未来戦隊タイムレンジャー (みらいせんたいタイムレンジャー)は、2000年(平成12年)2月13日から2001年(平成13年)2月11日までテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第24作である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第23作 | 救急戦隊 ゴーゴーファイブ |
1999年2月 ?2000年2月 |
| 第24作 | 未来戦隊 タイムレンジャー |
2000年2月 ?2001年2月 |
| 第25作 | 百獣戦隊 ガオレンジャー |
2001年2月 ?2002年2月 |
未来戦隊タイムレンジャーのあらすじ
タイムワープが可能になってから10年ほどたった西暦3000年の地球。不法な歴史修正などを監視する公的機関「時間保護局」に、1000年の圧縮冷凍刑が迫った大物マフィア、ドン・ドルネロが、自身の配下ごと2000年の日本へ逃亡した、との情報が入った。
時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」隊長のリュウヤはユウリら4人の新人隊員と共に逮捕に向かうが、これはタイムワープ手段のないドルネロ一味の策略で、隊長もドルネロの情婦・リラが変装した偽者。彼らはドルネロが収容されたロンダー刑務所ごと時間保護局の船と一緒にタイムワープしてしまう。
20世紀に放り出されたユウリたちは、ドルネロによって冷凍圧縮を解除されて暴れるロンダー刑務所の服役囚たちを鎮圧すべく、緊急時用の強化服システムを着用=変身しようとするが、着装システムの「クロノチェンジャー」は時間保護局の1チーム規定人数である5人がいなければ初起動が出来ない、という制限があった。困った彼らは、放り出された自分達を介抱してくれた、リュウヤ隊長に瓜二つの20世紀人・浅見竜也を半ば強引にメンバーとして変身を遂げた。
成り行きでタイムレッドになった竜也ではあったが、巨大企業グループを率いる父からの自立を目指していた事情もあり、自らの意思で正式にタイムレンジャーに志願する。
一方、ユウリら4人は何とか時間保護局本部と連絡することに成功するが、本部からはドルネロの逃走によって生じた歴史の歪みを拡大しないために、ドルネロと、ドルネロによって「ロンダーズ・ファミリー」と名づけられた服役囚たちを全員逮捕するまで20世紀にとどまれと厳命されてしまう。
こうして4人は、竜也と共に20世紀の現代で暮らしながら、ロンダーズ構成員達の犯罪行為の阻止及び逮捕に取り組む事となる。
未来戦隊タイムレンジャーの概要
本作よりOPに「スーパー戦隊シリーズ」のロゴが入るようになり、2008年現在までこのパターンが踏襲されることとなった。
20世紀最後の戦隊シリーズであり、 電磁戦隊メガレンジャー 以来の非レッドリーダー戦隊である。又、本作品のみOP・ED、番組内のテロップが明朝体になった。以後、毎年異なるテロップ体を使うようになる。「未来戦隊」と言うタイトル名は1982年に放送された 大戦隊ゴーグルファイブ で没案となったタイトル名を再起用したものである。
実質のストーリーは50話で完結しており放映リスト上の最終回である第51話は、翌年の 百獣戦隊ガオレンジャー が25作目を迎えることから、 未来戦隊タイムレンジャースペシャル スーパー戦隊大集合 と銘打ち、歴代のシリーズ作品を振り返る総集編の形で放送された。
未来戦隊タイムレンジャーの特徴
本作品のテーマとして取り上げられたのは「時間」であり、スーツや武器のデザイン、必殺技の演出などにもその要素が多分に取り入れられているのが特徴の1つである。千年紀の変わり目に当たる2000年の戦隊で時間をテーマとするということはその数年前より決定しており、実際に関係者からは「ミレニアム戦隊」とも呼ばれていた。
