アマヅラ(甘葛)とは、甘味料のひとつである。砂糖が貴重な時代には水飴と並んで重宝された。
一般的にはブドウ科のツル性植物(ツタ(蔦)など)のことを指しているといわれる。一方で、アマチャヅルのことを指すという説もあり、どの植物かは固定されていない。
あまづらの歴史
縄文時代の貝塚の中から出土されており、この頃から甘味料として利用されたと思われる。安土桃山時代になり砂糖の輸入が活発になると都市部でアマヅラの需要はほぼなくなり、さらに、江戸時代に砂糖の大量供給が実現すると全国的にアマヅラを作るところは少なくなった。
清少納言は、枕草子で貴族がカキ氷のうえにアマヅラをかけて食べる描写を書いている。
あまづらの造り方(ツタの場合)
ツタを伐採し、さらに30センチ間隔に切り取る。
切り取ったツタの一方に口を当てて息を吹き込み、中の樹液を採取する。
採取した樹液を煮詰めて水分を飛ばし、粘りのあるシロップ状にしたら出来上がりである。
あまづらの関連書
伊藤汎監修 砂糖の文化誌 ?日本人と砂糖 八坂書房 2008 ISBN 9784896949223
◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『あまづら』より取得日:2009-09-15
あまづらの関連サイト
- あまづらおばけ(甘蔓お化け
あまづらおばけ(甘蔓お化け) 年月を経て巨大に成長したあまづらのおばけ。 - kohori-noan 埜庵
歴史上の記録で、平安時代の清少納言の「枕草子」に、 「あてなるもの、削り氷にあまづら入れて、あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる」 と記されており、 刃物 ... 甘葛(あまかづら、あまづら)の甘味のある樹液で 露をかけて食したそうです。 - かき氷
かき氷づくり/かき氷作り/オリジナルフラッペ/夏遊び/スイーツ/親子でかき氷 - HAMAMATSU CITY EMail Magazine 浜松市メール...
HAMAMATSU CITY EMail Magazine 浜松市メールマガジン【8月21日号】 ... 『枕草子』に「削り氷にあまづら入れて 新しき金まりにいれた る」という一文があります。 - 江戸時代の食風景
安時代の『枕草子』は清少納言の随筆集であるが、その中に「あてなるもの(上品で美しいもの)」として、「削り氷に、あまづら入れて、新しきかなまり(鋺)に入れたる」というくだりがでてくる。 - 甘葛|戦国日本の津々浦々
あまづら. 深山に自生する蔦(つた)の一種。 - 埼玉県/彩の国わくわくこどもページ/こども情報局/「県民の日」記念作文 ...
「削り氷にあまづら入れて、あたらしき金鋺に入れたる」。 - かき氷(機・家庭用・シロップ)特集:大和心
トップページに戻る. 真夏の昼間、汗だくで涼を取るためかき氷を頬張る。 - 味覚--飲み食い話の玉手箱--そばの散歩道
「あまづら」はツタの茎などから採った樹液を煮詰めた甘味料で、これは相当に甘かったようだ。 - 室礼でおもてなし
有名な清少納言の『枕草子』の中でも、氷を「削り氷にあまづら入れて、新しき金まりに入れたる」を「あて(高貴)なるもの」としています。

