さちえちゃんグー!!

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正和(かつら まさかず、本名同じ、1962年12月10日 - )は日本の男性漫画家。プロダクション名は STUDIO K2R福井県生まれの千葉県育ち。阿佐ヶ谷美術専門学校中退。血液型はA型。

1981年(昭和56年)に 週刊少年ジャンプ 集英社)32号掲載の「転校生はヘンソウセイ!?」でデビューし、1983年(昭和58年)に同誌5・6合併号から連載を開始した ウイングマン で連載デビュー。主に 週刊少年ジャンプ で活躍し、その後 週刊ヤングジャンプ (同)に移籍。代表作に ウイングマン 電影少女 I"s など。 週刊ヤングジャンプ 誌上において「ZETMAN」を連載中

評価は日本国内だけには留まらず香港・台湾・アメリカ・フランスなど様々な国にファンが居り、支持を受けている。

  • 1 来歴
  • 1.1 連載デビューまで

  • 1.2 恋愛作品のヒット

  • 1.3 ヤングジャンプへの移籍

  • 2 年表

  • 3 作風
  • 3.1 ヒーロー

  • 3.2 恋愛物
  • 3.2.1 性的描写

  • 3.3 画風
  • 3.3.1 美少女

  • 4 趣味
  • 4.1 特撮ヒーロー

  • 4.2 バットマン

  • 5 作品リスト
  • 5.1 漫画作品

  • 5.2 書籍
  • 5.2.1 漫画単行本

  • 5.2.2 イラスト

  • 5.3 その他
  • 5.3.1 イラスト

  • 5.3.2 キャラクターデザイン

  • 5.3.3 フィギュア

  • 5.3.4 曲

  • 5.3.5 出演

  • 6 関連人物
  • 6.1 鳥山明
  • 6.1.1 さちえちゃんグー!!

  • 6.2 漫画関係者

  • 6.3 専門学校の同窓生

  • 6.4 その他

  • 7 参考文献
  • 7.1 書籍・雑誌

  • 7.2 Web

  • 8 脚注
  • 8.1 注釈

  • 8.2 出典

  • 9 外部リンク

  • [編集] 来歴

    [編集] 連載デビューまで

    1962年(昭和37年)福井に生まれ、小学生の時に千葉県千葉市村田町へ引っ越し、さらに中学になる頃に同県市原市八幡へ移り20歳頃までを過ごす。子供の頃から絵は得意で受賞などもしていたが、アニメや漫画にはさほど惹かれておらず、ウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズといった特撮ヒーロー物に夢中になっていた。

    中学生時にV55Technics)という50万円のコンポーネントステレオが欲しく、当時50万円だった賞金目当てに手塚賞への応募を始める。最初の道具は手塚治虫入門書を読んで小遣いで揃えた物だった。それまでは漫画家を目指していたわけでもない上に漫画もほとんど読んでおらず、当初は賞金だけが目的であった。目的のコンポは賞金を手に入れる前に買ってもらったが、漫画を描き続ける中で描くおもしろさを覚え、高校時には授業中にペン入れをするなどして漫画に没頭する。そして1980年(昭和55年)の高校卒業間際にフレッシュジャンプ賞に投稿した作品が選外ながらも編集者・鳥嶋和彦の目に止まり、また同時期に手塚賞に応募していた「ツバサ」が佳作に入選する。

    高校時代には 電子戦隊デンジマン をきっかけとし東映の特撮テレビドラマにのめり込む(詳細は趣味の節で後述)。こうした特撮ヒーロー物のファン故、そのトレースしただけの様なSF作品ばかりを描いていたが、担当となった鳥嶋にラブコメディ作品を描く様に薦められ「転校生はヘンソウセイ!?」を執筆する。同作は初めてのラブコメであったにも関わらず手塚賞準入選に入賞して 週刊少年ジャンプ (以下 WJ )に掲載され、専門学校在籍中に漫画家としてのデビューを果たす。その後 WJ で「ウイングマン」の連載を開始し多忙となったこと、そして3年への進級に失敗したことから専門学校を中退。同作は自身の好きなヒーロー物にラブコメディ要素を取り入れたことによりヒットし、アニメ化もされた。

    [編集] 恋愛作品のヒット

    ウイングマン終了後は「超機動員ヴァンダー」・「プレゼント・フロム LEMON」と短期終了の連載が2作続き、不遇の時代を迎える。再び担当となった鳥嶋のサポートから「恋愛モノ」に取りかかり、 ウイングマン とは逆に恋愛にSF要素を取り入れた読切「ビデオガール」を1989年(平成元年)に発表、同年さらにこれを元にした「電影少女」の連載を開始する。 電影少女 単行本15巻と桂最長の作品となり、OVA化・実写映画化等様々メディアミックス展開が行なわれるヒット作となった。両作は桂にとって漫画家としてのターニングポイントとなっており、作風に様々な変化をもたらした(詳細は作風の節で後述)。またこの年公開された映画 バットマン をきっかけに桂は バットマン のファンとなり、以降の作品に影響を与えた(詳細は趣味の節で後述)。

