つば九郎

つば九郎(つばくろう)は東京ヤクルトスワローズマスコットキャラクターである。初登場は1994年4月9日の阪神タイガース戦。2008年には、プロ野球のマスコットとしては初めて開催試合連続1000試合出場を達成した。

  • 1 風貌及び特徴

  • 2 性格とパフォーマンス

  • 3 交流関係

  • 4 1000試合連続出場

  • 5 その他

  • 6 脚注

  • 7 外部リンク

  • [編集] 風貌及び特徴

    プロ野球12球団のメインマスコットとしては唯一ユニフォームを(基本的に)着用していないのが他球団マスコットとの大きな相違点である。イベント等で浴衣や眼鏡を身につける時や、ヤクルトアトムス復刻ユニフォームをはじめ特別な機会にユニフォームを着るとき以外は頭以外何も身につけていない。本人いわく「はだかきゃら」。だが、本当はおしゃれを楽しみたいらしい。正装は「裸にネクタイ」である。

    胸にあるSwallowsのロゴはタトゥーであると本人は主張している。実際妹のつばみには同様のロゴは存在していない。

    また、頭には野球帽ではなくヘルメットを着用している。本人いわく、やわらかくて危険とのこと。過去に何度か割れており、最近はチームメイトにたたかれているのでとれそうなのが悩みである。自身の著作において、実はヘルメットをずらせる事が判明。そして2009年5月17日、ついにヘルメットをとった姿をファンの前に披露した。ヘルメットの下はわずかながらリーゼントヘアーである。ただし、福地寿樹は、他の選手やファンに披露する前に知っていた。

    背中には立派な燕尾を有する。通常のツバメとは異なり、先が上を向いているのが特徴。腕の代わりにリストバンドをここに着用する時もある。触ると非常に危険らしいので、触らないことをお勧めする。手羽には指があるため物を器用に扱えるのだが、逆に羽が退化して小さくなっているため飛べない。「自分は敢えて飛ばないツバメ」、「飛ぶ必要がない」と本人は主張している。

    非常に恰幅のよい体型をしており、典型的なメタボである。つば九郎の世界ではこの体型が基準サイズであり、現在さらにメタボ体験中であるとの事。この体つきと白いおなか、黒いせなかといったツートーンカラーの体色からしばしばペンギンと間違えられてしまうので、Suicaのキャラに立候補しようと考えているらしい(頬の赤さや上述の燕尾と、彼がツバメであることを示す特徴はある)。

    ツバメ本来渡り鳥なのだが、つば九郎はツバメ界の最先端をゆく進化したツバメで日本の四季変化に対応する事が可能である。そのため温暖な所へ渡らなくとも生活ができる。反面、恋したツバメと冬には別れてしまうので恋が長続きせず、彼女いない歴15年という状況。

    前転はできるが、大がかりなアクロバットは行わない。フジテレビ系列の番組トリビアの泉内の検証コーナーでプロ野球球団マスコット徒競走が行われた際には、スタートに遅れた事も影響して最下位であった。だが、羞恥心の振付を完璧にこなす他、中日ドラゴンズ投手陣ノックに参加するなど、動きの良さを見せる場面もある。

    名前の由来はツバメの古称「つばくろ」と、「つばぜり合いに強く、苦労(九郎)しながら接戦をものにする」という意味がこめられている。ただし、本人はその事を知らず、「大人の事情」とあまり気にしてはいない。

    [編集] 性格とパフォーマンス

    性格は非常に自由奔放であり、ドアラをして'あの方、自由奔放さでは、ボクの上を行くヒトと言わしめるほどである。行動もマイペース福岡ソフトバンクホークス王貞治監督(当時)に記念撮影サインをお願いした時に、宮本慎也からは怖いものなしと評された。なお、本人は自身が調子に乗りやすい性格である事を悪い癖と自覚はしている。

    おなかは白いがそれとは裏腹に腹黒い性格で、しばしばいたずらをする。ただし、球団から文句を言われることはないらしい。

    上述の通り激しいアクロバットを行わないので、バズーカスタンドへ向けてTシャツを打ち込むのが彼の主なパフォーマンスとなる。不意を突いて妹のつばみなどをバズーカで狙撃する行為は、もはや恒例行事と化している。ホーム神宮球場のみならず、遠征先の球場、さらにはイベント先においてもこのバズーカパフォーマンスを行う事が多い。

