとし) 中堅手右投右打。1年生。 久里に「俺の次に才能のある男」と言わしめる通り、久里の前を打ち、また強肩でセンターを守る走攻守三拍子そろった選手。久里に感化され、久里に対してはものすごい対抗意識を持っている。甲子園大会2回戦の海聖戦では、泥酔した久里に代わってマウンドに立つ。最近ではあまり目立った活躍はしていないが、本人の野球センスは高い(即席で魔球ブラックを再現できる程)。 大和田 勝良(おおわだ かつよし) 三塁手右投両打。3年生。 夢の島高校の主将。久里が来るまではエースで4番を打っていた。中学時代に肘を故障し、マネージャーとしての入部であったが、工藤監督大和田の影の努力を見て、正式に入部させることが決まった。久里に「恐ろしい男」と言わせた男である。また、工藤監督大和田セレクション合格の第一号だと話している。 久里の入部後は後続の打者に球筋を見せるため、1番を打っている。経験の浅い1年生のため、普段はミート重視右打席に入るが、長打を狙う時は左打席に入る。 熊野 春雄(くまの はるお) 左翼手右投右打。3年生。 夢の島高校の副主将。昨年の秋季大会までは捕手を守っていたが、百瀬が正捕手になったので、打撃を買われて左翼手コンバートされる。全力疾走を怠ってアウトになったり、フライを落球したりと、ミスも目立つが、神戸翼成戦では生田から本塁打を放つ活躍も見せる。もっともそれは、久里曰く「まぐれ」とのこと(本人は大喜びしていたので、その表現は熊野には酷だが)。 大村 行秀(おおむら ゆきひで) 一塁手。右投右打。1年生。 当初、1年生の中で最も実力が劣ると酷評されていた。しかし、久里のアドバイスによる練習を毎日続けた結果、代打出場した南東京大会3回戦でタイムリー二塁打を放ち、準決勝からはスタメン出場をしている。 河地 大介(かわち だいすけ) 遊撃手二塁手右投右打。1年生。 3回戦の私徳館戦ではスタメンに入った。同い年の小川にも敬語を使い、久里にあこがれている。赤倉とは同じ中学校だったらしく、赤倉に中1まで、河地がおねしょをしていたという弱みを持たれている。対私徳館戦九回表、相手のスライディングにより肋骨を痛めてしまう。

サブキャラクター

鈴木(すずき) 一塁手。右投左打。3年生。

守備が上手いが、肩は強くない。

加山(かやま) 二塁手右投右打。3年生。 吉田(よしだ) 3年生。 宮島(みやじま) 遊撃手右投右打。3年生。 桜井 祐一(さくらい ゆういち) 右翼手右投右打。3年生。 南東京大会準決勝駒場商業戦で、久里のアドバイスを忠実に実行して、頭部に死球を受ける。一度は激昂するが、これが吉永を打ち崩すきっかけとなり、久里から感謝される。 伝田(でんだ) 右投右打。 野球は素人でがむしゃらさだけがとりえ。歓迎試合で代走で出場しラフプレーを行うが、小川のタッチプレーから発生したいざこざの際、赤倉に見事なまでにボコボコにされてしまう。足がとても速く、対六郷戦で代打として出場し、セーフティバントを決めている。 中村(なかむら) 2年生。 新入生歓迎試合では主審を務める。しかし、山華部長の指示に従い久里に不利なジャッジをし、試合後には百瀬からビンタを受ける。 藤本(ふじもと) 一塁手。右投左打。1年生。 鯉渕(こいぶち) 三塁手右投右打。1年生。 上水流(かみずる) 遊撃手右投右打。1年生。 夢の島高校の応援団長。上唇が出ているのが特徴。 光永(みつなが) 右翼手右投右打。1年生。

