こんにゃくゼリー

こんにゃくゼリーは、ゲル化剤として通常の寒天やゼラチンの代わりにコンニャクの粉末、または精製された食物繊維果汁等に混ぜて固めたゼリーである。フルーツこんにゃくとも呼ばれる。

こんにゃくゼリーの概要

コンニャクを用いることにより、ゼリーとは違った弾力の強い食感となる。ゼラチンや寒天などを加えることもある。 食物繊維が多いコンニャクの特徴に着目したものであり、ゼラチンを原料としたゼリーに比べて健康、ダイエットによいとされる。

こんにゃくゼリーの製法

主成分であるグルコマンナンを水に溶解させる。風味の調整のために、糖類、果汁、香料等を共に溶解し、必要に応じ、pH の調整を行う。

得られた溶解液を容器に充填する。

溶解液を加熱し凝固させる。

こんにゃくゼリーの食べ方

一般的なゼリーのように容器から直接に食べたり、スプーンですくって食べる。

こんにゃくゼリーの窒息事故

ゼラチンのものに比べて弾力性が高く、幼児や老人が噛まずに飲み込んだ場合、最悪喉に詰まらせ窒息する恐れも指摘され、一口ずつ噛み切って食べるようにパッケージへの記載や、形状等の工夫がはかられた。国民生活センターによると、1995年以降22件の死亡事故が発生している。しかし、22件という件数は、「餅」「ご飯」「パン」などを喉に詰まらせ窒息する事故の件数と比較すると極めて少なく、こんにゃくゼリーだけを問題視することには異論もある。

しかし、その後も警告文を読まずにゼラチン原料ゼリーと同感覚にこんにゃくゼリーを噛まずに(吸い込むように)飲み込み、喉に詰まらせて気道閉塞による窒息死事故が発生している(これには、製造者が意図していない「凍らせる」といった危険性を高める行為もある)。警告マークや文章が表記されることになった。 欧州連合大韓民国ではゼリーへのコンニャク使用に関する規制を行っている。 国民生活センターでは「子どもや高齢者に絶対に与えない!」という警告を発している。


◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『こんにゃくゼリー』より
取得日:2008-12-07

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