    ダンスをする時は、羞恥心のサビにおける振り付けと志村けんの「変なおじさん」の動きを好んで使用する。

    かつて在籍したアレックス・ラミレスとお立ち台などで一緒に行なう息の合ったパフォーマンスもよく知られていた。ラミレスが巨人へ移籍した後はアーロン・ガイエルと同様のパフォーマンスを行うことがある。さらに、2009年よりチームに加わったジェイミー・デントナともパフォーマンスを行い始めている。

    2006年6月7日、スポーツコミュニティサイトSPORA」で公式ブログを開設している。漢字とカタカナアルファベットを知らないのか本文はひらがなで書かれている。写真が多いのも特徴。なお、写真は自ら撮影することが多い。球場やイベント会場デジタルカメラ片手に動きまわっては様々なタイミングで写真をとっている。自分で自分を撮る「せるふぱちり」もよく行うが、最近は腕が鈍ってきているのを気にしている様子。以前は、ブログで自分の名前を漢字で書く練習をしていたものの、 つば丸郎 と書いていた。

    [編集] 交流関係

    同じスワローズマスコット仲間として、つばみと燕太郎がいる。つばみは妹だが、燕太郎は赤の他人であり、縁戚関係にはない様子。つば九郎はつばみに対して様々な悪戯をしており、あまりいい兄であるとは言えない。現在球団のスカウトに就任した八重樫幸雄にも、彼女にあまりちょっかいを出さないよう言われてしまう始末である。

    中日ドラゴンズの大人気マスコットドアラとは同期であり、週刊ベースボールにて対談を行った事もある。つば九郎、ドアラともに筆談形式である。彼の躍進に関しては思うところがあるようで、ライバルとしてかなり対抗意識を燃やしている様子。2009年3月2日にはドアラの新たなる著書、 ドアラのへや??かくていしんこくむずかしい の出版に合わせて初の著作である つば九郎のおなか??しょくよくにまけました (ISBN 978-4-569-70588-0)を出版。出版を記念してのイベントにもドアラと共に参加している。

    ナゴヤドームに遠征した際にはチアドラゴンズダンスに乱入することが多い。このため、チアドラゴンズのメンバーから「エロつばめ」とホワイトボードに落書きされて怒っていた。

    北海道日本ハムファイターズマスコットB☆Bは、つば九郎の2008年オールスターにおけるパフォーマンスの抜け目のなさやブログの雰囲気を自身のコラムで評価(?)している。一方つば九郎も、彼の写真集 B・B Photo Book RUN に直筆でお祝いの言葉を寄稿し、2009年のオールスター中に同書の印税で北海道の幸を御馳走するように頼んだ(同年のオールスターゲーム北海道で開催のため)。

    プロサッカークラブ愛媛FCの試合にも顔を出しており、その際には同チームサポーター衣装を着た姿を見せる。マスコットのオ?レ君とも仲が良く、彼の口から出ている果汁が気になるらしい。

    また、提携している同じ東京ホームプロサッカークラブFC東京に2009年からマスコット東京ドロンパ」が登場したことから、ドロンパ神宮球場を訪問したり、つば九郎達がFC東京の試合に登場するなどの交流を行っている。

    チームメイトとの関係も非常に良好。宮本慎也浦添市での つば九郎のおなか 先行販売では急遽販売員をつとめ、完売させている。また、青木宣親からはデザインがお揃いのグローブプレゼントされている。

    チーム内では福地寿樹と特に仲がよい(福地曰く、つば九郎は仲良しではなくライバルとの事。また、1日につば九郎とのバトルと試合の2戦を行わなければならないとも語っている)。週刊ベースボールマスコット特集号でも福地がつば九郎にむけ寄稿している。つば九郎は内心彼のことを尊敬しているらしい。ただし、1000試合出場の記者会見で、「仲のよい選手は」という質問に「ふくちくんいがい」と答えているように、ツンデレなところもある。

    ブログには他球団の選手もよく登場し、交友関係の広さを窺わせる。中日の荒木雅博井端弘和、阪神の葛城育郎赤星憲広は登場が多い。特に荒木・井端とは「あらいばつばとりお」を(勝手に?)結成しているほど。

    中日ドラゴンズ公式ブログ藤井秀悟金本知憲ブログにコメントを寄せている。もちろん、ヤクルトの選手や他球団選手ブログチェックも欠かさない。

    2009年夏に行われたTOKYO MX後援のコラボレーションイベントであるワッショイTOKYOラリー!でFC東京のマスコット東京ドロンパ」と大井競馬場マスコット「うまたせ!」と一緒にイベントを盛り上げた。

