イーバンク

イーバンク銀行データ
英文名称 eBANK Corporation
統一金融機関コード 0036
SWIFTコード なし
社長 國重惇史(くにしげ あつし)
店舗数 13店
(全12支店所在地は本店に同じ。他、振込専用支店が6ある)
(2008年11月14日現在)
資本金 50,002百万円
(2007年9月29日現在)
預金残高 7,768億円
(2008年9月30日現在)
設立日 2000年1月14日
本店
所在地 〒100-0011
東京都千代田区内幸町一丁目1番7号
大和生命ビル
外部リンク http://www.ebank.co.jp/

イーバンク銀行株式会社(イーバンクぎんこう、英称:eBANK Corporation)は、新たな形態の銀行に属する日本の銀行(ネット銀行)である。

イーバンクの概要

2000年1月に、銀行設立を目的とした日本電子決済企画株式会社として設立。銀行免許予備審査が終了した2001年6月に、イーバンク銀行株式会社商号変更し、銀行免許を取得した2001年7月23日から営業を開始。電子ネットワーク決済を業務の中核とした銀行であり、融資業務がない(個人向けローン業務は、来年度を目処に開始予定)など、従来の銀行とは大きく異なっている。2005年11月から販売開始した投資信託機関投資家向けのヘッジファンド小口化した「イーバンク・ヘッジファンドe501」といったユニーク独自商品も発売)では、人気ファンドノーロード販売、2006年12月から開始した国内最低水準の為替手数料による外貨普通預金などネット銀行の低コスト体質を生かした商品展開を行っている。これらはネット銀行では唯一黒字化を果たしたソニー銀行を意識しての対抗戦略である。

2006年国内のインターネット銀行として初めて、ビザ・インターナショナルの「プリンシパルメンバー」を取得した。これを利用し、イーバンクマネーカードの発行受付を開始した。なお、マネーカードに関わる業務の一部をユーシーカード業務委託している。

2006年には法人として同社の筆頭株主出資比率6.45%)であるGMOインターネット・当時GMO傘下オリエント信販株式会社(現ネットカード)と同社はインターネット金融事業における関係強化を目的とした資本・業務提携を発表した。2007年9月、GMOインターネットが所有する株式が譲渡されたが、業務協力は継続している。

当初、金融機関相互ネットワークである全国銀行データ通信システム(全銀ネット)に加盟していなかったため、イーバンク銀行相互以外の送金・入出金は大きく制限され、公共料金自動振替にも使えなかった。しかし、2006年1月に全銀ネットに加盟し、それにともなって他行から同社口座直接指定した振込ができるようになっている。全銀ネット加盟の準備として、2005年9月、支店コードに音楽に関係する支店名(例:「ジャズ支店」「ロック支店」「サンバ支店」など)が割り振られた。国内のネット銀行では最大の270万口座を誇り、2008年11月現在、ネット銀行最大手である。

2005年9月16日に西日本シティ銀行と包括的な業務提携を行うことで合意した。現在イーバンクは日本銀行との当座預金取引を有していないが、提携の一環として、全銀ネットにより行う同社の内国為替取引資金決済については西日本シティ銀行へ委託している(同社2006年3月期決算短信による)。また、西日本シティ銀行関連会社である、九州カード発行のクレジットカードと一体型のキャッシュカード(#イーバンクカードジョーヌ)の発行もされている。

2007年11月26日および12月1日に、一部手数料が改定された。詳細は外部リンクを参照。

2008年8月4日に、楽天との資本・業務提携を合意し、9月4日に発表された。9月29日付けでイーバンク銀行が行う第三者割当増資を引き受ける。

2008年9月29日に楽天の國重惇史副社長が社長に就任し初代社長の松尾泰一は、副会長執行役員となった。

同社の商号における「バンク」と「銀行」の重複は、銀行法第6条の定め「銀行は、その商号中に銀行という文字を使用しなければならない」によるものである。

2009年2月23日、東京都民銀行楽天支店を事業譲受予定。

イーバンクの沿革

イーバンクの口座の種類

個人口座 - 個人(消費者)を対象とした口座。

個人ビジネス口座 - 個人事業者を対象とした口座。個人口座を開設してから申し込む。

法人ビジネス口座 - 法人を対象とした口座。

イーバンクの支店名

イーバンク銀行各支店の名称は「ジャズ支店」「ロック支店」「サンバ支店」など、音楽ジャンルを表すユニーク支店名となっている。詳細は外部リンクを参照されたい。

イーバンクのキャッシュカード

設立当初キャッシュカードがなかった。代わりに、支店番号口座番号などが記載された紙でできたカードが届けられた。現在はキャッシュカードがつくられ、イーバンク銀行キャッシュカードは以下の種類がある。ただし、申し込み・所持できるのは1つの口座にイーバンクマネーカード1つとその他のカード1つの合計2つまで。

