ありふれた奇跡

フジテレビ開局50周年記念ドラマ第2弾 木曜劇場・ありふれた奇跡 フジテレビかいきょく50しゅうねんきねんドラマだいにだん もくようげきじょう・ありふれたきせき)は、フジテレビ系列で2009年1月から毎週木曜日の22:00-22:54(JST)に放送予定されているテレビドラマ。脚本は山田太一。主演は仲間由紀恵加瀬亮。加瀬はこの作品が連続ドラマ初出演となり、仲間由紀恵フジテレビでのドラマ主演は、2004年に放送された「東京湾景」以来、4年6ヶ月ぶりとなる。新聞のテレビ欄では、関東地区(フジテレビ)のみ「開局50周年記念」と表記されている。

ありふれた奇跡の概要

心に大きな傷を抱えた孤独な若い男と女が出会い、恋に落ち、生きることへの希望を見出していく姿を、それぞれの家族が抱える秘密とともに描く作品。

フジテレビ開局50周年を記念して制作されるドラマ第2弾。前作 風のガーデン 倉本聰から、往年のライバル・山田太一へとバトンが渡されることになった(ちなみに 風のガーデン の演出を担当したのは山田の愛娘・宮本理江子)。

山田太一が連続ドラマの脚本を書くのは、1997年の ふぞろいの林檎たちIV 以来11年ぶりとなる。統括プロデュース中村敏夫は、1983年の 早春スケッチブック などを通した古くからの盟友。

1990年代以降の民放1時間連続ドラマでは珍しく、サブタイトルがない。

ありふれた奇跡のあらすじ

とある日の夕方、駅のホームに立っている中年男・藤本。たまたまその場に居合わせた女・加奈と男・翔太は、藤本が列車に飛び込もうとしていると感じ、咄嗟に突き飛ばす。しかし、藤本は死ぬつもりなどまったくなかったと言い、ふたりを強く非難する。

ふたりが、藤本が死のうとしていると感じたのには訳があった。翔太と加奈には互いに人には言えない心の傷があったのだ。それでもふたりの距離は少しずつ近づいていく。そして、それぞれの家族??加奈はその両親と祖母の4人家族。翔太の方は父と祖父の男三人所帯。どちらも一見普通で、それほどの苦労も抱えていないように穏やかに見える。しかし、それぞれの登場人物には心の傷があり、家族にも言えない秘密があった。

ありふれた奇跡のキャスト

中城家

中城加奈(29) - 仲間由紀恵

業務用厨房機器の販売会社に勤務。業界関係者相手に、一度に大量の調理ができる機器で実際に調理をして見せるクッキングライブを行う。一見、明るく普通の女性に見えるが、過去に家族にも言えない秘密を抱えている。駅で自殺しようとしている男を止めたことがきっかけで偶然知り合った翔太に自分と同じ匂いを感じ、次第に惹かれていく。

中城桂(50) - 戸田恵子

加奈の母。自宅で人形教室を開いており、展示会の準備で忙しくしている。社交的だが、姑の静江には気をつかっている。加奈が何か隠しているようで気になっている。

中城朋也(54) - 岸部一徳

加奈の父。サラリーマン。性格は至って穏やかで平和主義者。自室で何かコソコソとしている様子を加奈に目撃されたことがある。

中城静江(76) - 八千草薫

加奈の祖母。老いを意識しながらも行動的で楽観的。加奈とは祖母と孫というより友人同士のような関係。加奈の知らないところで翔太と知り合う。


田崎家

田崎翔太(31) - 加瀬亮

左官職人。かつてサラリーマンとして働いていたがリストラに遭う。祖父の四郎の下で先輩の神戸と共にビルの工事現場などを回っている。加奈と同じように心に傷を抱え、普段は口数も少ない。しかし偶然知り合った加奈に対しては自分と同じ匂いを感じ、惹かれていく。

田崎重夫(54) - 風間杜夫

翔太の父。水道局に勤務。家業の左官業を継がずに市の関東水道局に勤務する。時折、こそこそしているのを父の四郎に不審に思われている。5年前に妻と別れて以来、田崎家は男所帯に。ある日突然出て行った妻が目の前に現れて・・・。

田崎四郎(77) - 井川比佐志

翔太の祖父であり、左官の親方。左官の親方で仕事には厳しい。跡を継がず水道局に務めた重夫には不満を持つが、孫の翔太のことは気にかけている。


(その他の登場人物)

藤本誠(50) - 陣内孝則

駅のホームにて加奈と翔太に取り押さえられた男性。「自殺するつもりは無かった」と二人を非難していたが、実は事故で妻と子供を亡くしたことから孤独感を抱き、正に電車に飛び込もうとしていた。誠はある悲しい過去を背負い、孤独に細々と暮らしていたが、自分と関わりを持ってくれた加奈と翔太にまた会いたいと思い、連絡を取ろうとする。

安藤律子(48) -キムラ緑子

翔太の母。田崎重夫とは元夫婦。5年前に男を作って家を飛び出して行ったが、今になって派手な格好で重夫や翔太の前に度々現れるようになる。

神戸幸作(42) - 松重豊

左官職人。翔太の先輩。北海道に家族を残し、1人東京へ出稼ぎに来ている。黙々と仕事をする職人気質の男。

権藤(53) - 塩見三省

警官。藤本誠が電車に飛び込もうとしたのを加奈と翔太が止めた件で駅に呼ばれ、3人と知り合う。人情に厚く、誠の事情を知って、わざわざ非番の日に誠を加奈と翔太に会わせる段取りをする。

時枝春美(25) - 黒坂真美

トーヨー厨房勤務。加奈の後輩。

妙 - 宮田早苗

スナック「妙」のママ。加奈がよくランチに行く。翔太や誠も通うようになる。

ありふれた奇跡のスタッフ

脚本:山田太一

統括プロデュース中村敏夫FCC

プロデュース長部聡介フジテレビ)、樋口徹FCC

演出:田島大輔FCC)、谷村政樹フジテレビ

制作協力:FCC

制作著作:フジテレビ

ありふれた奇跡の放送日・視聴率

ありふれた奇跡の音楽

音楽:海田庄吾

主題歌:エンヤ Dreams Are More Precious(邦題:ありふれた奇跡) (ワーナーミュージック・ジャパン

エンヤがTVドラマの主題歌を手がけるのは、これが初である。

ありふれた奇跡の前後番組

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『ありふれた奇跡』より
取得日:2009-01-24

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