    電影少女終了後、1992年(平成4年)からは鳥嶋が創刊編集長を務めた 週刊少年ジャンプ特別編集増刊 V JUMP において「SHADOW LADY」【VJ版】を連載、その後 WJ に戻り1994年(平成6年)から「D・N・A? 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」・1995年(平成7年)からは「SHADOW LADY」【WJ版】とアクション色の強い作品を続けて発表する。 D・N・A? の連載は単行本5巻分と比較的短命だったが、テレビアニメ化されている。

    1996年(平成8年)には初の青年誌向け作品として「エム」を MANGAオールマン にて発表する。そして翌1997年(平成9年)には編集部の意向に沿う形で、SF要素を一切排した恋愛漫画I"s」の連載を開始する。同作は 電影少女 と列び単行本15巻に及ぶ桂最長の作品となり、連載終了後にもメディアミックスが行なわれるヒット作となった。

    [編集] ヤングジャンプへの移籍

    2000年(平成12年)の「I"s連載終了と同年に掲載された読切「Dr.チャンバリー」を最後に、桂は長年活動の場として来た WJ を離れる。そして2002年(平成14年)に発表された「M 完全版」以降は活動の場を 週刊ヤングジャンプ に移し、同年より「ZETMAN」の連載を開始する。同作は単行本の巻数では I"s などには及ばないながら5年以上に渡って連載が継続されており、連載期間としては桂最長の作品となっている。移籍後に発売された I"s 完全版は WJ 連載作品でありながらヤングジャンプ・コミックスレーベルからの発売となっている。

    [編集] 年表

    連載誌の記載がないものは 週刊少年ジャンプ において連載。

    1962年(昭和37年) - 福井県で生まれる。

    197?年(昭和4?年) - 小学生の頃に千葉市に引っ越す。その後中学になる頃に市原市へ引っ越し、20歳頃までを過ごす。

    1980年(昭和55年) - 高校卒業間際にフレッシュジャンプ賞に応募していた作品が鳥嶋和彦の目に止まる。また「ツバサ」で第19回手塚賞佳作受賞。阿佐ヶ谷美術専門学校へ入学する。

    1981年(昭和56年) - 専門学校在籍中に「転校生はヘンソウセイ!?」で第21回手塚賞準入選を取り、漫画家としてデビューする。

    1983年(昭和58年) - 「ウイングマン」で連載デビュー( - 1985年)。初の単行本となる ウイングマン 1巻が8月に発売。

    1984年(昭和59年) - 夢戦士ウイングマン として ウイングマン が初のテレビアニメ化。初の短編集 桂正和コレクション 1巻を発売。

    1985年(昭和60年) - 「超機動員ヴァンダー連載開始( - 1986年)。

    1987年(昭和62年) - 「プレゼント・フロム LEMON連載開始(同年終了)。

    1988年(昭和63年) - 「小さな灯り」を 週刊少年ジャンプ特別編集 スーパージャンプ に掲載。初の青年誌掲載。

    1989年(平成元年) - 「電影少女連載開始( - 1992年)。

    1991年(平成3年) - 電影少女 -VIDEO GIRL AI- として 電影少女 が初の実写映画化

    1992年(平成4年) - 電影少女 -VIDEO GIRL AI- として 電影少女 が初のOVA化。 週刊少年ジャンプ特別編集増刊 V JUMP において「SHADOW LADY」【VJ版】連載開始( - 1993年)。

    1993年(平成5年) - 「D・N・A? 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」連載開始( - 1994年) 。

    1994年(平成6年) - OVA I・Я・I・A ZЁIЯAM THE ANIMATION キャラクターデザインを担当。

    1995年(平成7年) - 「SHADOW LADY」【WJ版】連載開始( - 1996年)。

    1996年(平成8年) - 「エム」を MANGAオールマン に掲載。初の青年向け漫画。

    1997年(平成9年) - 「I"s連載開始( - 2000年)。

    1998年(平成10年) - 初のイラスト集 4C を発売。

    1999年(平成11年) - ゲーム LOVE & DESTROY キャラクターデザインを担当。

    2002年(平成14年) - 「M 完全版」より活動の場を 週刊ヤングジャンプ に移し、「ZETMAN」を連載開始( - 連載中)。

    [編集] 作風

    同じく漫画家で友人の鳥山明は桂の作風について「(桂は)感動させたくてしょうがない」と評しており、「作風が真逆なくらい違う」鳥山が人間味を表現するのを嫌い明るくくだらないやり取りを好むのに対し、桂はやや暗く感動を誘うような描写を好む。こうした自身の作風について桂は、あすなひろしの”哀しい”作品の影響を述べている。