その他

工藤 弘樹(くどう ひろき) 夢の島高校の監督。 年は本厄の42。かつては名門東陽で監督もやっていた。担当教科は物理で、久里のクラスを担当。くわえタバコトレードマークで、ベンチからのサインタバコで送る。東陽の監督時代に甲子園で投手の肩を壊したことが大きなトラウマになっている。ハゼ釣りで久里のメンタルを強化した(気性面には効果が無かったが)。 山華 文博(やまはな ふみひろ) 夢の島高校の部長。 全員野球の信奉者でガチガチの古い考え方の持ち主。あまり久里のことを快く思っていないが、実力だけは高く評価している。ピンチに動揺しやすく自らの軽口が招いた事態が原因で甲子園で小便を漏らす等かなりの小心者。工藤監督曰く、「一度人間に痛めつけられた小型犬」。 工藤 夏(くどう なつ) 夢の島高校のマネージャー。2年生。 工藤監督の娘。久里には「なっちゃん」と呼ばれている。年は久里よりもひとつ上。

六郷高校

小沢(おざわ) 投手。右投右打。3年生。 最速140km/hの速球とスライダー・カーブ・シュートの他、新たに覚えたナックルを武器としている。また、足の上げ方を微妙に変化させるなど、クセを読まれない工夫もしている。打者としては2回戦までで8打数6安打という成績を残していて、六郷6割打線の4番を担う。しかし、久里に捕手の捕球姿勢から球種を見破られたのをきっかけに打ち込まれ、久里には決め球ナックルを完璧に本塁打にされて、結局5回17失点でコールド負けを喫する。 三輪(みわ) 捕手。右投右打。2年生。 球種によって捕球姿勢が違うことを久里に見破られ、小沢が打ち込まれるきっかけを作ってしまう。夢の島戦では5番で出場する。試合後に自らの捕球姿勢が球種を読まれていた事を指摘された。 土本(つちもと) 遊撃手右投右打。 夢の島戦では3番で出場する。2回戦までは7打数5安打。 稲葉(いなば) 一塁手。 夢の島戦では1番で出場する。 市村(いちむら) 二塁手。 平野(ひらの) 三塁手。 満留(みつどめ) 左翼手。 牧野(まきの) 中堅手。 西島(にしじま) 右翼手。 太田(おおた) 右投右打。 六郷一の長距離ヒッター。しかしリーチが長いため内角が苦手。夢の島戦で三輪に代わって代打で登場するも、久里に苦手の内角を攻められ、見逃し三振に倒れる。 藤岡(ふじおか) 右投左打。 六郷一の俊足の持ち主。とても小柄で小技を得意とする。夢の島戦で代打で登場しバントを試みるも、久里のシュートについて行けず三振に倒れる。 水谷(みずたに) 六郷高校の監督。何故か、語尾に必ず「ダ」が付く。

駒場商業高校

吉永(よしなが) 投手・右翼手右投右打。3年生。 「剛」の常陽学院と並んで「柔」と称される名門・駒場商業エース。元は久里と同じ不良で、その気性の激しさを活かしたケンカ投法と、スライダー回転する「袈裟斬フォーク」を武器としている。夢の島戦では4番で出場する。序盤は夢の島打線を上手く封じられたものの、久里のアドバイスによるビーンボールを恐れない打法で配球を狂わされ、3回途中5失点でKOされる。 水谷(みずたに) 投手・一塁手。右投右打。3年生。 アンダースローからの浮き上がる速球や多彩な変化球に加え、吉永、華原と同じくケンカ投法を使う。吉永からの継投を予定していたが、久里、赤倉にケンカ投法が直球の球威不足を補うための苦肉の策だった事を見破られて、通用しなかった。 華原(かはら) 一塁手・投手。左投左打。3年生。 左のサイドスロー。打者としても一流らしく、非常に選球眼がいい。夢の島戦では3番で出場する。ピッチングでは、上の2投手と同じくケンカ投法を使うが、ケンカ投法で隠していた弱点を露呈された挙句、久里に場外本塁打を打たれて以降、メッタ打ちに遭う。 立川(たちかわ) 捕手。 安岡(やすおか) 二塁手。 香西(かさい) 三塁手。 渡辺(わたなべ) 遊撃手。 上松(うえまつ) 左翼手。3年生。右投左打。 久里のリトルリーグ時代の先輩。リトルリーグ時代は4番打者だった。中学では投手をこなしていたので強肩である。 伊岡(いおか) 中堅手右投右打。 中学では投手をこなしていたので強肩である。 大井(おおい) 右翼手右投右打。 中学では投手をこなしていたので強肩である。 菅原(すがわら) 右投右打。 死球を受けた伊岡の代走で出場する。しかし、久里の牽制に刺されてしまい予告通り35球で試合を終わらせてしまった。