従来より高年齢層も視野に入れた作品作りがなされており、メインライターを務めた小林靖子による浅見竜也とユウリ、ドモンとルポライター・森山ホナミの恋愛模様などを織り込んだストーリーなどにもそれが色濃く表れている。また、タイムレンジャーのリーダー・ユウリをはじめとした強い女性像の提示なども大きな特徴である。
高年齢層を視野に入れるという方向性は主題歌にも強く表れており、戦隊シリーズとしては初の女性歌手単独による歌唱や、ゴスペルやプログレッシブロックなどの要素が多分に盛り込まれるなど、シリーズ中では異色の一曲となっている。しかし、英語交じりの歌詞がやや難解であるという意見が寄せられ、途中からOPに歌詞が字幕で表示されるようになった。また、当初はCAST表示が「画面左右から入ってくる役名が画面中央で合体して俳優名の表示となる」と凝ったものであったが、役名表示が瞬間的で分かりづらかったことから、同様に途中から役名・俳優名を併記する一般的な表示に変更されている。
中盤から登場する第6の戦士・タイムファイヤーのデザインはタイムレッドに酷似している。そのため「1つの作品にレッドが2人存在する」という初のパターンとなったが、この酷似している理由もストーリーの重要な伏線として描かれている。
未来戦隊タイムレンジャーのキャスティング
同時期に放送された 仮面ライダークウガ 同様イケメンヒーローブームの潮流で、現在幅広い活躍を見せている俳優・永井マサル(現・永井大)が浅見竜也役として抜擢されている。
未来戦隊タイムレンジャーのスタッフ
小林靖子が 星獣戦隊ギンガマン 以来のメインライターに就任。 ギンガマン よりも更に大人向けのストーリー展開を模索し、質の高いドラマ世界を構築した。作品後半はほぼ一人でシナリオを執筆している。また井上敏樹が久々に戦隊シリーズに復帰した作品でもある。
パイロット演出は日笠淳プロデューサーと親密な諸田敏が担当。長く助監督として戦隊シリーズに従事した諸田だがこれが念願の初メイン監督となり、年間を通して最多の作品を演出した。長石多可男や渡辺勝也が仮面ライダーシリーズに移動したため代わりに坂本太郎と松井昇が復帰したり、前作まで比べれば監督ローテーションは大いに変化している。また現在の戦隊シリーズの中軸監督である中澤祥次郎は本作にてデビューを果たした。
主題歌を歌った佐々木久美は山下達郎・竹内まりや夫妻のサポートメンバーも務めており、戦隊初の女性歌手単独での主題歌を担当している。また劇中音楽には、 激走戦隊カーレンジャー より戦隊シリーズの挿入歌に携わってきた亀山耕一郎が初めて起用された。
未来戦隊タイムレンジャーの評価
様々な実験要素を導入し、高年齢層も視野に入れたハードなストーリー展開は、従来の特撮ファンからは高い評価を得た反面、児童層には理解しにくい難しい内容になってしまったことは否めない。視聴率は同時期に放送し、話題を呼んだ 仮面ライダークウガ の効果もあり前年より多少向上したものの、児童層へのアピールは上手くいかず、玩具の売れ行きは前年比60%程度の不振であった。
その為、翌年の 百獣戦隊ガオレンジャー ではその反省を元にした策が講じられていくことになる。その点については、ガオレンジャーの概要を参照のこと。
未来戦隊タイムレンジャーの備考
本作品の中盤より、次回予告の時間がそれまでの30秒から15秒に短縮されている。残りの15秒分が他の特撮・アニメの番宣タイムに充てられた為であるが、それ以前も視聴者プレゼントなどの関係で予告編が臨時に15秒になることがあった。その際は系列外地方局での遅れ放送のために30秒バージョンも別に制作していたが、このように予告編の基本時間が15秒となってからは30秒バージョンの制作はなくなり、系列外地方局での放送時は他番組番宣タイムをスポットCMで埋めることになってしまった。現在、この他番組番宣タイムはスーパーヒーロータイムとしてのオープニング部分に充当されている。
未来戦隊タイムレンジャーの登場人物