イーバンクのイーバンクキャッシュカード

セブン銀行、ゆうちょ銀行ATMを利用した普通預金入出金ができる。口座開設と同時の申し込みはできず、口座開設後インターネットにて申し込む。

通常デザインの他「競走馬キャッシュカード」「競艇キャッシュカード」を発行しており、カード発行事務は凸版印刷が代行している。競走馬キャッシュカードは2007年7月末をもって発行停止の予定だったが、申し込み期間を延長している。また、両キャッシュカードに関しては再発行手数料1050円が無料となる。

2007年9月15日より16歳未満の個人口座保有者および個人ビジネス口座、法人口座のみの発行となり、16歳以上の個人口座保有者への発行はイーバンクマネーカードへ移行された。

サービス等の詳細は外部リンクで最新情報を確認されたい。

イーバンクのイーバンクカードOMC

イーバンクキャッシュカード機能とクレジットカード機能が1つになったカードで、通常のキャッシュカード機能に加え、OMCカードとしてクレジット利用ができる。

口座開設申し込みと同時に申し込みでき、VISA提携カードとして海外での利用が可能。ダイエーなどで利用した際の特典もプロパーカードと同様に利用可能。

申込後審査があるため実際にカードが到着するまで3週間程度を要する。審査結果によっては発行を見送られる可能性もある(クレジットカード#入会について)。

年会費・サービス等の詳細は外部リンクで最新情報を確認されたい。

イーバンクのイーバンクマネーカード

キャッシュカード機能とVISAデビットカード機能が1つになったカードで、通常のキャッシュカード機能に加え、日本国外のATMを使用して預金口座から現地通貨の引き出しが出来る他、口座残高からの即時引き落とし(=口座残高利用限度額)によって国内及世界各国VISA加盟店VISAカードとして利用もできる。

ゴールドカードクラシックカードの2種類があり、それぞれ利用特典が異なる。満16歳以上の口座保有者が申し込め、既に発行されているカードとの併用もできる。同様のカードスルガ銀行が中学生を除く15歳以上の全口座保有者に発行しており、インターネット銀行としては初導入となる。

2007年6月16日より既口座開設者先行申込を開始。同年7月23日より送付および新規口座開設同時申込が開始された。

3DセキュアVISA認証サービスの利用が2008年2月12日より開始された、

年会費・サービス等の詳細は外部リンクで最新情報を確認されたい。

イーバンクのイーバンクカードジョーヌ

2007年9月15日より既口座開設者申込開始。

イーバンクキャッシュカード機能とクレジットカード機能が1つになったカードで、通常のキャッシュカード機能に加え、九州カードとしてクレジット利用ができる。

2007年9月8日より口座開設申し込みと同時に申し込みでき、VISA提携カードとして海外での利用が可能。iD (クレジット決済サービス)の利用ができる。

イーバンク銀行初のICチップがあるクレジット機能付キャッシュカードである。

申込後審査があるため実際にカードが到着するまで3週間程度を要する。審査結果によっては発行を見送られる可能性もある(クレジットカード#入会について)。

イーバンクの過去に発行していたカード

イーバンクのイーバンクカードニコス

2003年6月30日から2007年1月31日申込分まで発行していたカードで、イーバンクキャッシュカードの機能のほか、VISA提携カードとしてクレジットカードニコスカード)利用もできる。口座開設申し込みと同時に申し込みできた。入会金・年会費・カード発行手数料は無料であった。

クレジットカードとしては2007年7月31日まで、キャッシュカードとしては同年8月31日まで利用可能であった。

イーバンクの入金・出金

自社が設置するATMは無く、ゆうちょ銀行やセブン銀行ATMにて入金・出金ができる。

利用者本人のゆうちょ銀行通常貯金との間での入金・出金ができる。個人ビジネス口座はこのサービスを利用できない。利用に際しては、利用者本人のゆうちょ銀行の通常貯金を登録するため「自動払込利用申込書」を提出する必要がある。