    [編集] 1000試合連続出場

    2008年7月10日の横浜ベイスターズ戦において、ホームゲームでの通算1000試合連続出場を達成した。足かけ15年をかけて達成した記録であり、球団マスコットとしては史上初の快挙であった。ゲーム中に宮本慎也および青木宣親から花束の贈呈がなされた他、球団からつば九郎に向けてヤクルト飲み放題券が贈られた。福地寿樹も個人的に健康グッズプレゼントしている。記者会見では、「まだまだつうかてんです。2000しあいをめざします」と答え、さらなる記録の達成にむけての意欲を語った。

    八重樫はつば九郎の記録達成時に、「あれ、もう?」という印象を受けたと語っている(余談だが、八重樫はつば九郎が2000試合連続出場を目指すため、結婚して身を固めるようアドバイスしている)。

    同様の感覚はつば九郎自身にもあった模様。以前彼が900試合出場を達成した際に球団上層部から1000試合を達成したら表彰する事を告げられ、初めて自身がそれだけ出場していた事実に気づいたと語っている。

    本人曰く、この記録を支えたものは強靭な足腰。

    記録達成後、両手に花束を掲げたつば九郎のシルエットを描いたエコバッグが製作され、球場を訪れたファンたちに配られた。

    なお1000試合連続出場は阪急とオリックスに在籍した島野修スーツアクターとして1996年に達成しているが、こちらはブレーブス時代のマスコットブレービーと、その後を継いだブルーウェーブマスコットネッピーを合わせての記録である。

    [編集] その他

    2009年、つば九郎に球団側から遠征費が出される事が新聞上で明らかにされた。約50回のビジターゲーム各種イベントへの参加に充てられ、その総額は関係者によると数百万円にのぼるという。全国でPR活動を行い、知名度の上昇をもくろむ。

    現住地は神宮球場で、一塁側に家があるらしい。しかし、ピンポンダッシュの危険性からつば九郎の家の具体的な場所は秘密となっている。ドアラもつば九郎が住所を教えてくれたら、頼んだ覚えのないピザを送るつもりである。

    好物は内臓系ビールニンニク。酒好きで、ビールと焼酎があればどれだけでも働くと豪語する。ビールを1ケース飲んでしまうほどの酒豪であるらしい。新橋の立ち飲み屋で小切手を使い飲むほか、球場周辺でも飲むとの事。新陳代謝がよく、ビールをたっぷり飲み汗をかくのでいつも顔はつやつや。

    趣味はカメラと食べ歩き。ネットサーフィンも好きで、YouTubeもお気に入り。動画を朝まで見続けてしまう事もある。好きなテレビは深夜放送全般であるなど、夜更しをしがちである。

    ドアラのへや」における対談で、ドアラのけいらくひこうをつく写真が掲載されている。一子相伝の暗殺拳の心得があるのかは定かではない。

    つばみとフジテレビイメージCMに出演したことがある(2001年のスローガンガッチャ!フジテレビ」の際)。内容はつば九郎がつばみに「結婚してくれ」と愛を告白するが、それをたまたま盗み聞きした石井一久(現・西武)が「兄妹だろ、こいつら」と何故か「兄妹」の立場からツッコミをいれるという内容。

    1997年に関口宏東京フレンドパークIIに当時の野村克也監督が、「中の人」として出てきたことがある。ちなみに、そのときのフレンドパークの出演者は、古田敦也、石井一久、高津臣吾川崎憲次郎伊藤智仁、田畑一也である。当時のつば九郎は現在よりもかなりスリムな体系だった。

    2009年に「つば九郎のおなか」を出版。ドアラとの対談も載っている。「中日ドラゴンズ・スコアラー善村一仁が早くも警戒!」と帯に書いてある。

    また、徳間書店グルメ雑誌である 食楽 の取材を受けたことがある。

    2009年の契約更改の際には、それまでの現物支給(ヤクルト飲み放題)に加え、年俸2896円( つば九郎 語呂合わせから)+出来高払いが追加された複数年契約を球団と締結した。なお、出来高の条件については、「バク宙ができる」ようになった場合は2896万円増、「主催試合2000試合連続出場達成」・「WBC日本代表のマスコット枠に選出」の場合は大幅増。「子供を泣かせる」・「ペンギンと間違えられる」・「つばみ(つば九郎の妹)をいじめる」場合は減俸となっている。

    ◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『つば九郎』より
    取得日:2009-12-28

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