    コミッカーズ 1997年10月号では「美少女ヒーローカラーで描かせたら右に出る者はいない」との形容によって、桂の作品の特徴を端的に表している。こうした特徴から初のイラスト集である 4C も、恋愛作品のイラストを中心とした「L-side ?LOVERS-side?」とヒーロー物を中心とした「R-side ?HEROES-side?」 という構成になっている。

    [編集] ヒーロー物

    手塚賞佳作受賞作である「ツバサ」から最新の連載作の ZETMAN に至るまで、変身ヒーローを扱った作品が多い。上述の通り高校時代には特撮ヒーローに夢中となってそのトレースのような作品ばかりを書いていたこともあり、初期の作品には特撮ヒーロー物の影響が強い。また、 バットマン 公開以降の作品については同作の影響を自身で述べている。(特撮ヒーロー・バットマンについては趣味の節で後述)

    桂自身ヒーロー物に対してはこだわりがあり、 ZETMAN については物語の構想としては変身ヒーローである意味が無いことを認識しながらも、「僕がやる限りヒーローだよな」との思いから変身ヒーロー物として描いている。

    [編集] 恋愛物

    少年誌でやってる限り、…… ラブコメ が向いているらしくて」と桂自身が述べるように、 電影少女 I"s とヒットし長期連載となった作品には恋愛要素が強い作品が列び、また恋愛を主題とはしていない変身ヒーロー物であっても WJ 時代の連載作品には必ず恋愛要素と性的なサービスカットが含まれている。同じく鳥嶋にラブコメを求め続けられながらも頑なに拒否した鳥山明とは対極的に、桂はその要望を受け入れたことによってヒット作を生み出していった。

    しかしこうした恋愛要素はあくまで編集の意向を汲んで描かれた物であり、初のラブコメディ作品「転校生はヘンソウセイ!?」も担当のアイデアを取り入れることで執筆された作品であった。桂は、恋愛作品は自身の趣味とは全く異なるものではあるが嫌ではない旨を述べ、最初のラブコメを苦痛無く悩まず描けたことがその後へと繋がっていったと懐述している。ただし、「( 電影少女 の開始時には)恋愛モノなんて、イヤでイヤでしようがなかったし、連載で描き続ける自信など、まるでなかった」や、「自分に求められている物を意識しすぎて、……恋愛やエロを入れなきゃとか」などのより消極的な発言も見られ、上述の通り自身の趣味からではなく編集の意向によって恋愛物が作成されたことを裏付けている。

    なお、恋愛物についてはラッセ・ハルストレム映画 マイライフ・アズ・ア・ドッグ の影響を自身で述べている。

    [編集] 性的描写

    鳥山は桂との対談で「(桂は)エッチなのが武器」と述べており、性的な描写は桂の作品の魅力の一つとなっている。サービスカット ウイングマン 初期より登場していたが、 電影少女 連載中に性的な表現に対する大きな転機が訪れる。当初恋愛物の執筆にあまり乗り気ではなかった桂は、せめてもの抵抗として少年誌にありがちな恋愛漫画を避けようとリアリティ(現実感)ある描写を求めていく。そして男女交際の帰結としてベッドシーンなどにも踏み込んでいくが、「キスまで」という少年誌的な制約は厳しく、桂はこの制約の中で「裸を出さずにエッチに描く」ことにより、際どくリアリティのある描写を目指していく。とはいえその限界の見極めは難しく、 電影少女 では単行本に収録される際の修正・単行本発行後の修正・山口県での第3巻の有害図書指定と、当時強まっていた漫画に対する表現規制のあおりを直接受けることとなった。こうした際どい表現方法は、以降も桂の作品の特徴となっており、後の「エム」や I"s などにも受け継がれていく。

    [編集] 画風

    美少女ヒーローカラーで描かせたら右に出る者はいないスーパーテクニシャン」と言われるように、画力の高さには定評がある。しかし桂自身ではあまり自分の画力を評価しておらず、絵柄の変更に抵抗を持たずに作品に合わせて意図的に変化させている。

    大きな転機となったのは 電影少女 の原型となった読切「ビデオガール」の頃で、それまでの絵柄を壊しリアリティのある絵柄を模索し始める。これは 電影少女 連載前の漫画を描けない入院生活によって手が自分の絵を忘れてしまったことも転機とはなっているが、その他にも自分のキャラクタールックスに飽きたこと、アイドル好きが加熱していたこともあり自分の絵よりも現実の女の子の方が可愛いと思っていることなどが理由として挙げられている。