マネックス証券の利用者本人の預かり金口座へは、即時入金サービスイーバンクデビット」を利用して出金できる。

手数料等の詳細は外部リンクで最新情報を確認されたい。

入金・出金等の取引があった際には即時にEメールを送信するのが標準仕様となっている。

イーバンクの振込

すべてサイト内(PC、携帯)での利用となり、提携ATMでは取り扱っていない。

イーバンク銀行口座同士の場合は、時間を問わず手数料無料(法人口座は50円)で振込ができ、振込先へは即時に反映される。

他行振込は、2006年1月より全国銀行データ通信システム直接接続されたため、現在は全国の金融機関(ゆうちょ銀行を除く)を指定して直接振込することができる。他行への振込手数料は一律160円(税込)となっている。

他行へ振り込む際は、現在次の各行と提携を結び、振込先口座番号の入力のみでオンライン照会が行わるようになった。

2007年2月1日開始 都市銀行始め以下の各行(みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行三井住友銀行・りそな銀行・みずほコーポレート銀行・埼玉りそな銀行・セブン銀行・シティバンク銀行

2007年4月16日開始 全国地方銀行協会加盟64行

2007年5月6日開始 全国信用金庫協会加盟287金庫

2007年10月末日開始 イオン銀行

かつて他行からイーバンク銀行宛の振込はりそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の「振込入金口座」を利用した振込であった。全国銀行データ通信システム直接接続以降、他行において順次イーバンク銀行直接指定できるようになり、2006年3月31日を以って廃止された。

イーバンク銀行口座給料振込先にすると、他行への振込手数料が月3回まで無料となる優遇措置がある。なお、企業が給与振込電文での振込でなく、通常の振込で振り込まれる場合は適用されないので注意したい。

日付、振込先金額等を入力して設定すれば、毎月指定した口座に自動的に振込みがなされる。上記と組み合わせれば、家賃等を無料自動で納められる、などの利用法がある。

イーバンクのゴールドラッシュプログラム

直接接続開始と同時に、他行から振込入金があった個人口座の預金者に対し、特典として件数ごとに所定の金額を支払う「ゴールドラッシュプログラム」が開始された。全国銀行データ通信システム直接接続により、従来イーバンク銀行側受取手数料のなかった他行からの振込について、新たに同社へ支払われる事となった仕向先銀行への都度手数料配当分の一部を預金者へ還元する形で行われている。

イーバンクのかんたん振込(メルマネ)

受取人の電子メールアドレスを指定する方式の送金サービス。送金人が受取人の口座を指定することは不要である。受取人への告知メールには500字までの文章を添えられる。

送金人(イーバンク銀行預金者)の手続きにより受取人へ電子メールが送付され、受取人は送付されたメールに付記されたイーバンクウェブサイトで自分の預貯金口座他行・ゆうちょ銀行とも可能)を指定してイーバンク銀行からの振込により受領する。

受取人もイーバンク銀行預金者の場合は、即時に口座へ入金(および告知メールの送付)できるが、予め受取人がイーバンク銀行に登録しているアドレスを指定する必要がある。

イーバンクの口座維持手数料

個人口座・個人ビジネス口座・法人ビジネス口座ともに無料。

イーバンクの口座振替

クレジットなどの口座振替依頼書による口座振替が2008年2月13日より順次開始され、口座振替リストに書いてある企業が対応。

それ以外に、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Incが11月中に、アプラストヨタファイナンスが1月中に開始が予定されている。

公共料金直接引き落としにはほとんど対応していない(上記クレジットを利用(経由)した間接引き落としには対応)。NTT(東・西・コム)について、直接引き落としできるようになった。

OMCカードも口座振替可能。(イーバンクOMCカード以外でも可能。一部提携カードを除く。イーバンクホームページでは明言していない。)

イーバンクのローン業務

個人向けに2009年度中にローン業務が開始される予定。

今現段階では、少額枠商品(10万円程度の貸付枠普通預金マイナスを補う)・高額枠商品(最大300万円以下の貸付枠で枠内で繰り返し借入可能)を検討していると発表。

保証会社は、株式会社オーエムシーカード等。

イーバンクの主な株主

2008年9月末日現在

楽天

金融サービス育成投資事業組合

日本政策投資銀行、DBJ事業投資

NTTファイナンス

マネックスグループ

住友商事

九州電力

三井住友海上火災保険

イーバンクの関連会社

イーバンクシステム

イーバンク・キャピタル・マネジメントケイマンリミテッド

イートラスト信託株式会社

栄光債権回収

東京都民銀行 楽天支店

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『イーバンク』より
取得日:2008-11-15

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