未来戦隊タイムレンジャーのタイムレンジャー
「タイムレンジャー」とは30世紀時間保護局員達、及び彼らの緊急戦闘モードの総称である。そのため彼ら5人が劇中で「未来戦隊」と名乗ることはない。
浅見竜也(あさみ たつや) / タイムレッド 現代日本の政財界に強い影響力を持つ企業グループ「浅見グループ」の長男。22歳。世間知らずのお坊ちゃまだが、親のひいたレールに乗ることを良しとせず、偶然から時間保護局の4人を救ったことにより、独立して彼らとともに便利屋 トゥモローリサーチ を東京都品川区に開業。自らの道を歩もうとする。小学生の頃に祖父・鷹宮義隆から教えられた空手はインターハイで準優勝するほどの腕前(ちなみに、演ずる永井自身も空手経験者)で、トゥモローリサーチでも空手道場の指南役を担当する。劇中、ユウリに心を寄せていく。 ユウリ / タイムピンク 5人の実質的リーダー。21歳。30世紀のインターシティ警察・マフィア担当捜査官で、ドルネロ捜査のために時間保護局に潜入していた。両親(父も警察官であった)と妹をドルネロに雇われた殺し屋・マッドブラストに殺害されているため、ドルネロに対しては正義感だけでなく個人的な恨みも持つ。警察時代に対マフィア対策の戦闘訓練を受けてきたことから戦闘力も高く、冷静な判断力を持ち周りを引っ張る意識も強い。性格も強気でクールな美女。反面、若さゆえの未熟さや女性らしい弱さも見え隠れし、特にピンチの時には名前を叫ぶほど竜也を頼りにしている。それは後に恋心へと変わり相思相愛になるのだが・・・。 家事は苦手。絵を描くのが趣味らしいが腕前は……といったところ。トゥモローリサーチの探偵・調査担当。夏の衣替えでは戦隊女性メンバーで初めて素足にミュールを履いていた。 アヤセ / タイムブルー 時間保護局の新人捜査官。22歳。かつてはプロレーサーを目指していたが、「オシリス症候群」と呼ばれる30世紀でもまだ治療法が確立していない心臓病を抱えていることが判明して断念。死の恐怖と戦いながら、人の命をもてあそぶ犯罪者逮捕のために働く。外見はクールだがハートは熱い二枚目。トゥモローリサーチでは「綾瀬慎之介(あやせ しんのすけ)」の名前で現代の運転免許を取得。運転代行業を担当している。 ドモン / タイムイエロー 22歳。格闘技・グラップの元プロ選手だったが、試合出場を放棄して追放され時間保護局に転がり込んだ。元格闘選手の看板は伊達ではなく、戦闘力と精神力(カウンセラー・ゼクターの精神攻撃を回避した)は5人の中でナンバーワン。トゥモローリサーチでは「護身術コーチ」を担当しているが、「世の女性たちを痴漢から守るため」と称してナンパ同然に女性ばかり勧誘するため、稼ぎは芳しくない。ストレートな性格の人情家で、7人兄弟の大家族を懐かしみ、ホームシックになって記憶障害を起こし病院に担ぎ込まれたこともあった。その時竜也によって、書類に「土門太郎(どもん たろう)」と書かれてしまい、20世紀の世界ではこの名前で通すことに。タイムレンジャーを追い回すスクープ記者・森山ホナミといつしか恋に落ちる。 シオン / タイムグリーン 西暦2984年に戦争で消滅したハバード星の生き残りの少年。17歳。ハバード星人は宇宙でも優秀な頭脳を持つことで知られており、研究所で英才教育を受けて育てられていた。しかし半ば研究材料として生活するのに嫌気が差し、時間保護局に志願する。無邪気な少年であるが、その天才的な頭脳でサポートメカの開発などに取り組む。外見で相手を判断せず、自身が過去に受けた扱いに屈折することなく真っ直ぐに育った心優しい性格で、ドモンになついている。トゥモローリサーチでもコンピューター関連業務や機械修理業を担当し、ほとんど睡眠をとらなくてよいハバード星人の生理現象も手伝って、最も稼ぎが良かった。肉体的な戦闘能力は他のメンバーより劣るが、それを補っても余りある頭脳戦が得意で、アクセルストップやアサルトベクターといった追加機能・装備を考案・開発したのも彼。当初は紫色の髪をしていたが、これは染めていたもので後に緑色に変える。未来戦隊タイムレンジャーのシティガーディアンズ
