どまつり

にっぽんど真ん中祭り(にっぽんどまんなかまつり)は、8月末に愛知県名古屋市を中心に行われる祭り、コンテスト。通称「どまつり」。

1999年開始。毎年開催されている。

よさこい祭り、YOSAKOIソーラン祭りとともに、日本三大よさこい祭りの一つ。

どまつりの概要

元々は、YOSAKOIソーラン祭りに参加するために結成された名古屋学生チーム 鯱 が始まり。 北海道で得た感動を名古屋にも伝えたいと東海地方普及活動を始め、その思いの元に1999年に第1回にっぽんど真ん中祭りが行われた。

その後毎年開催され、2007年の第9回では、197チーム、23000人の踊り手、また観客動員数185万人と今では名古屋の夏の風物詩となっている。(参加・観客数の推移も参照)

どまつりのルール

踊りの曲の中に地元の民謡の一節を取り入れること。

必ず手に鳴子を持って踊ること。

これらはそれぞれよさこい祭りとYOSAKOIソーラン祭りをモチーフにしている。

どまつりの総踊り

観客動員ゼロの祭りを目指し、踊り子や見物客などの壁をなくし、関わった人全てが一体となって祭りの空間を作り出すために作られた踊りのことである。総踊り文化は、どまつりが発祥となり、全国の祭りに飛び火している。

どまつり総踊りとして「Sutotoco」(ストトコ)「名古屋でGO」「名古屋GO2」「わっしょい!」「どまつり囃子」等がある。

どまつりの沿革

1996年2月 名古屋学生チーム 鯱 が発足

1999年2月22日 大学生による「にっぽんど真ん中祭り実行委員会」誕生

1999年8月 第1回にっぽんど真ん中祭りが行われる。

2001年3月22日 「にっぽんど真ん中祭り普及振興会」設立

2003年2月19日 普及振興会を発展的に改組し「にっぽんど真ん中祭り組織委員会」を設立

2005年3月9日 名古屋市と組織委員会が協働宣言

2007年4月1日 組織委員会を発展的に改組し「財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団」を設立

どまつりの歴代どまつり大賞チーム

第1回(1999年)

第2回(2000年) 鳴海商工会 猩々(しょうじょう)

第3回(2001年) RAN

第4回(2002年) 北海道大学“縁”

第5回(2003年) 笑゛(じょう)

第6回(2004年) 笑゛

第7回(2005年) 日本福祉大学 夢人党(むじんとう)

第8回(2006年) 鳴海商工会 猩々(しょうじょう)

第9回(2007年) 笑゛

第10回(2008年) 鳴海商工会 猩々


どまつりの参加・観客数の推移

開催年 参加チーム 参加者 観客動員数
1999年 26チーム 1500人 32万人
2000年 54チーム 3000人 50万人
2001年 78チーム 6000人 78万人
2002年 105チーム 10000人 102万人
2003年 160チーム 15000人 142万人
2004年 160チーム 18000人 144万人
2005年 175チーム 20000人 197万人
2006年 200チーム 23000人 180万人
2007年 197チーム 23000人 185万人
2008年 207チーム 23000人 140万人

どまつりの全国初となる財団法人化

祭りを開催するにっぽんど真ん中祭り組織委員会は、愛知県知事の許可を受けて平成19年4月1日から「財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団」を設立。にっぽんど真ん中祭り組織委員会は財団設立と同時に解散し、財団理事長には、財団発起人である岡田邦彦名古屋商工会議所副会頭株式会社松坂屋代表取締役会長(当時))が就任。

公益法人を取り巻く環境が変化する中、財団法人の設立は非常にハードルが高く、特に形のない「祭り」や「祭りの開催効果」を「財産」と認めることは全国でも前例が無く、初めてのケース

どまつりのなぜ財団法人か

にっぽんど真ん中祭りの来場者数や事業予算は、名古屋まつりと肩を並べる程の規模になり、経済波及効果や観光客誘致など、祭りへの期待感は名古屋まつりと比較をされるほどになった。しかし、名古屋まつりは行政が主体となり開催するが、にっぽんど真ん中祭りは個人が主体の任意団体が開催していた。事業の公益性が高まり、継続や発展が望まれる一方で、個人では背負いきれない部分が多く出てきたことがきっかけである。

どまつりの公益法人の設立難易度

公益法人を取り巻く環境が変化する中、財団法人の設立は非常にハードルが高く、平成17年の新設財団法人数は、全国で54法人となっている。また、都道府県の外郭団体的公益法人の整理・統廃合等の推進により、財団法人の解散件数も増加し、平成17年の解散財団法人数は全国で253法人となっている。(平成18年度公益法人白書/総務省