    その後の D・N・A? ではコミックらしさにこだわって描き、最新作の ZETMAN ではシリアスストーリーに合わせ劇画にしている。鳥山明との合作「さちえちゃんグー!! 」では好きでありながら自分で封印しているデフォルメにも挑戦している。

    [編集] 美少女

    上述の通り桂の描く美少女には定評があるが、「ウイングマン」の連載中には担当編集より「色気がない」との指摘を受けていた。この指摘から桂は色気を出して描くことを意識するが、その結果として女の子を主人公にした作品の依頼しかこなくなったと語っている。ただし、早い時期から美少女の描写は評価されており、「ウイングマン連載中ファンレターや 超機動員ヴァンダー の巻末にコメントを寄せた土居孝幸からは共に「女の子が可愛い」との評価を受けている。少女の描写の中でも特に尻の描写は評価が高く、鳥山は「桂君と言えばお尻」との理由によって「さちえちゃんグー!! 」の主人公さちえの痣を尻に設定している。また同じく漫画家河下水希も、「桂正和先生の描かれるお尻なんて物凄い」と評している。

    美少女を描くのに当たり桂は、グラビアなどからイメージをする程度にとどめ、特定のモデルを決めずに描いている。これは特定のモデルを決めて描くと目の大きさなどのバランスが絵としては悪くなり、修正を加えていっても良い物が描けないことによる。

    [編集] 趣味

    趣味は映画鑑賞グッズコレクション。また高校時代には特撮ヒーローにも夢中になっていた。

    映画鑑賞のために自宅地下にはバットマングッズコレクションルームも兼ねたAVルームを設けており、かなりの予算をかけている。好きな映画監督としてはサム・ライミを挙げており、 死霊のはらわた からの熱心なファン。2002年(平成14年)の スパイダーマン 公開に当たりライミが訪日した際には、 週刊ヤングジャンプ の企画で対談を果たしている。

    コレクションの対象としては、バットマングッズアンティークウォッチスニーカーが挙げられている。

    [編集] 特撮ヒーロー

    東映の特撮変身ヒーローは桂がヒーロー物を描くようになった原点であり、デビュー前の時期にはそのトレースしただけの様なSF作品ばかりを描いていた。

    特撮ヒーローに夢中となったきっかけは高校時代に 電子戦隊デンジマン と出会ったことにある。同作は桂にとっての「エポック」であり、「僕の中で戦隊物であれを越えられる物はない」と語っている。 ウイングマン ではデザイン面での同作の影響を述べており、 ウイングマン の元となった「ツバサ」執筆時には デンジマン のことしか頭の中になかったとの懐述もしている。また、同時期の短編「学園部隊3パロかん」とその続編「学園部隊3パロかんII」では、 太陽戦隊サンバルカン バトルフィーバーJ と言った戦隊物パロディを描いている。

    こうしたヒーロー物への熱意は漫画自体への影響には留まらず、専門学校時代には自主制作映画の中で サンバルカン コスプレを行い、 大戦隊ゴーグルファイブ レッドコスプレで学園祭に参加していた。また「ウイングマン」の連載開始後には100万円以上のウイングマンコスプレを作って単行本各巻目次背景に写真を掲載し、単行本ではおまけページにおいて変身アクションの解説まで作成している。

    [編集] バットマン

    バットマングッズコレクターとしても有名で、1997年(平成9年)の バットマン&ロビン Mr.フリーズ逆襲 ではパンフレットにコメントを寄稿、2008年(平成20年)にバンダイより発売される ダークナイト アクションフィギュア MOVIE REALIZATION BATMAN&BAT-POD ではスーパーバイザーを務め、デザインアレンジパッケージイラストを担当している。ファンとなったきっかけは1989年の映画 バットマン ティム・バートン)で、同作によって「ウイングマン」の連載終了後には飽きていたヒーロー物に対する情熱が再燃した旨を語っている。

    映画自体については「好きな映画ではあるが一番おもしろい映画ではない」と述べており、桂にとってのバットマンの魅力はバットマンキャラクター性にある。誰も見ていないところでコウモリの格好をしてどちらが悪人だかわからなような対応でチンピラに脅しをかけるといった行動や、怖い容姿をして常に怒っている正義の味方バットマンと馬鹿みたいに笑っている悪役ジョーカーの両方が同じ位に狂気に満ちていることが、東映特撮によって作られた桂にとってのヒーロー像とは異なり新鮮であったこと、そして自分がヒーローであることを見て欲しい自己中心的な性格が ウイングマン の健太とシンクロしたことをその魅入られた理由として挙げている。また一番好きな敵キャラクターとしてはジョーカーを挙げ、敵がジョーカーであった事もバットマンに没頭した理由の一つである旨を述べている。