中盤より登場。竜也の父、浅見渡が日本国政府・内務省治安維持局と共同で組織した民間警備会社。契約者の命や財産をロンダーズファミリーの犯罪行為から守る事を第一としており、契約者以外の人命や財産は保護の対象外にしている。隊員は銃の携帯を認められており、グレネードランチャーやアサルトライフルなどの重火器や特殊車両を使用している。これが30世紀におけるインターシティー警察の礎となる。
滝沢直人(たきざわ なおと) / タイムファイヤー 22歳。高校・大学時代の竜也の空手のライバルで、竜也とは違い普通の庶民派。インターハイ決勝では竜也を破り、大学には推薦入学するものの金持ちばかりの環境にうんざりして退学。その後浅見会長が組織した「シティガーディアンズ」(以下CGC)に加入して第二班に所属していた。ブイレックスの制御装置およびタイムファイヤーの変身アイテムであるブイコマンダーを入手したことから、彼の運命は変わっていく。タイムファイヤーのスーツの色は赤で、タイムレッドの白いラインが黒くなったようなデザインである。庶民派という割には傲慢な態度に加えて権力欲に取り付かれているという「イヤな奴」であるが、飼っている小鳥に愛情を注ぐ優しい面も持つ。 タイムファイヤーになった後はCGCの隊長、本部長と順調に昇進。浅見会長が倒れた隙に治安維持局の伊吹敬長官(演:俵一)に取り入り、CGCの全権を握ろうとするが・・・。 浅見渡(あさみ わたる) 50歳。浅見グループ会長で竜也の父。先代の築いたグループを発展させて政財界に強い影響力を持つ傍ら、社会貢献にも熱心に取り組み、ロンターズファミリー対策として「シティーガーディアンズ」を組織した。ユウリが所属しているインターシティ警察の母体となったのは、ルーツをたどると実はこの警備会社だった。彼の意思に従わない息子に苛立ちを感じているが、実は自らも若い頃には親の敷いたレールに乗ることを潔しとせず、竜也と同じ事をした時期もある。 浅見奈美江(あさみ なみえ) 渡の妻で竜也の母。旧姓は鷹宮。 高橋(たかはし) 渡の秘書。未来戦隊タイムレンジャーのタイムレンジャーの関係者たち
タック タイムレンジャーの面々に同行してやってきた、ミミズク型サポートロボット。ロンダー刑務所の全囚人データや、20世紀、30世紀のデータ等が蓄積されている。沈着冷静だが人間らしい感情も持ち合わせている。 名前の由来は時計の音(チック、タック)から。 タイムロボター シオンが作ったサポートロボット2号。妙にレトロチックなデザインが特徴。喋る時には語尾に「ターイム!」をつける。 リュウヤ 時間保護局レンジャー隊隊長。タイムロボなどの発進承認を行っている。竜也にそっくりだがそれもそのはずで、彼は浅見家の末裔である。謎めいた行動をとっているが、その理由は終盤明らかにされる。 森山ホナミ(もりやま ほなみ) タイムレンジャーを追い回すスクープ記者。行き過ぎた取材行為でタイムレンジャーの作戦を邪魔してしまい、落ち込んでいたところをタイムイエローに慰められ、恋に落ちたが、しばらくの間はタイムイエローの正体をアヤセと勘違いしていた。後半でタイムイエローの正体をドモンだと知り、相思相愛となるが…。 爆竜戦隊アバレンジャー にも1話だけゲストとして登場した。 鷹宮義隆(たかみや よしたか) 旧華族出身の竜也の祖父。竜也に空手を教えた人物。母・奈美江とともに、竜也を訪ねてきた。未来戦隊タイムレンジャーのロンダーズファミリー
