レーザー・レーサー

レーザー・レーサーLZR RACER?)はイギリスSPEEDO社が開発した競泳水着である。2008年に入り、この水着を着用した選手が次々と世界記録を連発した。

レーザー・レーサーの特徴

アメリカ航空宇宙局NASA)や、ニュージーランドオタゴ大学、ANSYS社、オーストラリア国立スポーツ研究所AIS)、自社研究所であるアクアラボや、その他多くの専門家の協力を得て開発された。

縫い目が無いのが特徴で抵抗が軽減され、撥水性にも優れる。また生地を特殊な超音波を使って接着するため、一日に生産できるのは数十着と言われている。また締め付け力が非常に高く体の筋肉の凹凸を減らす効果を持つが、その締め付けの強さから独力での水着装着は困難であり、全身用スーツの場合は他人の手を借りた場合でも着用に30分以上かかるという。

デザインでは日本のブランドである「コム・デ・ギャルソン」とコラボレーションしている。五輪公式デザインデザイナー川久保玲。斬新に描かれた「心」の文字は書家井上有一の書から。

SPEEDO社が2007年5月まで提携していたミズノ社が開発した「ファストスキン」ブランドとして開発された。但しミズノが直接開発したサメ肌加工された生地は国際水泳連盟の規則が改正されたことにより製造が中止されている。

レーザー・レーサーのレーザー・レーサー着用問題

2008年5月時点で日本水泳連盟は「SPEEDO」と契約しておらず、そのままでは日本代表選手は北京オリンピックでは着用できないという状況にあった。日本水連は「契約した3社(ミズノデサントアシックス)に今後も改良を求める」との立場をとった。各社はこれを受け、5月30日に改良型の水着を発表。公式大会などで選手が試用して比較を行ったうえで、日本水連は6月10日に「SPEEDO」水着の使用を認めるかどうか決めることになった。6月6日に行われた競泳のジャパンオープンではこの水着を着た選手が日本記録を連発(北島康介は6月8日に世界記録を更新)、17の新記録のうち16がレーザー・レーサー着用。日本水連は6月10日、ついにレーザー・レーサー解禁の方針を発表した。

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『レーザー・レーサー』より
取得日:2008-08-16

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