まりあほりっく

本来の表記は「まりあ†ほりっく」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。

まりあ†ほりっく とは遠藤海成の漫画作品である。通称「まりほり」。

まりあほりっくの概要

ミッション系の女子校を舞台に、百合趣味の少女と女装したドS少年を巡るラブコメディ

「月刊コミックアライブ」2006年8月号(創刊号)から連載開始。作者としては3つ目の連載作品となる。

構図だけ取り出せばハーレム漫画で主人公とヒロインの性別を入れ替えたものと言えるが、それによって生じる様々なズレが独特の関係性を育む仕掛けとして機能している。2008年12月現在で4巻まで発売されている。2008年にはドラマCD化もされた。更に2009年1月よりテレビアニメが放送中。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


まりあほりっくのストーリー

男性恐怖症で同性愛者(百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて天の妃女学院附属中学高等学校に編入した。そこで初めて出会った生徒は1年下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也に監視される形で寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこが鞠也に弄られ虐められる日々の始まりだった。

美少女で溢れかえる女子校はかなこにとって天国だが、そこには様々な障害が待ち受ける。何よりも同性とお付き合いしたいという目的自体が最大の障害となりかねない。かなこは可愛いクラスメートや素敵な先輩との交友を育みながら、いつか運命の相手と結ばれる日が来るのだろうか。

まりあほりっくの登場人物

※声は、ドラマCD版 / TVアニメ版の順。「‐」は、それぞれに登場しなかったことを指す。

まりあほりっくの主要人物

宮前かなこ(みやまえ -) 声:平野綾/ 真田アサミ 本作の主人公。運命の恋を求めて天の妃女学院に編入した高校2年生。物語開始時で身長173cm、なおも成長中の長身とそれに見合うスタイルを持つが本人にとって身長は寧ろコンプレックスとなっている。 触れられると蕁麻疹が出る程の男性恐怖症である一方、百合趣味だが、周囲には秘密にしている。ストライクゾーンは広く、あらゆる美少女を見る度に鼻血を噴き、特に鞠也に関してはその正体を知ってなお鼻血を噴かされている。俗に言うスケベ親父と基本的な思考が一緒。鞠也の正体を知る一方、彼には自身の百合趣味を見抜かれており、学院内での立場の差などもあって逆らえず、専ら弄られ虐められ、何かと薄幸な目に遭っている。 父親は天の妃女学院の元教師、母親(幼少時に他界)は元生徒。他に「要らん姉とメロメロに可愛い妹」がいる。 主人公であるにも関わらず、コミック表紙にされないことからネタにされることがある(しかし、裏表紙では全巻に登場はしている)。 祇堂鞠也(しどう まりや) 声:小林ゆう/ 同左 高校1年生。身長160cm。かなこにとって理想的なツーサイドアップの可憐な美少女弓道部所属。 祖母(故人)が前理事長で、家は裕福。文武両道品行方正成績優秀で、中等部では生徒会長を務め、高等部の進学式では新入生代表として挨拶する程、人望がある。だがその正体は男で、それを知ったかなこを監視するため、強引に寮の同室で彼女と暮らすことにした。以来、かなこを弄り倒して楽しむがやり過ぎることもある。 人当たりの良さは演技に過ぎず、衆目がない所での毒舌は留まる所を知らない。自身の美貌に自覚的で洞察力も鋭く、前理事長の孫という身分も含め、目的の為にはそれらを存分に活用する。その腹黒い本性を知るのは、学院内ではかなこと茉莉花(と、恐らく絢璃)のみ。訳あって卒業までの3年間女装して通っており、「オカマ女装趣味ではない」と言うが、それ以前にもしたことがあるらしい。 汐王寺茉莉花(しのうじ まつりか) 声:井上麻里奈/ 同左 鞠也に仕えるツインテールメイドで、常に彼と行動を共にしている。 使用人の身でありながら、かなりの毒舌家で主人の鞠也を含め誰に対しても辛辣な口を叩く。ただし、鞠也に命じられた事には基本的に忠実に従う。普段はクールな態度だが、必要に応じて演技もこなす。尚、カバー裏では「デレは無い」と自らツンデレを否定している。いつもメイド服だが、実は鞠也の同級生キャラクター紹介では、「茉莉花」のみ表記。