30世紀から20世紀の地球に逃亡してきた犯罪者ドン・ドルネロを首領とする組織。従来のシリーズの組織とは違って(激走戦隊カーレンジャーの敵組織ボーゾックもその節が見受けられたが)、世界征服ではなく、金目当てのために犯罪活動をする(囚人が逮捕されても儲かることもある)。時折、タイムレンジャー抹殺そのものを目的として囚人を解凍する場合もある。ロンダー刑務所を本拠としており、刑務所内の圧縮冷凍された囚人達を解凍して配下にしている。組織名も、この刑務所にちなんでギエンとリラが名づけた。時々、幹部のギエンが暴走し、大量殺戮を行なうことがある。ロンダーズという名称は「マネーロンダリング(資金洗浄)」から、幹部たちの名前はお金の単位から付けられている。
ドン・ドルネロ 30世紀の大物マフィア、ドン・ドルネロファミリーのボス。第一級犯罪により千年の圧縮冷凍刑を宣告されたが、ロンダー刑務所ごと20世紀に逃走。ギエンやリラと共にロンダーズファミリーを立ち上げた。金を愛し、金が無いと熱が出る。金城銅山(きんじょう どうざん)という人間に変身する。リラとは金で繋がっている仲であったが、母に似ているリラの事が嫌いではなかったようだ。ファミリー内のイザコザを嫌い、規律を乱す者は友人でも容赦しないが、ただ一人、命の恩人であるギエンにだけは甘く、その結果ギエンの暴走を招いてしまう。 ギエン 金色の体のメカ生命体。元は心優しい少年で、対立組織に追われていたドルネロを匿ったことで瀕死の重傷を負い、友情を感じたドルネロによって機械化人間として再生された。人間だった頃は無邪気であまり頭が良くなかった(数を数える時、3の次が7になる)が、改造されてからは優れた知能を持ち、ジャンクドロイドや様々なメカを作る。だが、その一方で冷酷さがエスカレートし、金儲けよりも破壊活動を好むようになっていった。そのため一時はドルネロに制御キーを差し込まれ機械化以前の性格に戻るが、リュウヤの暗躍によって復活し、ついにドルネロと決別してしまう。 リラ 贅沢が大好きで自己中心的な女性犯罪者。金、グルメ、美容、ファッション、美術品など、あらゆる物に関心を持ち、手に入れようとする。ドルネロとは金で繋がっている仲だったが、それなりに好意も抱いていた。人間に変装するのが得意で、ドルネロ達が現代に逃走する際もリラの変装が役に立っている。戦闘能力も高く、ビームガンやバリアマントで戦う。 ロンダー囚人 ロンダー刑務所で圧縮冷凍の刑を受けていた囚人たち。圧縮冷凍中も「頭の半分は起きている」状態でありながら、身体は全く動かせないことなどからとても苦しいらしい。ロンダー刑務所は凶悪な宇宙人、サイボーグ、生体ロボット等の犯罪者を多く収容しており、解凍された囚人たちはその特殊な能力でタイムレンジャーを苦しめる。圧縮冷凍された囚人には反動でリバウンド(巨大化)しないように抑制シールが張られており、このシールを剥がすと体組織が20倍になり、巨大化する。大抵の場合、戦闘中のアクシデントでこのシールが剥がれるか、ボルテックバズーカの直撃を受けた直後、圧縮冷凍される前に最後の手段として自らシールを剥がして、囚人たちは巨大化する事が多い。 ジャンクドロイド・ゼニット ギエンが作り出したロボット兵士。ネジ状の部品から生み出される。人間の姿に変身する事もできる。戦闘からエステティシャンのアシスタントまで、様々な雑務をこなす。戦闘時には銃剣を武器とし、数に任せてステップを踏みながらタイムレンジャーに襲い掛かる。 ヘルズゲート囚人 悪党揃いのロンダー刑務所の囚人の中でも、特に凶暴で危険な犯罪者たち。刑務所の奥にある半永久独房に収容されているが、ギエンによって計4人の囚人が解放された。未来戦隊タイムレンジャーの装備・技