常陽学院高校

大道 春樹(おおみち はるき) 一塁手・投手。右投右打。3年生。 南東京屈指スラッガー。駆け引きが無ければ6割が本塁打という、典型的な長距離打者で、名門常陽の4番打者。スイングは大きな構えながらコンパクトで、それが本塁打量産の大いなる要因となっている。草野球の試合で、助っ人として登板した久里から本塁打を打ち、久里の心に火をつけ、軟球でもしびれる球威に驚き、久里の末恐ろしさを感じ取る。 決勝戦では、久里の球をバックスクリーンに直撃させ、久里の無失点記録をストップさせた。しかし、第2打席では大飛球を放つものの打ち取られ、第3打席では、久里の目くらまし投法により速球に差し込まれて打ち取られる。第4打席では本気を出した久里の前に空振り三振を喫する。 鍋島(なべしま) 投手。右投右打。3年生。 南東京No.1投手。長身から投げ下ろす剛速球を武器とする。持ち球はフォーク。本気を出すと右膝に土が付く。打者としても一流。夢の島戦では5番で出場する。 決勝戦では、初回に久里から弾丸ライナー本塁打を放つ。久里に感化され、本気を出し始めると久里以外の打者をきりきり舞に。久里には3打席連続本塁打を打たれ、最終回に最速157km/hをマークするも、結局久里に場外に運び込まれ、サヨナラ負けを喫する。 玉木(たまき) 中堅手右投右打。3年生。 プロがマークする走攻守三拍子揃った選手。傷のできた試合(その箇所は40箇所)は必ず本塁打を打つ、というジンクスを持つ。夢の島戦では3番で出場する。 決勝戦では、準決勝で2本の本塁打を放ったイメージを久里の中に持たせ、全ての持ち球を洗い浚いにした。久里が2打席目に打った本塁打を捕球しようとした際フェンスに激突して傷ができたが、結局本塁打は打てずじまいだった(9回に三塁打を放ったが、久里がわざと打たせたらしい)。 黒石(くろいし) 遊撃手右投左打。3年生。 走塁のエキスパート。久里の5秒6より速い脚で南東京No.1の5秒20をマークする。足に加え強靭な体の持ち主で久里に「競技種目を間違えている」と言わせる程。スライディングテクニックも一流。久里の球を見て初めて笑った選手でもある。夢の島戦では1番で出場する。 決勝戦では、初回に振り逃げで出塁するも、次打者の山野の打球がダイレクトキャッチされたと勘違いしアウトになる。最終回にはトライアングルを狙い出塁するも、またもや久里に山野の打球をさばかれ併殺になる。 山野(やまの) 捕手。右投左打。2年生。 バントの名手。7連続犠打成功という記録の持ち主。あどけない顔だが、名門常陽において捕手という重役をこなしている。夢の島戦では2番で出場する。 決勝戦では、初回に久里の前に絶妙なバントを、最終回にはトライアングルを狙ったものの、いずれも久里の好守に阻まれる。 森本(もりもと) 二塁手。3年生。 夢の島戦では8番で出場する。 須藤(すどう) 三塁手。3年生。 球種とコースが分かっていればスタンドまで運ぶ力のある選手。夢の島戦では6番で出場する。 松原(まつばら) 左翼手。 夢の島戦では9番で出場する。 福田(ふくだ) 右翼手。 夢の島戦では7番で出場する。 麦島(むぎしま) 常陽学院の監督。 好々爺然としているが、歴戦の名将。久里の「非常識野球」に「常識野球」で対抗するが、完敗を喫する。

