ちょこっとヒメ は、カザマアヤミによる漫画作品。2005年11月26日発売の 月刊ガンガンWING (スクウェア・エニックス発行)2006年1月号から連載中。
ちょこっとヒメの概要
猫や犬やその飼い主たちの暮らしを描いた、主に4コマの動物漫画で、コマによっては猫や犬が人型に描かれるのが特徴である。ただし、変身等をしている訳ではなく、同一の存在である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
ちょこっとヒメのあらすじ
ある家にもらわれた一匹の子猫は、恐怖心からその家を抜け出してしまう。そこに通りかかった青年に拾われ、「ヒメ」と名づけられた子猫のあらたな生活がスタートする。
ちょこっとヒメの登場キャラクター
※キャストはドラマCD版のもの。
ヒメ 声 - 阿澄佳奈 主人公の子猫。「ヒメ」という名前の由来は、出会ったときに悲鳴を上げていたから。 親離れした後、友人の頼みが元で徳川翠(後述)に譲られたが、いきなり徳川家の飼い犬たちの中に放されてしまい、パニックを起こして飛び出してしまった。犬に追いかけられている所をナベに拾われ、そのまま飼われる事に。ナベを「にいちゃん」と呼んで、とても懐いている。 様々なものに興味を示す、好奇心旺盛な遊び盛り。にも関わらずとても臆病な性格の持ち主であり、環境の変化などで極度のストレスを感じると狂乱して大暴れする。最初の頃はねずみすら怖がっていた。まだ平仮名でしか話せないものの語彙は豊富。 トイレの砂は極力触りたくないが、こだわりはある。 渡辺(わたなべ) 名前は不詳 声 - 岸尾だいすけ ヒメの飼い主。学生。 母親には、なぜか「おにいちゃん」と呼ばれている(ヒメの「にいちゃん」という呼び方は母親のそれにならっている)。父親は猫アレルギーだが、ヒメは上の自分の部屋で飼っている(両親の部屋は下)ため、飼う事に問題は無い。友人知人には「ナベ」「なべちん」「ナベ兄」などと呼ばれ慕われている。が、同時に「惜しい人」とも呼ばれ、ヒメ以外の異性にはまったくモテない。活発かつ粗暴な既婚の姉がいる。 猫を飼うのは初めてで、慣れないことに四苦八苦しつつも、ヒメを可愛がっており、坂下姉弟(後述)に負けず劣らずの「親バカ」(動物の飼い主として、写真を撮りまくったり知り合いに自慢したがる・可愛げなヒメを見逃さずに写真に収めようと目論む等)になりつつある。ヒメに関して何かあると、前髪が変な形になったり、見るからに顔色が悪くなったりする。 「マニュアル人間」と呼ばれるほどQ&Aを参考にしたがるが、2巻でヒメをお風呂に入れる際マニュアルを落としてしまってからは、マニュアルを取り出すシーンは出ていない。しかし、4巻では、ヒメのトイレ事情を知るために自らマニュアル作成を試みている。 下っ端気質のため、千鳥を叱る颯子(後述)の姿に跪いたり、陽太を心配するしろこ(後述)に敬語を使ったりする。 しろこ 声 - 仙台エリ ヒメの友達。もっさりとした、真っ白なペルシャ猫。 物腰が上品で、お嬢様のような性格(時々忘れて猫っぽくなるが、ハッと気づいてきりっとしたりする)。飼い主(陽太)を心から愛しているが、その扱い(いじり)にはストレスを感じていて、頭に十円ハゲがある。興奮すると自分や他の猫の毛を抜く癖がある。身体が左右対称なのが自慢で、左右対称でないものが許せない(ヒメやくっきーも毛並みが乱れて左右対称でないとイライラしてしまうほど)ため、自分の尻尾を舐めて毛並みを乱す犬が基本的に嫌い。ヒメに対しては、度々姉貴分として世話を焼く。木には登れず、あまり運動は得意ではない。飼い主である陽太に影響されてか、Sの面もある。 子猫の頃は、じゃれつかない、気取っている等の理由でなかなか売れずにいたが、それでもプライドを保ち続けているその姿を陽太が気に入り、買われる。 大川 陽太(おおかわ ようた) 声 - 斎賀みつき しろこの飼い主の少年。ナベと同じアパートに住んでいる。 愛ゆえにわざとしろこの嫌がることをして、その反応を楽しんでいる(というよりしろこの気持ちが今一つ読めず、好意が裏目に出続けている)。動物(特に飼い猫)だけでなく、人をおちょくるのも好き。(主に朝生)料理が得意で、しろこの食事を毎回自作している。時折作ったものをナベにおすそ分けしている。顔は母親に、性格は父親に似ているらしい。 