佐藤充

佐藤 充(さとう みつる、1978年4月29日 - )は、中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手(投手)。

愛称は、タレントKABA.ちゃんに似ていることから「カバちゃん」。

佐藤充の来歴・人物

埼玉県立坂戸西高等学校から日本体育大学に進む。日体大ではアマ日本代表に選ばれ、ドラフト獲得対象選手としても名前が挙がったが、大学卒業後は日本生命に入社。2002年の第29回社会人野球日本選手権では日本生命の優勝に貢献して最優秀選手を受賞したが、この時もドラフト会議での指名はなかった。翌2003年にドラフトで中日から4巡目指名を受けて入団。

入団後に右ひじを手術してひじに負担をかけないフォームを作る必要性を痛感、二軍の本拠地・ナゴヤ球場の動作解析室で川上憲伸らのフォームビデオを徹底的に研究し、現在のひじを一度高く上げるフォームにたどり着いた。

持ち球はフォークスライダー投球比率は低いもののカーブシュートも投げる。
ランナーを出してからの粘り強い投球が特徴で、特にセットに入ってからの投球は安定感がある。また細身だがスタミナも抜群であり、典型的な先発完投型の投手といえる。

2006年はセ・パ交流戦で最多勝(5勝)・最優秀防御率(0.91)で投手タイトル二冠王に輝き、日本生命賞をソフトバンクの松中と共に受賞した。球団タイ記録となる5試合連続完投勝利を記録(うち2回が完封)、6月の月間MVPも受賞した。連勝は8まで伸ばし、前半戦防御率1点台と圧倒的な数字を残し、投手陣の柱として活躍した。しかし8月に連勝が止まると、これ以降5点台の防御率で1勝しか上積みできず、最後は3連敗で10勝に届かないままシーズン終了。結局新人王のタイトルは広島の梵英心に譲る結果となった。

更なる飛躍を期待された2007年は故障に見舞われた上、2軍でも打ち込まれてしまい1軍登板は僅か1試合に止まった。この年の契約更改では上限を超える減俸を受け入れた。

2008年8月7日のヤクルト戦に先発して7回2/3を投げ、7安打1失点で2年ぶりの白星を挙げた。

佐藤充のエピソード・記録

埼玉県坂戸市出身で、ファンクラブに加入していたほどの熱血西武ファン(開幕戦外野スタンドで踊っていたという)。

その西武を相手に2006年5月25日、プロ初完投初完封を成し遂げる。以降完投型の先発投手として無傷の8連勝を挙げた。

2005年9月19日甲子園での阪神戦において、初先発初勝利を挙げる(そのときプロ初ヒットを放っている。初ヒットのボールはそのときにショートを守っていた鳥谷敬から中日ベンチ直接投げられた。鳥谷自身も、プロ初ヒット時にはそのボールを渡されている)。

座右の銘は 投魂 。これは日本生命の投手コーチ(現・監督)の杉浦正則からプロ入りに際してもらった言葉で、「お前も俺と一緒で、技術じゃなく気持ちで投げるタイプ。この言葉をもっていけ。そしてプロで思う存分暴れてこい」と、自らの銘を佐藤に授けた。

上述の通り、容姿が人気振付師のKABA.ちゃんに似ているため、テレビラジオの実況担当者や解説者からも彼が登場するたびに必ず「カバちゃん」と呼ばれている。各スポーツ紙でも彼の記事には必ずといっていいほど苗字の「佐藤」の前に「カバちゃん」という文字が大きく表記される。また、2006年6月21日には中日スポーツの一面で本物のKABA.ちゃんからのコメントが掲載され、「私も(佐藤が自分に)似ていると思っていた」と本人直々に似ていることを認められ、「一度会ってお話がしたい。今後の健闘を祈ります」とエールを贈られた。

この愛称は佐藤自身も気に入っていてまんざらでもない様子だったが、最近は記者に対して「自分でも似てるとは思いますけど、オカマキャラというのはちょっと…」とこぼしたことから、現在中日スポーツでは佐藤に配慮して「カバちゃん」という表記を行なっていない。

実はコンタクトを使用しており、目が悪い(週刊ベースボール2006年7月17日号より)。

趣味は愛車ポルシェ・カイエンに乗って気分転換すること。2006年9月3日の巨人戦でKOされた後、気分転換高速道路を少し回ろうと愛車を乗り回していたら、勢いで名神高速道路に乗ってしまい、京都まで行ってしまった。

タンパベイ・デビルレイズ岩村明憲が苦手だった。プロ初被安打(しかも初被本塁打初失点だった)をヤクルト時代の岩村から食らって以来、9打数5安打3本塁打と打ち込まれた。その岩村が2007年からメジャーに挑戦するにあたり、佐藤はトークショーで「デビルレイズに移籍してくれて助かる。」と発言していた。

捕手の小田幸平と仲がいい。

本人いわく「僕の人生設計では27で結婚するはずだった」らしい(その後、2007年10月に中部日本放送アナウンサー占部沙矢香と結婚)。

佐藤充の年度別投手成績

佐藤充の主な表彰・タイトル

アマ時代

第29回社会人野球日本選手権最優秀選手賞(2002年)

プロ時代

月間MVP:1回(2006年6月)

日本生命賞(交流戦優秀選手賞):1回(2006年)

佐藤充の日本代表キャリア

四カ国対抗戦(2000年)

第35回IBAFワールドカップ日本代表(2003年)

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『佐藤充』より
取得日:2008-08-28

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