戦力外通告

戦力外通告(せんりょくがいつうこく)とは、主にプロスポーツにおいてチームに所属する選手に対して、すでに自チーム戦力構想から外れていることを通告すること。解雇や選手整理を意味する言葉であるが、日本のプロ野球やJリーグでのそれを指すことが一般的である。

身体能力の低下、怪我・病気、あるいは伸び悩みなどの理由で自チーム戦力構想から外れた選手に行われる。主にベテラン選手に対して行われることが多いが、若くして戦力外を通達される選手も少なくなく、その裁量は状況によって多様であるといえる。

日本のプロ野球の場合、戦力外通告は公式には任意引退自由契約といった区別がある。球団からの戦力外通告はそれら公式の手続きから1ヶ月以上先立って行われる場合も多い。詳細は引退・プロ野球の項を参照されたい。

戦力外通告の後も、合同トライアウトなどを経て、他チームと契約をして活動再開する場合もあるが、他のどのチームとも契約できなかった場合、選手としては実質引退となる。(例外的に、翌年以後のシーズン開幕後他球団あるいは再度前球団と契約した例もある。)

Jリーグなどプロサッカーにおいては、戦力外通告同義語で「ゼロ円提示」と報道される場合もある。

戦力外通告のメジャーリーグにおける戦力外通告

メジャーリーグにおける戦力外通告は、解雇とはやや意味合いが異なる。メジャーリーグの場合、戦力外通告Designated For AssignmentDFA)のことを指すが、これはメジャー契約を結ぶことのできる選手登録枠の40人枠から外れたことを意味する。通告を受けた場合、10日間以内に以下のいずれかの手続きがとられる。

トレード

所属球団他球団の交渉によりトレードが成立した場合、移籍が可能である。

ウェーバー公示

所属球団保有権を放棄すること。どの球団でも獲得できるが、複数の球団が名乗りをあげた場合、下位球団優先権がある。

所属球団マイナー契約を結ぶ

ウェーバー公示期間中他球団から獲得の申し出がなかった場合、所属していたチームマイナー契約を結ぶことで残留することができる。メジャー在籍歴が5年以上の選手はマイナー契約を拒否することもできる。拒否した場合は自由契約となる。

自由契約

通告されてから10日間が過ぎ、所属球団からのマイナー契約の申し出もなかった場合、あるいはマイナー契約を拒否した場合、自由契約となる。

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『戦力外通告』より
取得日:2008-10-06

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