クロノチェンジャー タイムレンジャーの変身用ブレスレット。「クロノチェンジャー!」と叫んでボタンを押すことで、時空間でクロノ粒子をクロノスーツとして装着する。初回起動時には時間保護局の1チーム規定人数である5人がいなければ起動できないが、一度起動すれば単独でも起動できる。変身後もスーツの外側に出ているのが特徴。通信機としても使用可能で、武器やタイムフライヤーの召還にも使われる。 クロノアクセス クロノチェンジャーで時空間にアクセスして、ダブルベクターやボルユニットを取り出す。 アクセルストップ シオンがクロノチェンジャーに組み込んだ新たな機能。クロノスーツの機動力を3秒間だけ大幅に高めるものの、発動中はスーツの耐久力が低下する。 タイムエンブレム 名乗りの際、5人のうち一人がロンダーズに見せる金属製の身分証。圧縮冷凍された囚人の上にかざすと圧縮冷凍カプセルが出現し、そのまま囚人がカプセルに収納される。このカプセルが何らかの衝撃で壊れると、中にいた囚人が手のひらサイズで活動する。(リバウンドも可能らしい)タイムファイヤーは最初、エンブレムを持っていなかったが、終盤でシオンから専用エンブレムを受け取った。 クロノサーチ ゴーグルに搭載された、相手の情報を分析するシステム。 ダブルベクター クロノチェンジャーから取り出される、時計の長針と短針を模した二本の剣。長剣はスパークベクター、短剣はアローベクターといい、柄の部分で合体させるとツインベクターになる。クロノマイト合金製で、50cmの鉄棒を輪切りにする。クリスタライズド・メタル製の刃先の色と形がメンバー毎に異なる。柄の部分のパワーボリュームを押すとビートアップして威力が上がる。 ベクターハーレー ツインベクターからビームを放つ。全員が使用可能。標準装備で銃を持たない彼らが一般的に使う、光線による攻撃。 ベクターアラウンド 2人で空中で敵の周囲を滑空・旋回しながらダブルベクターで何度も斬りつける。 ベクターハリケーン 2人で敵の周囲を旋回しながらダブルベクターを持ち、きりもみ回転を続けて何度も斬りつける。 ベクターインパルス レッドの技。ツインベクターをビートアップさせて、空中から縦に斬り付ける。 スパークエンド レッドの技。ベクターハーレーの応用版。スパークベクターをビートアップさせて、360度全方向にビームを放つ。 ベクターエンドダブルベクターが時計の長針と短針を模しているように、技にも文字盤に時刻を示すような様々なバリエーションがある。
ベクターエンド・ビート3 レッドの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで左から右へ斬る。 ベクターエンド・ビート12 レッドの技。敵に飛び掛かりながら、2本のダブルベクターで上から下へ斬る。 ベクターエンド・ビートクロス レッドの技。エネルギーを全開にした2本のダブルベクターで内側から横斬りを行ない、続けて上から下へ斬る。 ベクターエンド・ビート6 ピンクの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで下から上へ斬る。 ベクターエンド・ビート9 グリーンの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで右から左へ、十字を描くように斬る。 ベクターエンド・ビートX ブルーの技。ツインベクターをビートアップさせて敵をX字を描くように斬る。 ベクターディバイディング イエローの技。ツインベクターをビートアップさせて敵に何度も斬りつける。 ボルユニット クロノチェンジャーから取り出される重火器。メンバー毎に異なる。2人のボルユニットで同時に攻撃するダブルシュートは、1度だけグリーンとピンクが使用。状況に合わせて出力レベルを調整できるとされており、それぞれ単体でも最大出力で囚人たちを射殺できると思われるが、タイムレンジャーの任務が囚人の再逮捕・圧縮冷凍であるためにその目的では使われていない。辛うじてユウリが一度、ボルスナイパーでの囚人の殺害が可能である事を明言している。 ボルブラスター レッド専用大型キャノン砲。破壊力は最も高いが、1発撃つ毎のエネルギー再充填に10秒間要する。ショック効果のある特殊弾を放つこともできる。 ボルランチャー ブルー専用大型ビームランチャー。1発で戦車も粉砕してしまう大型エネルギー弾を1秒間に3発放つ。 ボルパルサー グリーン専用2連装マシンガン。