    バットマン&ロビン 特集号の S.M.H. VOL.8 では自作のバットマン胸像が表紙を飾り、「自他ともに認める強度のバットマニア」との形容と共にバットマングッズコレクターとしての取材を受けた他、 フィギュア王 NO.27でも「漫画界きってのバットマニア」として取材を受けており、これらの取材ではバットマングッズコレクションルームを兼ねた自宅地下のAVルームを公開している。

    バットマンは桂の作品にも影響を与えており、特に SHADOW LADY と読切「ZETMAN」はバットマン世界観へのオマージュ作品となっている。より直接的な描写としては、頭の「とがった耳」をバットに変えたパロディキャラクター「ばっとマン」が 電影少女 の作中に登場している。

    なお、愛犬はバットマン登場キャラクターアルフレッドにちなみ、雌であるためアルフレッコと名付けられている。

    [編集] 作品リスト

    [編集] 漫画作品

    各作品の詳細などについてはリンク先の各記事を参照。太字は連載作品で、同名の作品は【 】内の注記で区分をつけている。表記はデフォルトでは大きく連載作品と読切作品を分け、それぞれ発表順とした。年は原則発表年だが、雑誌未掲載作品については執筆年で代用している。掲載・短編の収録本・メディアミックスについては以下の記号・略号を用いる。

    〈掲載〉(特記のない限り全て集英社)FJ:フレッシュジャンプ / SJ:週刊少年ジャンプ特別編集 スーパージャンプ / VJ:週刊少年ジャンプ特別編集増刊 V JUMP / WJ:週刊少年ジャンプ / YJ:週刊ヤングジャンプ / MA:MANGAオールマン / SQ:ジャンプスクエア / BL:Bitch's Life Illustration FIle(グラフィック社) / 未:雑誌未掲載

    〈R:短編の収録本〉○: 桂正和コレクション VOL.1収録 / ●: 桂正和コレクション VOL.2収録 / ☆: ZETMAN 桂正和短編集 収録 / ★: M エム 収録 / 未:単行本未収録

    メディアミックス〉A:アニメ化(O:OVA・T:TVアニメ) / N:小説化 / G:ゲーム化 / O:その他(B:ボックスセット化・M:実写映画化・R:ラジオドラマ化)

    連載作品 読切作品
    作品名 掲載 R 注記 A N G O
    1 ういんくまん
    ウイングマン
    1983年 - 1985年 WJ 変身ヒーロー作品。連載デビュー作。 T
    2 ちようきとういんうあんたあ
    超機動員ヴァンダー
    1985年2 - 1986年 WJ 変身ヒーロー作品。
    3 ふれせんとふろむれもん
    プレゼント・フロム LEMON
    1987年 WJ アイドル作品。
    4 てんえいしようしよ
    電影少女
    1989年3 - 1992年 WJ 恋愛作品 (SF) 。 O R
    M
    5 しやとうれてい1
    SHADOW LADY【VJ版】
    1992年 - 1993年 VJ 変身ヒーロー作品。
    6 ていえぬええとこかてなくしたあいつのあいつ
    D・N・A? 〜何処かで失くしたあいつのアイツ
    1993年2 - 1994年 WJ 変身ヒーロー作品。 T
    O
    7 しやとうれてい3
    SHADOW LADY【WJ版】
    1995年2 - 1996年 WJ 変身ヒーロー作品。
    8 あいす
    I"s
    1997年 - 2000年 WJ 恋愛作品。OVA化は2度なされている。 O B
    9 せつとまん2
    ZETMAN連載版
    2002年3 - YJ 変身ヒーロー作品。連載中
    10 つはさ
    ツバサ
    1980年 変身ヒーロー作品。第19回手塚賞佳作。
    11 てんこうせいはへんそうせい
    転校生はヘンソウセイ!?
    1981年1 WJ 恋愛作品。デビュー作であり、第21回手塚賞準入選作。
    12 かくえんふたいさんはろかん1
    学園部隊3パロかん
    1981年2 WJ増刊 変身ヒーローパロディ作品。続編に「II」がある。
    13 かくえんふたいさんはろかん2
    学園部隊3パロかんII
    1981年3 変身ヒーローパロディ作品。「学園部隊3パロかん」の続編。
    14 なつにすすみ
    夏にすずみ!
    1982年1 FJ 恋愛作品。「すずみシリーズ」第1作。
    15 あきにすすみ
    秋にすずみ…
    1982年2 FJ 恋愛作品。「すずみシリーズ」第2作。
    16 うおおくまん
    ヴォーグマン
    1985年1 WJ増刊 変身ヒーロー作品。
    17 すすかせのはんてのん
    すず風のパンテノン
    1986年1 WJ増刊 変身ヒーロー作品。
    18 かな
    KANA
    1986年2 WJ 恋愛作品。
    19 ちいさなあかり
    小さな灯り
    1988年1 SJ 恋愛作品。初の青年誌掲載。
    20 えとらんせ
    エトランゼ
    1988年2 WJ増刊 恋愛作品。原案・大場ひろし。
    21 しんのしん
    SHIN-NO-SHIN 愛と憎しみのタイムスリップ
    1989年1 WJ 恋愛作品 (SF) 。
    22 ひておかある
    ビデオガール
    1989年2 WJ増刊 恋愛作品 (SF) 。
    23 ううまんいんさまん
    WOMAN IN THE MAN -男の中の女-
    1993年1 WJ 恋愛作品 (TSF) 。
    24 せつとまん1
    ZETMAN読切版
    1994年 WJ増刊 変身ヒーロー作品。
    25 しやとうれてい2
    SHADOW LADY読切版
    1995年1 WJ 変身ヒーロー作品。
    26 えむ
    エム
    1996年 MA 恋愛作品。初の青年向け。後に加筆され「M 完全版」に。
    27 とくたあちやんはりい
    Dr.チャンバリー
    2000年 WJ WJ 2000年3・4合併号に掲載。全39頁、冒頭4頁カラー
    吸血鬼にされた医者を主人公としたSFファンタジー作品。
    28 あはあしん
    a virgin
    2001年 BL 韮沢靖イラスト集に掲載されたエロティックイラスト
    29 えむかんせんはん
    M 完全版
    2002年1 YJ 恋愛作品。「エム」に加筆した作品。
    30 きおくのめいきゆう
    記憶の迷宮
    2002年2 YJ 「M 完全版」関連作品。
    31 さちえちやんくう
    さちえちゃんグー!!
    2008年 SQ ヒーロー作品。原作・鳥山明

