大量破壊兵器

大量破壊兵器(たいりょうはかいへいき、英語 Weapons of mass destruction)とは、人間を大量に殺傷することが可能な兵器のことを指し、具体的には特に生物兵器、化学兵器、核兵器放射能兵器の4種類を指すものとして用いられる(放射能兵器核兵器に含めるとして3種類と数える場合もある)。これらは頭文字を取り、ABC兵器NBC兵器NBCR兵器などと総称される。

今日見られるこの用法は、1991年の湾岸戦争終結時に国連安保理決議687によって規定されたもので、イラク武装解除の主要な対象として指定された。

大量破壊兵器という語が用いられる場合にはその所有国、あるいは所有組織を批判する文脈であることが多い。

この語に対応する英語の「Weapons of mass destruction」は、BBC News(2003)によれば、1937年、スペイン内戦の際にドイツ爆撃機を指して用いられた例にまで遡ることができる。

また、冷戦中はこの語は専ら核兵器を意味した。例えば1955年のラッセルアインシュタイン宣言にその用法が見られる。

テロ対策の文脈の中では、高性能爆薬(Explosive)を加えて、CBRNEと表記されることもある。

大量破壊兵器の影響

イラク戦争開始の根拠として、“イラク大量破壊兵器を保有している可能性があること”、および“国連の無条件査察を受け入れなかったこと”が挙げられている。なお、2008年3月までに大量破壊兵器は発見されていない。

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『大量破壊兵器』より
取得日:2008-12-09

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