他の人にしろこを弄られると、少々性格が黒くなる(幼児にしろこをブタ呼ばわりされた時や、渡辺の友達がしろこにキスをしたり)。だが、自分は愛情入り故にセーフらしい。 くっきー 声 - 沢城みゆき ヒメの友達の犬。 ヒメが初めて出会った時は捨て犬だったが、後に朝生に拾われ、莉夕に名づけられた。名前の由来は毛並みの色が茶色でクッキーのようだから。かなりスローモーでマイペース、けっこう天然ボケ。暗闇にトラウマがあり、黒いもの全般が苦手。そのため、千鳥やその軍団に対し恐怖心を持つ。 朝生や莉夕の言う事には殆ど従わないのに対し、颯子を飼い主たちのリーダーだと思っているらしく、彼女の言うことには従う。しかし、朝生や莉夕の事も大好きであり、誰よりも懐いている。 坂下 朝生(さかした ともき) 声 - 日野聡 くっきーの飼い主の一人。ナベの同級生の少年。 素直ではないが、くっきーにはかなりの親バカ。その意地っ張りな性格に、陽太からは「しろこに似ている」と評されている。 莉夕とは双子の姉弟。姉の莉夕には頭が上がらなくなるときがある。 クールだが優しいという面から、女性にはモテる。莉夕はそれを嫌がっていたが、ある日に妙で失礼な誤解をし、彼を変態扱いする。ちなみにヒメのことは普通に好きだが、ヒメの方はそうでもなく、マタタビ酔いから覚めた際自分を撫でようとした彼を犯罪者を見るような目付きで見たこともある。 坂下 莉夕(さかした りゆ) 声 - 釘宮理恵 くっきーの飼い主の一人。ナベの同級生の少女。 朝生と同様に親バカで、くっきーに対して非常に甘い。犬も好きだが、猫も好き。弟好きだが、動揺したりすると激しくドツく。ヒメには「おっきいワンチャン」と思われ、ナベ程ではないにしろ懐かれている(頭のツインテールがヒメには犬の耳に見える為)。 学校では颯子(後述)と共に、「パンチの莉夕」と呼ばれている。 千鳥(ちどり) 声 - 諏訪部順一 大人のオス猫。黒猫。 プレイボーイな性格で、自分の遺伝子を後世に残すことが生きがい。子猫のヒメやしろこにも“将来的に”子を産ませようと企む。今現在も数多くの子供がおり、隣街は子供や他の一族に占拠された黒猫だらけの「呪われた街」と化している。非常に物知りだが、適当なことを言うこともある。犬には トラウマを抱いており、くっきーでさえ苦手。しかしプライドの高さから、周りには 犬を憎んでいる と言ってそれを悟らせない。 人間も嫌いだが飼い主の颯子は例外で、押し倒したり、首に巻きついていたりと、非常になついている。飼い主の颯子以外の人間(特に男)はすべて敵対視している(本人曰く「自分の遺伝子を残すことができない」から)。 荻野谷 颯子(おぎのや そよこ) 声 - 皆口裕子 千鳥の飼い主。ナベの同級生の少女。 おっとりとした印象にそぐわぬ怪力の武闘派で、裏では「キックの颯子」と呼ばれるほど(千鳥の「しつけ」のために蹴り折った木は数知れず)。見た目の清楚さと性格から男子に人気があるが、裏の凶暴さにひれ伏したい体育会系の男子も一部存在する。 徳川 翠(とくがわ みどり) ヒメの最初の飼い主。友人から譲られた際「慶喜(よしのぶ)」と名づけた(普段は「よっちゃん」と呼んでいた)。 3匹の犬(家康(いえやす)、綱吉(つなよし)、吉宗(よしむね))を飼っていて、家について間もない慶喜に早く慣れてもらおうと、お人よしな犬たちの中に放ってしまったが、それが幼い慶喜(よっちゃん)にパニックを起こし、逃げるように飛び出すという結果を招いてしまった。飛び出したまま行方不明になった幼少のよっちゃんをずっと気にしていたが、優しそうな男性(ナベ)に拾われ、「ヒメ」という名でかわいがられ、その男性にもなついていることを知り、とりあえずは安心した。ただ、渋い趣味の持ち主らしく「ヒメ」よりも「慶喜」の方がかわいい名前だと思っている。 山田(やまだ) ナベの近所に住んでいる腰の曲がった老人。3匹の土佐犬を飼っているがしょっちゅう迷子になるらしく、その度ナベに探してもらっている。一見するとひ弱そうだが、一頭約60?あるとされる土佐犬を三頭いっぺんに持ち上げることが出来るなど実は剛力である。 楊貴妃・クレオパトラ・小野小町 山田の飼い犬の土佐犬三姉妹。厳つい外見とは裏腹に擬人化した姿は美人であり、性格もしとやかで主人想いである。よく迷子になってはナベに見つけてもらっている。 一沙(かずさ) ナベの姪。年齢は自称「てんさい」(5?6歳と思われる)。