    [編集] 書籍

    [編集] 漫画単行本

    書誌情報の詳細などについてはリンク先の各記事を参照。書名が同じ物は【 】内の注記で区分をつけている。デフォルトでの表記は作品毎にまとめてオリジナルの発売順とし、短編集については最後にまとめた。発行レーベルについては以下の略号を用いる。

    〈L:レーベル〉(特記のない限り全て集英社)JC:ジャンプ・コミックス / JCSジャンプ コミック セレクション(発行:ホーム社・発売:集英社) / JSAジャンプ スーパー エース(発行:創美社・発売:集英社) / JSCジャンプ スーパー コミックス(発行:創美社・発売:集英社) / YJCヤングジャンプ・コミックス / 文庫集英社文庫コミック

    オリジナル 再出版 短編集
    書名 発行年 L 判型 巻数 注記
    1 ういんくまん1 ウイングマン【JC版】 1983年 - 1986年 JC 02
    新書
    13
    2 ういんくまん2 ウイングマン愛蔵版 1992年 不明 05 B6 7 愛蔵版としてハードカバーでの再出版
    3 ういんくまん3 ウイングマン文庫版 1998年 文庫 01 文庫 7 文庫での再出版
    4 ちようきとういんうあんたあ1 超機動員ヴァンダー【JC版】 1987年 JC 02
    新書
    2
    5 ちようきとういんうあんたあ2 超機動員ヴァンダーワイド版】 1995年1 JCS 03 小B6 2 ワイド版での再出版
    6 ちようきとういんうあんたあ1 超機動員ヴァンダー文庫版 2001年 文庫 01 文庫 1 文庫での再出版
    7 ふれせんとふろむれもん1 プレゼント・フロム LEMON【JC版】 1988年 JC 02
    新書
    2
    8 ふれせんとふろむれもん2 プレゼント・フロム LEMON ワイド版】 1994年 JCS 03 小B6 2 ワイド版での再出版
    9 ふれせんとふろむれもん3 プレゼント・フロム LEMON文庫版 2001年 文庫 01 文庫 1 文庫での再出版
    10 てんえいしようしよ1 電影少女【JC版】 1990年 - 1993年 JC 02
    新書
    15
    11 てんえいしようしよ2 電影少女愛蔵版 1997年 - 1998年 不明 05 B6 9 愛蔵版としてハードカバーでの再出版
    12 てんえいしようしよ3 電影少女文庫版 2003年1 文庫 01 文庫 9 文庫での再出版
    13 ていいえぬええつう D・N・A? 〜何処かで失くしたあいつのアイツ 1993年 - 1995年 JC 02
    新書
    5
    14 しやとうれてい SHADOW LADY 1996年 JC 02
    新書
    3
    15 あいす1 I"s【JC版】 1997年 - 2000年 JC 02
    新書
    15
    16 あいす2 I"s完全版 2005年2 - 2006年 YJC 06 A5 12 完全版での再出版
    17 せつとまん ZETMAN 2003年2 - YJC 03 小B6 12 続刊中であり、巻数は2009年10月17日現在のもの。
    18 えむ M エム 2005年1 YJC 08 B5 1 ハードカバー愛蔵版限定特装版あり。
    19 かつらまさかすこれくしよん1 桂正和コレクションJSC版】 1984年 JSC 02
    新書
    1 短編集
    20 かつらまさかすこれくしよん2 桂正和コレクションワイド版】 1989年 JSA 06 A5 2 短編集。1巻は新書版に1作追加した再出版
    21 せつとまんかつらまさかすたんへんしゆう ZETMAN 桂正和短編集 1995年2 JC 02
    新書
    1 短編集

