まりあ†ほりっく

本来の表記は「まりあ†ほりっく」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。

まりあ†ほりっく は遠藤海成の漫画作品。通称「まりほり」。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


まりあ†ほりっくの概要

ミッション系の女子校を舞台に、百合趣味の少女と女装のドS少年を巡るラブコメディ

月刊コミックアライブ2006年8月号(創刊号)から連載開始。作者としては3つ目の連載作品となる。

構図だけ取り出せばハーレム漫画で主人公とヒロインの性別を入れ替えたものと言えるが、それによって生じる様々なズレが独特の関係性を育む仕掛けとして機能している。 2008年7月現在で3巻まで発売されている。2008年にはドラマCD化もされた。更に2009年1月よりテレビアニメが放送開始予定。

まりあ†ほりっくのストーリー

男性恐怖症で同性愛者(百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入した。そこで初めて出会った生徒は1年下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から、鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまた、かなこの百合趣味を見抜き、かなこは鞠也と彼の使用人・茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこが鞠也に弄られ虐げられる日々の始まりだった。

美少女で溢れかえる女子校はかなこにとって天国だが、そこには様々な障害が待ち受ける。何よりも同性とお付き合いしたいという目的自体が最大の障害となりかねない。かなこは可愛いクラスメートや素敵な先輩との交友を育みながら、いつか運命の相手と結ばれる日が来るのだろうか。

まりあ†ほりっくの登場人物

キャストドラマCD版 / TVアニメ版の順。「‐」は、それぞれに登場しなかった事を指す。

まりあ†ほりっくの主要人物

宮前かなこ(みやまえ -) 声:平野綾/ 真田アサミ 本作の主人公。運命の恋を求めて天の妃女学院に編入した高校2年生。物語開始時で身長173cm、なおも成長中の長身とそれに見合うスタイルを持つが、本人にとって身長は寧ろコンプレックスとなっている。男性に触れられると蕁麻疹が出る程の男性恐怖症である一方、美少女には目がない、いわゆる百合趣味だが、周囲にはその事を隠している。ストライクゾーンは広く、あらゆる美少女を目にする度に鼻血を噴き、特に鞠也に関してはその正体を知ってなお鼻血を噴かされている。鞠也の正体を知る一方、彼には自身の百合趣味を見抜かれており、学院内での立場の差などもあって、自身が先輩であるにも関わらず、反抗したくても逆らえない他、隆顕親衛隊からの嫌がらせに遭う等、何かと薄幸だが、相手が美少女なので本人は大喜び。俗に言うスケベ親父と基本的な思考が一緒。父親は天の妃女学院の元教師、母親(幼少時に他界)は元生徒、他に「要らん姉とメロメロに可愛い妹」がいる。 祇堂鞠也(しどう まりや) 声:小林ゆう/ 同左 高校1年生。身長160cm。かなこにとって理想的なツーサイドアップの可憐な美少女弓道部所属。前理事長の孫で、家は裕福。文武両道品行方正成績優秀で、中等部では生徒会長を務め、高等部の進学式では新入生代表として挨拶する程、人望がある。だが、その正体は男で、それを知ったかなこを監視する為、強引に寮の同室で彼女と暮らす事にした。以来、隙あらばかなこを弄り倒して楽しむが、時に虐めとなりかねない事もする。人当たりの良さは演技に過ぎず、衆目がない所での毒舌は留まる所を知らない。自身の美貌に自覚的で洞察力も鋭く、目的の為にはそれらを存分に活用する。その腹黒い本性を知るのは、学院内ではかなこと茉莉花(と、恐らく絢璃)のみ。訳あって卒業までの3年間、女装しながら通学しており、「オカマ女装趣味ではない」と言うが、それ以前にもしていたらしい。 汐王寺茉莉花(しのうじ まつりか) 声:井上麻里奈/ 同左 常に鞠也と行動を共にするツインテールメイド。使用人の身でありながら、かなりの毒舌家で、主人の鞠也を含め誰に対しても辛辣な口を利く。但し、鞠也に命じられた事に対しては基本的に忠実に従う。普段はクールな態度だが、必要に応じて演技もこなす。尚、カバー裏では、「デレは無い」と、自身がツンデレでない事を主張している。いつもメイド服だが、実は鞠也の同級生キャラクター紹介では、「茉莉花」のみ表記。

まりあ†ほりっくのかなこのクラスメイト

桐奈々美(きり ななみ) 声:神田朱未/ 同左 席はかなこの隣。ショートカットの眼鏡っ子。クール真面目だが、言動に理解されにくい部分がある。熊谷先生にかなこの事を頼まれて以来、彼女が困った時には助けに回るが、隆顕親衛隊のかなこへの嫉妬を避ける為に彼女との交際を宣言する等、どこか極端でズレている。趣味は読書。成績は良くないらしい。 稲森弓弦(いなもり ゆづる) 声:後藤沙緒里/ 同左 物腰が穏やかな、長い黒髪の美少女弓道部所属。校内でも普段から弓道着で通している。 桃井サチ(ももい-) 声:新谷良子/ 同左 後ろ髪を2つにまとめた、人好きのする愛らしい少女。家は宝石商を営んでいる為、宝石の知識は豊富。それ以外にも色々な事を知っている。鞠也曰く「いつでも何でも持っている女」 穂佳(ほのか) 隆顕親衛隊の1人で、他のメンバー2人と共にかなこへの嫌がらせに精を出す。しかし、美少女大好きなかなことしては、是非とも仲良くなりたい相手。一度は和解するが、その後の隆顕の行動が裏目に出て、再び仲がこじれる事となる。