どまつりのテレビ中継

にっぽんど真ん中祭り開催期間中の土曜・日曜には、在名民放テレビ各局が祭りの模様をローカルタレントや局アナウンサーを交えて生中継を実施する。なお、複数の局が同じ時間帯で競合放送することのないように編成されている。

CBCテレビ土曜分生情報番組(「晴れドキ」→「花咲かタイムズ」)の枠内で、日曜分は夕方に単独番組として放送するケースが多いが、2007年は土曜分(8月25日)が世界陸上大阪大会(製作著作:TBS)の開幕日と重なり、同大会及関連番組を編成したため、日曜分のみの放送となった。2008年は「花咲か- 」内のみでの放送となる。

東海テレビは主に土曜夕方に生放送する。2007年には日曜昼の生番組スタイルプラス」(内藤剛志司会)が開始されたが、同番組枠内での生中継は行わない模様。

メ?テレは、同局の看板番組「どですか!」(宮地佑紀生・矢野きよ実司会)とコラボレーションした特番「どですか!×どまつり?最強コラボナゴヤを焦がす!?」として宮地・矢野をメイン土曜午後に生放送する。また、最終日の模様を「どまつりファイナル・ナゴヤが燃えた夜!」と題し後日録画で放送。

テレビ愛知は、土曜19・20時台(通常はテレビ東京制作の「土曜スペシャル」の枠)がローカルセールス枠であることも手伝って、唯一ゴールデンタイムでの放送(2時間特番)を実施する。しかし2008年は関連番組を含め放送しない模様。

2007年まで在名民放で唯一「どまつり」関連の特番を全く放送しなかった中京テレビは、2008年から互いのメイン会場が近い同局制作参加の「24時間テレビ・愛は地球を救う」とコラボレーションして生中継(土・日とも)を実施する予定。恐らく、これまで会場が近い事で何らかの諍いのあった両イベント主催者が和解したためと思われる。

どまつりの弊害

名古屋市民の祭りというより、他の都道府県参加者も多く、名古屋市民にとっては知名度はあっても認知度が低い。夏休みの最後の週末に栄中心部の道路を閉鎖して行うため、規制され迂回も余儀なくされたり、平常利用できる駐車場が使えないなど、職業ドライバーだけではなく一般ドライバーにも不満が多い。また、大津通の商店も飲食店以外は閑散とし、道路を閉鎖してまで行う祭りかと反対意見も多数ある(名古屋市は他にも、祭りやマラソンなどの道路封鎖が年に数回あり、そのたびに大きく迂回させられることが多く、他都市の同様の行事よりも不満が大きい)。

参加者が路上や軒先などで座り込んで休憩したり荷物を長時間置いたりゴミを放置したり、資材人員を運んできた車が歩道や門前を塞いで長時間違法駐車したりすることへの反発も多い。会場周辺は路上喫煙禁止地区であるが、県外からの参加者が多くまた大半が若者のため、タバコを吸っては吸殻をぽい捨てするなどの行為も多々見られる。しかし市の委託した巡察員は、祭りの日には会場および周辺を巡回していない。

祭りが近くなってくると、近隣の公園や高架下で練習をするグループも多く、荷物を置いて広く拡がって踊ること、大音響を流すことなどで、これらが通常その場所を利用する子供らや幼児連れの母親、スポーツでの利用者を追い出すだけでなく、普通に通行している人の邪魔であるとの不満も近隣住人には多い。そこに普段定住しているホームレスからも訝しげに見られたり汚い言葉を掛けられるなど、評判が非常に悪い。これらはいずれも参加者の心がけで改善されるものであるが、祭りの主催者と、参加者の間には「祭りの成功」に関して、少なからず温度差がある顕れである。

Yosakoiソーラン祭りのパクリであるという批判も絶えない。Yosakoiソーラン祭りはよさこい祭りがベースとなっているものの、現代風のアレンジが多いこと、高知を離れた場で一大イベントとした最初の例であることから、よさこいとは別にオリジナリティを持ったものという評価のほうが高い。

どまつりのどまつりJr

幼稚園児?中学生までの復旧活動で集まったメンバーやチームの小学生のチームジュニアチーム  今年(第10回どまつり)から行われて今年が第1回となる 会場矢場公園ナディアパーク前)

猩々・笑゛ などが作っている

優勝チーム

 第1回 笑゛Jr.

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『どまつり』より
取得日:2009-08-31

どまつりの関連サイト

どまつり 関連サイトをもっと見る

↑ページの上にもどる