    [編集] イラスト集

    4C 集英社、1998年8月9日初版第1刷発行、ISBN 4-08-782762-3 - I"s 初期までのカラーイラスト等を収録。3冊組。タイトルは4色カラー (color) 原稿に由来するが、イラスト集自体は特色を加えた5色での印刷となっている。

    L-side ?LOVERS-side? Katsura Masakazu Illustrations 1 - 恋愛作品のイラスト等を収録。

    R-side ?HEROES-side? Katsura Masakazu Illustrations 2 - ヒーロー作品や短編のイラストインタビュー、作品リストゲストメッセージを収録。

    SHADOW LADY Katsura Masakazu Illustrations 3 - 「SHADOW LADY」【VJ版】を収録。

    I"s ILLUSTRATIONS 集英社、1999年12月9日初版第1刷発行 - I"s BOXの一部。名前の通り I"s カラーイラストのみを収録。

    [編集] その他

    [編集] イラスト

    ジュール・ヴェルヌ(著)・横塚光雄(訳) 十五少年漂流記 集英社集英社文庫〉2009年4月8日改訂版第1刷、ISBN 978-4-08-760572-3【表紙イラスト

    [編集] キャラクターデザイン

    I・Я・I・A ZЁIЯAM THE ANIMATIONOVA】(1994年)

    LOVE & DESTROYプレイステーションゲームソフト】(1999年)

    [編集] フィギュア

    アクションフィギュア MOVIE REALIZATION BATMAN&BAT-POD【スーパーバイザーイラストも担当】

    スーパーバイズドフィギュア I"s Pure完全監修

    [編集] 曲

    OVA 電影少女 -VIDEO GIRL AI- のサウンドトラックCD(どちらも発売はビクター音楽産業)において、歌・作詞・作曲に一部参加している。

    電影少女 オリジナル・サウンドトラック (1992年3月27日)収録曲

    あの日に…(歌:木村真紀、作詞:桂正和、作曲:松浦有希

    明日は明日(歌:桂正和、作詞:田口俊、作曲:岡田徹

    電影少女 2ndイメージ・サウンドトラック -Memories- (1992年3月27日)収録曲

    心の水たまり(歌:桂正和、作詞:泉水敏郎、作曲:岡田徹鶴来正基

    まだ見ぬ夢(歌:桂正和、作詞:覚和歌子、作曲:桂正和

    [編集] 出演

    映画 電影少女 -VIDEO GIRL AI- (1991年6月公開) - カメオ出演

    映画 ゼイラム (1991年12月公開) - 専門学校の先輩、雨宮慶太の監督作。通行人役として。

    TV 爆笑問題のススメ 札幌テレビ、2007年3月13日放送) - ゲストとして。

    インターネットTV 東京デンジャラスnight (2007年3月13日・11月6日放送) - まんだらけのインターネットテレビMandarayの番組。韮沢靖と共に2回出演

    [編集] 関連人物

    [編集] 鳥山明

    鳥山明と桂は鳥嶋和彦によって才能を見出された友人同士であり、数少ない漫画家の友人の中で最も親交の深い人物として互いに互いを挙げている。またアシスタント経験の無い桂は鳥山に漫画の相談をすることもあり、鳥山との関係について「師匠と言ってもいいかも」や「学校の先生のようなもの」と表現している。

    初期には共に田舎出身であることから、鳥山が Dr.スランプ に田舎者として桂を登場させ、桂が ウイングマン に都会者であるかの様に振る舞う「生徒会トリヤマ」や「Mr.マヤリト」として鳥山を登場させるなどと、互いに相手のほうが田舎者であると冗談でけなし合うやり取りを ジャンプ 誌上で行なっていた。また、桂が病気療養の為に「ウイングマン」を一時休載した際には、応援コーナー「がんばれ! がんばれ! 桂くん! 」に「イナカ友だち」として鳥山がタイトルイラストを寄稿している。

    互いの作品に影響を与えている場合もあり、 ドラゴンボール において孫悟空が界王を笑わせる為に使ったギャグは桂が考えた物であり、フュージョンポーズの考案にも関わっている。一方、「すず風のパンテノン」は鳥山との雑談の中から生まれ、 D・N・A? で主人公が髪の色を変えて変身するのは鳥山のアドバイスによるものである。また ZETMAN では車のデザインを行なっている。

    2008年には原作:鳥山明・漫画:桂正和で読切「さちえちゃんグー!! 」を共作。また2009年末からは、同じ分担で「JIYA(ジヤ)」を 週刊ヤングジャンプ において3話の短期集中連載を行なう。

    [編集] さちえちゃんグー!!