母親が一沙をナベの元に預けていった時、自分より「年下」と見たヒメは母性本能(姉性?)を刺激され、面倒を見ようとする。が、幼児のバイタリティと好奇心の前に、文字通り「おもちゃにされ」「振り回され」てボロボロになる。 たれ太(たれた) 数多い千鳥の一族の一匹であり、たれ耳が特徴のスコティッシュフォールドの子猫。他の兄弟とは違い、千鳥とあまり似ていない。語尾に ?ぜ だぜ をつける特徴ある口調で話す。ヒメより少し年下であり、懐っこく明るい性格からヒメの母性本能を刺激している。しかし、本人は通行人にじゃれついてみせて餌をもらうなどしながら野良生活を生き抜いており、ヒメよりたくましく世渡り上手で、むしろヒメの方が若干なめられている感もある。現在母猫はいないようで、時折千鳥は父としてだけでなく母親役としてまだ小さいたれ太を見てやっていることも。ちょこっとヒメの読み切り版
ちょこっとヒメ の連載以前に 365日猫! (365にちヒメ)というタイトルの読み切り版が、2005年5月26日発売の 月刊ガンガンWING 2005年7月号特別付録「ガンガンWING 4コマエディション」と7月26日発売の 月刊ガンガンWING 2005年9月号に掲載された。
2005年7月号特別付録掲載分は単行本第1巻に、2005年9月号掲載分は単行本第2巻に収録されている。
ちょこっとヒメのドラマCD
スクエニ4コマ×3フェア
「スクエニ4コマ×3フェア」と題して、スクウェア・エニックス刊行の4コマ漫画3作品 ちょこっとヒメ ・ WORKING!! ・ 勤しめ! 仁岡先生 の3作品を1枚に収録したドラマCDの応募者全員サービスが実施された。応募方法は、2007年10月22日発売の3作品の単行本 ちょこっとヒメ(3) ・ WORKING!!(4) ・ 勤しめ! 仁岡先生(2) のうちいずれか2種類の帯についている応募券と郵便小為替800円を、2007年11月21日(消印有効)までに郵送するというものだった。ドラマCDの発送は2008年2月中旬に行われた。ドラマCD ちょこっとヒメ
マリン・エンタテインメントより、2008年6月25日に発売。 スクエニ4コマ×3フェア版には登場しなかったキャラクターも多数登場する。初回盤にはスペシャルコンテンツを搭載したCD-ROMが封入される。 初回限定版 MMCC-4155 通常版 MMCC-4156 収録内容 1匹め あたらしいおともだち 2匹め びねこしょうぶ 3匹め こわいおと 4匹め ここにいるよ 5匹め ちょこっとみらいよそう 6匹め よーたのおりょうりきょうしつ 7匹め ペットロボットがやってきた ちどりへんちょこっとヒメの書誌情報
ちょこっとヒメの単行本
スクウェア・エニックスより「ガンガンウイングコミックス」として刊行されている。
第1巻 2006年9月27日初版発行 2006年8月26日発売 ISBN 4-7575-1750-5
第2巻 2007年05月27日初版発行 2007年4月27日発売 ISBN 9784757520035
第3巻 2007年11月22日初版発行 2007年10月22日発売 ISBN 9784757521421
第4巻 2008年05月27日初版発行 2008年04月26日発売 ISBN 9784757522688
◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『ちょこっとヒメ』より取得日:2008-07-18
ちょこっとヒメの関連サイト
- ガンガンウイングオフィシャルサイト|新刊情報
ちょこっとヒメ(4) カザマアヤミ. だいすきだよ。 - ちょこっとヒメ - Wikipedia
「スクエニ4コマ×3フェア」と題して、スクウェア・エニックス刊行の4コマ漫画3作品『ちょこっとヒメ』・『WORKING!!』・『勤しめ! - ちょこっとヒメとは - はてなダイアリー
ちょこっとヒメ - リスト::漫画作品タイトル カザマアヤミ作の漫画。 - MARINE CD DATABASE
ドラマCD ちょこっとヒメ【初回版】 2008年6月25日発売 - ちょこっとヒメ、ちょこっと知識鑑定。
主に単行本1~4刊のちょこっとヒメをまとめたモノです。 - e-hon 本/ちょこっとヒメ 3/カザマ アヤミ 著
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