まりあほりっくのかなこのクラスメイト

桐奈々美(きり ななみ) 声:神田朱未/ 同左 席はかなこの隣。ショートカットで物静かな眼鏡っ子。 クール真面目だが言動に理解されにくい部分があるため、クラスでは1人でいることが多い。芙美にかなこのことを頼まれて以来彼女が困った時には助けに回るが、隆顕親衛隊のかなこへの嫉妬を避けるために彼女との交際を宣言するなど、どこか極端でズレている。趣味は読書。理系の勉強の成績は良くないらしい。 稲森弓弦(いなもり ゆづる) 声:後藤沙緒里/ 同左 長い黒髪の美少女弓道部所属だが、校内でも普段から弓道着で通している。物腰が穏やかで優しい性格。サチと仲が良い。 桃井サチ(ももい -) 声:新谷良子/ 同左 後ろ髪を2つにまとめた少女。明るく人懐っこい性格。家は宝石商を営んでいるため、宝石の知識は豊富。それ以外にも色々なことを知っている。また必要になった物を偶然(?)持っていることが多く、鞠也に「いつでも何でも持っている女」と言われている。 穂佳(ほのか) 声:‐/高田初美 隆顕親衛隊の中心人物で、他のメンバー2人と共にかなこへの嫌がらせに精を出す。しかし、美少女大好きなかなことしては是非とも仲良くなりたい相手。一度は和解するが、その後の隆顕の行動が裏目に出て、再び仲がこじれることとなる。

まりあほりっくの天の妃女学院の生徒・教師

石馬隆顕(いしま りゅうけん) 声:甲斐田裕子/ 同左 高校3年生の先輩。かなこの本来のルームメイトだった人物。ショートカットの美人。 かなこ以上の長身で王子様系の言葉を喋り、演劇部では男役を張り、評判が良い。責任感が強く面倒見が良い性格から多くの後輩に慕われており、親衛隊も存在する。過去に隆顕と同室になった生徒は親衛隊の嫉妬から、海産物を使った嫌がらせを受けている。真面目すぎるためにかなこを親衛隊から守ろうとストーカーまがいの護衛をしたことが裏目に出て、彼女がますます親衛隊に嫌われる原因となる。 熊谷芙美(くまがい ふみ) 声:‐/豊口めぐみ かなこの担任。愛称は「くまたん先生」。若くて可愛い教師。気さくで、飾らない性格。かなこの母親とは先輩後輩の関係であり、彼女に色々とお世話になっていたらしい。 志木絢璃(しき あやり) 声:‐/松来未祐 高等部生徒会長。縦ロールの美女。しっかり者で、人のことをよく察せる。鞠也とは親戚で幼少時からの付き合いがあるが、互いを「ナイチチ」「デカジリ」と罵り合うほどの犬猿の仲。鞠也が男であることを知っているかは現在不明だが、少なくともその腹黒い本性は知っているようである。 菜鶴真紀(なつる まき) 高等部副会長。髪型は黒髪のウェーブ。絢璃を「あやりん」と呼ぶ。 鼎藤一郎(かなえ とういちろう) 声:‐/杉田智和 美形で、生徒から人気が高い男性教諭で神父。担当科目は国語。鞠也に惹かれる一方、教師と生徒の許されぬ愛に悩んでいるが、彼が男であることは当然知らない。