神戸翼成高校(兵庫代表)

春の優勝校。豪爆打線と呼ばれる打線が強みで、打球が早いため相手野手の怪我人が絶えない。

生田 庸兵(いくた ようへい) 投手。左投左打。3年生。 150kmを超える速球を持ち、スライダー・シュート・フォーク・ナックルに加え、高速ナックル魔球KOBE」が武器。久里曰く、「どんなハードルの高い名門に入ってもお山の大将に収まる大道と鍋島をごっちゃにしたような男」。兵庫大会においては、プロ入りを念頭に置いた木製バットで、予選で13本の本塁打をかっ飛ばす。阪神大震災によって両親を失う苦い過去を持ち、寮生活が営まれている神戸翼成において、生田だけが例外で、弟、妹の面倒を見るために仮設住宅で暮らしている。生田の件で、翼成は大いにもめたらしく、練習できない分は自宅で練習をするという形で落ち着いたらしい。夢の島の工藤監督曰く、才能は久里以上らしい。いつも口に爪楊枝をさしている。 1回戦でも、久里から3本塁打を放つ。しかし、久里の3打席連続を含む4本の本塁打を浴び、9失点で敗退。 最上(もがみ) 一塁手。左投左打。3年生。 豪爆打線の異名を持つ神戸翼成高校のクリーンナップの一角。神戸出身の特待生全寮制神戸翼成で1人だけ特別扱いの生田が気に食わなかったため、生田の仮設住宅を訪ねる。そこで聞いた生田の決意と過去に心を動かされ、バットを今まで以上に振り込んだ過去がある。夢の島戦では3番で出場。 沢野(さわの) 捕手。 鴨井(かもい) 二塁手。 兵羽(へいわ) 三塁手豪爆打線の異名を持つ神戸翼成高校のクリーンナップの一角。夢の島戦では5番で出場する。 湯浅(ゆあさ) 遊撃手。 夢の島戦では1番で出場する。 守屋(もりや) 左翼手。 迫沼(さこぬま) 中堅手。 高岩(たかいわ) 右翼手

海聖高校(高知代表)

秋吉 広大(あきよし こうだい) 投手。右投右打。3年生。 夢の島戦では4番で出場する。 かつおの一本釣りで鍛えた腰を使った「一本釣り打法」が武器。 2回には「ピッチャー・赤倉」から本塁打を放つも、二日酔いから冷めた久里ら夢の島ナインに打ち込まれ、惨敗を喫する。 試合後、野球と決別する決意を固めるが、「また、メジャーでやろう」と(試合の中で)言ってくれた久里に感激を覚え(?)、号泣した。 神保(じんぽ) 捕手。 坂上(さかがみ) 一塁手。 広田(ひろた) 二塁手。 月島(つきしま) 三塁手。 水本(みずもと) 遊撃手。 中田(なかた) 左翼手。 中谷(なかたに) 中堅手。 井上(いのうえ) 右翼手。 不動(ふどう) 海聖高校の監督。

私徳館高校(山形代表)