    「さちえちゃんグー!! 」は原作:鳥山明・漫画:桂正和による読切漫画作品。 ジャンプスクエア 創刊記念読切シリーズとして同誌2008年5月号に掲載。全53ページで巻頭3ページカラー。鳥山の意図によりレトロな作風となっている。

    忍者の末裔である女子高生さちえを主人公とし、助っ人を求めて地球にやって来た宇宙人が彼女と共に格闘大会チャンピオンザリド用心棒として自分たちの星へと連れて行く物語。

    原作ぐらいだったら出来るかも」とほのめかしていた鳥山に、桂を作画とした読切の執筆を編集長茨木政彦が打診。旧知の仲であり、作風が正反対な桂との合作に興味を持ち承諾した。一方桂は鳥山より合作の連絡を受け、「ZETMAN」の連載があることからも当初冗談だと思っていた。執筆に当たり桂は原則鳥山スタイルに合わせることとし、編集者のようなスタンスで打ち合わせを行なった。しかし感動的な描写を意図的に避ける鳥山と入れたがる桂とでネームの打ち合わせは難航した。

    [編集] 漫画関係者

    鳥嶋和彦 元担当編集者で、桂を漫画家としての成功へと導いた功労者。月例新人賞に応募してきた桂の作品を見て、「一コマだけいい顔あったから」と声をかけて担当となりデビューへと導いた。またターニングポイントとなった「ビデオガール」・ 電影少女 も鳥嶋の協力の元で誕生している(詳しくは来歴の節で上述)。なお「ビデオガール」の完成後、桂は鳥嶋が担当から外れたこともあり好評だった別の読切「SHIN-NO-SHIN」での連載を考えていたが、副編集長となった鳥嶋の推しにより「ビデオガール」を元とした連載を開始することとなった。また「SHADOW LADY」の名付け親でもある。 黒岩よしひろ 元アシスタント。病気で休載した時期もあわせて二年近くアシスタントを経験した。渡辺満里奈のファンであったことから、桂と渡辺の対談に付いて行っている。 稲田浩司チーフアシスタントであり、桂のアシスタント時代にデビューしている。一年半ほどアシスタントを経験した。

    [編集] 専門学校の同窓生

    雨宮慶太 専門学校の2年先輩。雨宮の監督映画 ゼイラム (1991年12月公開)に“通行人”として桂が出演した他、同作のアニメ化作品 I・Я・I・A ZЁIЯAM THE ANIMATION キャラクターデザインを桂が担当している。また雨宮の 未来忍者 慶雲機忍外伝 に触発され、桂は和風をコンセプトとした読切「SHIN-NO-SHIN」を描いている。 寺田克也 専門学校の1年後輩。「SHADOW LADY」【VJ版】第1回の背景を描いている。 竹谷隆之 専門学校の1年後輩。 ZETMAN キャラクターデザインに協力。また竹谷が造形を担当しているMOVIE REALIZATIONシリーズにおいて、桂がバットマンスーパーバイザーを務める。また、関連シリーズであるMANGA REALIZATIONの第1弾としてウイングマンを造形制作している。

    [編集] その他

    韮沢靖 雨宮を介して知り合う。 ZETMAN キャラクターデザインに協力。また桂は韮沢によるオムニバスイラスト Bitch's Life Illustration FIle に「a virgin」を寄稿している。 金田龍 寺田を介して知り合う。実写映画 電影少女 -VIDEO GIRL AI- の監督を務めた。また実現はされなかったが、金田を監督に D・N・A? 実写映画化する企画もあった。 酒井法子 桂が酒井のファン。コミック巻末において2度の対談を行っており、OVA 電影少女 -VIDEO GIRL AI- のサウンドトラックCDにも参加している。また 電影少女 13巻表紙の天野あいは、酒井をモデルに描かれている。

    [編集] 参考文献

    主要参考文献のみを記載。この他の参考文献については個別脚注方式で#出典に記載している。

    [編集] 書籍・雑誌

    [編集] Web

    ◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『さちえちゃんグー!!』より
    取得日:2009-12-05

    さちえちゃんグー!!の関連サイト

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