まりあ†ほりっくの天の妃女学院の生徒・教師

石馬隆顕(いしま りゅうけん) 声:甲斐田裕子/ 同左 高校3年生の先輩。ショートカットの美人。かなこ以上の長身で王子様系の言葉を喋り、演劇部では男役を張る。責任感が強く面倒見が良い。多くの後輩から慕われており、親衛隊も存在する。過去に隆顕と同室になった生徒は親衛隊の嫉妬から、海産物を使った嫌がらせを受けている。真面目すぎる性格の為に、かなこを親衛隊から守ろうとストーカー紛いの護衛をした事が裏目に出て、彼女がますます親衛隊に嫌われてしまった。 熊谷芙美(くまがい ふみ) かなこの担任。あだ名はくまたん先生。若くて可愛く、気さくな教師。かなこの母とは先輩後輩の関係だった。 志木絢璃(しき あやり) 声:‐/松来未祐 高等部生徒会長。縦ロールの美女。鞠也とは親戚だが、互いを「ナイチチ」「デカジリ」と罵り合う程の犬猿の仲。鞠也が男であることを知っているかは現在不明だが、少なくともその腹黒い本性は知っているようである。 菜鶴真紀(なつる まき) 高等部副会長。髪型は黒髪のウェーブ。絢璃を「あやりん」と呼ぶ。 鼎藤一郎(かなえ とういちろう) 学院で人気が高い男性教諭で神父。担当科目は国語。鞠也に惹かれる一方、教師と生徒の許されぬ愛に悩んでいる。

まりあ†ほりっくのその他の登場人物

寮長先生 声:沢城みゆき/ 同左 天の妃第二女子寮の寮母。幼女の外見に割烹着、動く猫耳と八重歯の持ち主。通称:ゴッド。逆らうと危険らしい。天の妃女学院が出来た時からいるらしい。年齢は、どこからかピー音が聞こえてくるため不明。 与那国(よなくに) 天の妃第二女子寮の頼れる番犬。親父顔眉毛犬。こちらも割烹着を着せられている。鳴き声は「ひゃんっ」。 祇堂静珠(しどう しず) 鞠也の双子の妹。顔は鞠也と瓜二つである。身長160.3cm(兄より少し高い)。兄とは対照的に、男装して男子高に通っているが、男嫌い。見分け方は泣きホクロの位置(鞠也が左目、静珠が右目)。

まりあ†ほりっくの用語

天の妃女学院附属中学高等学校(あめのきさき-) ミッション系の中高一貫の女子校。小等部と短大もある。学生寮が用意されているが、自宅通学も可能。 修道館 弓道部稽古場(射場)がある。 マグノリアの樹と第一女子寮 天の妃女学院の第一女子寮の中庭にある樹。大安吉日に女子から告白すると二人は永遠に幸せになれるというきらめきジンクスがあり、ほとんどの生徒は知っているらしい。だが、寮長先生の話によると、すぐ隣には男子校がある為、当時は下着泥棒や覗きが多く、寮には沢山の罠が仕掛けられているらしい。現在は立ち寄る者はいない。閉鎖された事で、第一女子寮は天の妃女学院の見取り図には載っていない。 かなこの鞄 鞠也からプレゼントされた鞄。ヌルヌルとした生物が潜んでいる。食欲旺盛で、言葉も話す。持ち物検査に引っかかり、森に捨ててきたが、何故かかなこのクローゼットに戻っていた。その為、普段遣いの鞄になった。(教科書等の持ち物に粘着液が付着するが、かなこは気にしない様にしているらしい。)

まりあ†ほりっくの単行本

各巻ともカバーの表・裏・背表紙で表情が異なる。

1巻 ISBN 9784840116763 表紙:鞠也

2巻 ISBN 9784840119740 表紙茉莉花

3巻 ISBN 9784840122467 表紙奈々美

まりあ†ほりっくのドラマCD

ドラマCD まりあ†ほりっく 2008年7月25日発売

まりあ†ほりっくのテレビアニメ

2009年1月よりUHF局系、AT-Xにて放送開始予定。

まりあ†ほりっくのスタッフ

原作:遠藤海成

監督:新房昭之

シリーズ構成横谷昌宏

キャラクターデザイン守岡英行

総作画監督:山村洋貴

副監督龍輪直征

シリーズディレクター宮本幸裕

美術監督飯島寿治

色彩設計:滝沢いづみ

撮影監督江上怜

編集:松原理恵

音響監督亀山俊樹

音楽:西脇辰弥

プロデュースジェンコ

アニメーション制作:シャフト

製作:まりあ†ほりっく製作委員会

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『まりあ†ほりっく』より
取得日:2008-11-12

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