全員1年生の新設校で初出場登録選手は9人しかいない。

名倉 的矢(なぐら まとや) 投手。右投右打。1年生。 バッターチェックゾーンの限界である1.7m手前で変化する魔球1.7、連続で変化する魔球セーリングボールを持ち、アンダースローでは不可能といわれた160キロストレートを繰り出す。1、2回戦ではノーヒットノーランを達成している。監督曰く「完成品」らしい。夢の島戦では3番で出場する。変幻自在の投球で最後まで夢の島を苦しめるが大和田に才能が久里以下である事を看破され、久里に逆転満塁サヨナラホームランを決められ無念のサヨナラ負けを喫した。 ハンコ・ルー 捕手。右投右打。1年生。 タンザニア少数民族で暮らしていたが、団監督に買われて私徳館に入学。風を読む特殊な才能を持ち、それを応用したリード、守備を行って夢の島打線を苦しめる。父親を食い殺したライオンの群れをバットで撲殺した逸話を持つ。夢の島戦では4番で出場する。 元伊(もとい) 一塁手。1年生。 秋吉(あきよし) 二塁手。1年生。なぜか海望の秋吉と同じ名前だが、大して意味は無い。 米沢(よねざわ) 三塁手。1年生。 都築(つづき) 遊撃手。1年生。 酒田(さかた) 左翼手。1年生。 2打席目ツイスト理論で久里から本塁打を放ち先制点を取り、3打席目には逆転のセーフティスクイズを決めたりと意外に試合に貢献している。成績は5打数3安打2打点。夢の島戦では1番で出場する。 日比(ひび) 中堅手。1年生。 牧野(まきの) 右翼手。1年生。 団 不二夫(だん ふじお) 私徳館の監督。全員1年生の新設校を見事甲子園に導いた。 久里の実の父親にして、トラウマの元凶。幼少時の久里に「地獄の特訓」を施して、現在の久里を作り上げた。久里を「欠陥品」扱いする非常に冷酷な男。 水野(みずの) 私徳館マネージャー。1年生。なぜか久里を愛している。

美ら海聖都高校(沖縄代表)

首里城 きらり(しゅりじょう きらり) 投手。3年生。左利き。一見坊主頭で眼鏡を掛けた男に見えるが、本当はカチューシャを付けた女。眼鏡は掛けていない。女子の甲子園出場は甲子園規則第5条に違反していたが、既に3試合を勝ち抜いていた為、出場が認められた。二回戦では、京都代表上賀茂南を、変幻自在の投法でパーフェクトゲームを達成。打率も10割。幼い頃から野球が大好きで仁達と4人でずっと一緒に遊び続けてきた。一時は女である事がバレて危機に陥った事もあるが仁達の活躍で事無きを得ている。 仁(じん) 美ら海聖都のいわゆる攻撃の3人のシーサーJFKの内のJ。浜辺での前哨戦では久里の「魔球天使エンジェル)」を127mも飛ばした。何事も一番が好き。  普天間(ふてんま) 攻撃の3人のシーサーJFKの内のF。浜辺での前哨戦では久里の魔球「ミーティア(流れ星)」を128mも飛ばした。 喜屋武(きやん) 攻撃の3人のシーサーJFKの内のK。浜辺での前哨戦では、久里の160km\hのストレート130m飛ばした。 真喜志 源(まきし げん) 美ら海聖都高校の監督。久里のことを「輪郭が見えない」と言う。

その他 

西村(にしむら) 工藤監督トラウマとなっている人物。高校のとき、連投による肩の故障のためアメリカに。音信不通。工藤監督の夢では、電車の踏切に飛び込んで、工藤監督に止められるがはねられてしまう。 