まりあほりっくのその他の登場人物

寮長先生 声:沢城みゆき/ 同左 天の妃第二女子寮の寮母。幼女の外見に割烹着、動く猫耳と八重歯が特徴。通称:ゴッド。逆らうと危険らしい。天の妃女学院が出来た時からいるらしい。年齢は、どこからかピー音が聞こえてくるため不明。 与那国(よなくに) 声:?/松来未祐 天の妃第二女子寮の頼れる番犬。親父顔眉毛犬。こちらも割烹着を着せられている。鳴き声は「ひゃんっ」。かなこ曰く「不気味かわいらしい方。」好物は、酢昆布祇堂静珠(しどう しず) 鞠也の双子の妹。顔は鞠也と瓜二つである。身長160.3cm(兄より少し高い)。兄とは反対に、男装して男子高に通っているが、本人は男嫌い。見分け方は泣きボクロの位置(鞠也が左目、静珠が右目)。 汐王寺竜胆(しのうじ りんどう) 茉莉花の双子の弟。姉とは反対に、静珠の執事をしている。サバイバルゲームが大好き。祇堂兄妹と違い、顔は茉莉花全然似ていない。

まりあほりっくの用語

天の妃女学院附属中学高等学校(あめのきさき-) ミッション系の中高一貫教育の女子校。小等部と短大もある。学生寮が用意されているが、自宅通学も可能。 修道館 弓道部稽古場(射場)がある。 マグノリアの樹と第一女子寮 天の妃女学院の第一女子寮の中庭にある樹。大安吉日に女子から告白すると2人は永遠に幸せになれるというきらめきジンクスがあり、ほとんどの生徒は知っているらしい。だが、寮長先生の話によるとすぐ隣には男子校があるため、当時は下着泥棒や覗きが多く寮には沢山の罠が仕掛けられているが、がんばりすぎて寮生すら入れなくなったために閉鎖。現在は、立ち寄る者もおらず、第一女子寮は天の妃女学院の見取り図には載っていない。 かなこの鞄 鞠也から(強引に)プレゼントされた鞄。ヌルヌルとした謎の生物が潜んでいる。食欲旺盛で言葉も話す。持ち物検査に引っかかり森に捨ててきたが、なぜかかなこのクローゼットに戻っていた。そのため、普段遣いの鞄になった(教科書等の持ち物に粘着液が付着するが、かなこは気にしない様にしているらしい)。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


まりあほりっくの単行本

各巻ともカバーの表・裏・背表紙で表情が異なる。

1巻 2007年2月23日発刊 ISBN 9784840116763 表紙:鞠也

2巻 2007年11月22日発刊 ISBN 9784840119740 表紙茉莉花

3巻 2008年7月23日発刊 ISBN 9784840122467 表紙奈々美

4巻 2008年12月22日発刊 ISBN 9784840125031 表紙:絢璃(通常版) / ISBN 9784840125024 表紙:鞠也・茉莉花DJCD付き限定版

まりあほりっくのドラマCD

ドラマCD まりあ†ほりっく 2008年7月25日発売

まりあほりっくのテレビアニメ

2009年1月よりUHF局系、AT-Xにて放送中。

まりあほりっくのスタッフ

原作:遠藤海成

監督:新房昭之

シリーズ構成横谷昌宏

キャラクターデザイン守岡英行

総作画監督:守岡英行山村洋貴

副監督龍輪直征

シリーズディレクター宮本幸裕

美術監督飯島寿治

色彩設計:滝沢いづみ

撮影監督江上怜

音響監督亀山俊樹

音楽:西脇辰弥

プロデュースジェンコ

アニメーション制作:シャフト

製作:まりあ†ほりっく製作委員会(メディアファクトリーフロンティアワークス、AT-X、ジェンコ

まりあほりっくの主題歌

オープニングテーマ HANAJI 歌:小林ゆう、作詞:有森聡美、作曲:村井大 エンディングテーマ 君に、胸キュン。 歌:天の妃少女合唱団(かなこ(CV:真田アサミ)&鞠也(CV:小林ゆう)&茉莉花(CV:井上麻里奈)) ※YMOの 君に、胸キュン。 のカバー曲である。

まりあほりっくの各話リスト

まりあほりっくの放送局

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『まりあほりっく』より
取得日:2009-01-06

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