用語

投球関係

バクボール 南東京大会準決勝駒場商業戦で見せた球。左右に微妙に揺れる。また、回転数も少ないため、バッターは打っても重く感じる。駒場商業は、バットミートしやすいタイ・カッブ型に統一することで、この球までは対応した。この魔球を久里は小学生のときから投げており、(ボールに釘をさして回転軸を真似たそのボールオフィシャル・リトルリーグと書かれてあったため)久里の野球に対する真摯な取り組みようがそこからも伺える。 バクボールII 同じく南東京大会準決勝で見せた球。腕の振りが速球時と変わらない。速球だと思って振るとスライドする。 バクボールIII 同じく南東京大会準決勝で見せた球。同じく腕の振りが速球時と同じ。シンカーのようにシュート回転しながら沈む。 バクボールIV 同じく南東京大会準決勝で見せた球。バクボールバクボールIIを合成した球で、上下に小刻みに変化して更にスライドする。駒場商業で投げた球はそれ以降の試合では2度と使われる事は無かった。 目くらまし投法 魔球という訳ではないが、南東京決勝戦で常陽学院の4番大道が名付けた投法。普通、速い球が伸びて、遅い球が沈むと言うのがセオリーである。だが久里は正反対で、速い球を沈ませ、遅い球が伸びるという投球をした。だが、所詮遅い球が伸びたところで軌道は山なり、見事に沈む速球と似たような軌道をなぞる。よって、球の出所も軌道も同じなのにスピードが違う球にしているのである。球速の差は最大で32km/h、まさに目くらましである。 爆ボール0 甲子園大会1回戦、神戸翼成戦で見せた球。通常の速球と縫い目を逆にして握ることによって、通常と逆側に伸びてくる。ライジング・ファストボール魔球ブラック 甲子園大会2回戦、海聖戦で見せた球。アンダースローから指を使わずに手のひらで投げる。2階から1階へ落ちてくるような落差。また、指を引っかけることで、スライダー回転シュート回転をかけることもできる。元々赤倉の嘘だったが、久里が魔球として実現した後、赤倉がこれを見事に真似ている。 魔球エンジェル 甲子園大会3回戦、実の父が監督を務める私徳館戦で見せた球。回転して見える方向とは逆に変化する(例えば、バックスピンのかかったボールは伸びると言われているがその逆で落ちていく)。このボールは回転を通常の1.75倍多くかけるためその分だけ腕に負担がかかる。また、通常通りに変化させる事もできるため、相手は変化方向を読みきれない。序盤までは通用していたが動体視力を極限まで鍛え抜いていた私徳館打線の前に粉砕された。 魔球ミーティア(流れ星) 甲子園大会3回戦、私徳館戦で見せた変化球。この球を打とうとすると、必ずベース前にめり込む凡打になってしまう。打者からは上向きの回転が与えられた直球に見えるが、なぜか伸びずに沈む。その原理は2シームの握りから魔球エンジェル投球法を利用し、通常の直球より四分の一回転だけさせた「見た目だけ上向き回転」の直球を投げる事により、沈む軌道になるというもの。目のいい私徳館打線に対してのみ有効な魔球である。 袈裟斬フォーク 南東京大会準決勝駒場商業の吉永が投げた得意球。普通のフォークよりもスライドしながら落ちる。大和田スイッチヒッター)以外右打者の夢の島打線は、見事にこれで内角を突かれて、2回までは無得点に抑えられた。 魔球KOBE 甲子園大会1回戦、神戸翼成の生田が投げた得意球。通常のナックルでは考えられないスピードで変化する、高速ナックルナックルを投げるには強靭な指の力が必要とされるが、生田は150km/h近いスピードで変化するこの球を体得するため、高速回転するバイクの後輪に板を当て、それを指で支えるという、狂気の特訓を課した。 魔球1.7 私徳館高校のエース名倉が投げる変化球。打者の1.7m手前で変化する。打者が打つとき球を認識しているのは、球が打者の手前1.7mのときが限界だという。そこから大きく風を利用して変化する魔球1.7は、まさに"打たれない球"の一つであろう。久里らは、指にツバをつけて風の流れを読む打法で一時的には攻略したのだが、私徳館は既に弱点を克服した改良型、久里が真似た時の攻略法すらもみ出していた(最も久里もそれに気づいており攻略法を他者に見せるために投げたのだが)。後にバッターボックス内の移動に対応できない致命的な欠陥がある事が発覚し、サヨナラ負けの一因を産む事になる。 新(ネオ)魔球1・7 魔球1.7の進化系ハンコの風を読む能力を使う事で一瞬の変化を読まれなくした改良型ハンコがいないと使う事が出来ない。 セーリングボール 私徳館高校のエース名倉が投げる変化球。左右に不規則かつ小刻みに変化する。その原理は、2シーム或いは4シームの握りから回転を与えないままリリースし、結果縫い目に交互に空気が当たることによってナックルのような変化を引き起こす、というもの。後に握りが違うと通過するコースが別々である事を看破されて追い詰められたが縫い目に拘らずに握る事で対処した。魔球1・7のようにハンコに頼らずとも名倉自らの力だけで投げる事の出来る魔球を生み出すために研究を続けて生み出した球。 嵐!!無限球 セーリングボール進化系完全体)の球。セーリングボールの握りを縫い目に拘らずにランダムに握る事で投げた本人ですらどこに行くかわからなくした球。コントロールが一切つかない事が弱点でもある。

打撃関係

シンクロ打法 投手との重心の上下動を同調させる事でタイミングを計る打法。 小指グリップ引っかけ打法 小指をグリップにかけて打つことで、バットを長く持つことができ、飛距離が伸びるというもの。但し、長尺になるため振り切りにくくなる。 低目打ち 高目を打っていては、バットが水平に振られるため打球が飛ぶのは一方向に固定されるが、低めならバットが縦に振られるため二方向に分かれる、というもの。つまり、打球の方向を予測しづらくなる。久里はこれを、釘を二本刺したバットで説明した。 周辺視システム 甲子園第1回戦、神戸翼成戦で、久里がナインに「ピッチャーのヒジの辺りを見て打て」と言った。その理由は、小さな文字など、詳細な情報を得ようとする場合は、中心視(視力の優れた視野の中心)で得なければならないが、運動する物体の知覚や明暗の変化など時間情報の需要には、全体をぼおっと見るような周辺視が優れている、というもの。中心視は意識的であり、暗かったり動いたりすると低下するが、周辺視は明暗、動きに関係なく情報を処理できる。つまり、ヒジの辺りをぼおっと見て、周辺視を利用している。私徳館戦でも魔球攻略に利用された。 ナックル打法(ボンバー神戸翼成の生田が使う打法。高速ナックルを投げる為、鍛え上げた指を使う。これにより、少々振り遅れても、指の力でバットを押し出し、タイミングを合わせられる。実際に真似をすると確実につき指するか骨折するので危険である。 一本釣り打法 海聖の4番秋吉が使う打法。カツオ漁で鍛えた足腰を活かして長打を生む。久里の魔球ブラックの前に打ち取られる。 肩にアゴ乗せ打法 左右ジグザグにゆれる球セーリングボールを打つ際に使われた。普通に打とうとすると、左右に変化に体が反応してしまい、上手く打つことができないが、肩にアゴを乗せ、利き目をつぶることで、感度を鈍らせ、体の反応を止めるやり方。 ツイスト理論 糸の先におもりをつけた振り子の、糸の中間を押すと、おもりは早く鋭く動く。これを利用し、バッターが打つ時も、スイング瞬間腰を戻すことで、、スイングスピードを加速させる打法。 オプトメトリー[1]

試合結果

新入生歓迎試合(2回裏、乱闘のため没収試合

1 2
1年生チーム 8 2 10
2・3年生チーム 1 1

夏季南東京大会3回戦(5回コールド

1 2 3 4 5
六郷 0 0 0 0 0 0
夢の島 4 10 1 2 X 17

夏季南東京大会4回戦(7回コールドスコア表示なし

京南    0 夢の島   16x

夏季南東京大会5回戦(スコア表示なし)

某強豪チーム  0 夢の島     9

夏季南東京大会準決勝(5回コールド

1 2 3 4 5
駒場商業 0 0 0 0 0 0
夢の島 0 0 5 8 X 13

夏季南東京大会決勝

1 2 3 4 5 6 7 8 9
常陽学院 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3
夢の島 1 0 1 0 0 1 0 0 1X 4

夏季甲子園大会1回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
夢の島 0 0 0 2 6 0 0 1 0 9
神戸翼成 2 0 0 2 0 0 0 0 2 6

夏季甲子園大会2回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
海聖 0 4 0 0 0 0 0 0 0 4
夢の島 4 5 1 0 2 0 3 1 X 16

夏季甲子園大会3回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
私徳館 0 0 1 5 0 0 1 0 0 7
夢の島 0 0 4 0 0 0 0 0 4X 8

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『Dreams』より
取得日:2010-06-13

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