本荘高校

秋田県立本荘高等学校(あきたけんりつほんじょうこうとうがっこう)は、秋田県由利本荘市に所在する県立高等学校。略称は「本高」(ほんこう)である。創立以来、由利地方トップ校として、各界に有為な人材を輩出している。

本荘高校の概要

秋田県内で4番目に設立された旧制本荘中学校を前身とする進学校。国公立大学に毎年100名程度が進学し、難関私立大学の合格者も顕著である。四年制大学への進学が大部分を占めるが、女子生徒の受け入れ時から、看護系学校に進む生徒も少なくない。

創立以来、由利地方各市町村の首長を多く輩出していることも特徴である。端艇部硬式野球部などが強豪で、硬式野球部は2006年・2008年の全国高校野球選手権大会に秋田県代表として出場。

校訓 - 「右文尚武」、「質実剛健」、「玲瓏同気」。

校歌 - 旧制第一高等学校の寮歌を曲に用いている。

1 昇る朝日に照り映えて 姿雄雄しき鳥海山 千古の理想いや高く 御空はるかに仰ぎつつ 右文尚武いそしみて 起て鶴城の健男児

校章 - 「雪の紋章」。鳥海山の万年雪と雪の結晶を図案化したもの。

スクールカラー - えんじ。

校技 - ボート。毎年、1年生を対象に、ボート教室が開かれている。

新入生は一週間の間、校歌・応援歌練習に参加する。応援歌を歌う際に、男子生徒が肩を組んで、上半身を前後に反らせるのが特徴的である(2006年の全国高校野球選手権大会に出場した際の応援でも行われた)。

現在の校舎は三代目で、屋根は瓦である。 校舎までには500メートルほどの急な坂があり、多くの運動部が走り込みを行う。また、この坂は「桜坂」と呼ばれているが、名前の由来は道に沿って植樹された桜によるものであり、福山雅治の「桜坂」とは一切関係ない。

英語表記は、「Honjo Senior High School」である。これは学制改革の際に本荘町立本荘中学校(現由利本荘市立本荘北中学校)が設立され、その差別化のため、あえて「Senior」を入れたものである。

制服は、男子は創立以来の黒の学生服。女子は冬服は濃紺のブレザー、夏服はセーラー服にブルーチェックスカートであり、夏服にあこがれて同校を目指す女子生徒も珍しくない。

男子生徒に比べ、女子生徒が少ない。が、応援団の中核を成すのは、女子生徒である。白の羽織・袴で部活動の応援に励んでいる。 なお、チアリーディングは存在しない。

親子三代にわたり同校に入学すると、全員が健在であれば表彰されるという「三代表彰」がある。

本荘高校の沿革

1900年(明治33年) - 秋田第四中学の創立を秋田県議会で可決。

1902年(明治35年) - 秋田県立本荘中学校として由利郡本荘町桜小路1番地に開校。

1907年(明治40年) - 第一回卒業式を挙行。同窓会設立

1948年(昭和23年) - 秋田県立本荘高等学校と改称。同時に定時制を併設。

1951年(昭和26年) - 男女共学となる。

1955年(昭和30年) - 商業科を設置。

1967年(昭和42年) - 第49回全国高等学校野球選手権大会に出場

1988年(昭和63年) - 第70回全国高等学校野球選手権大会に出場

1988年(昭和63年) - 新校舎(本荘市陣場岱6番地)に移転。

2002年(平成14年) - 創立100周年を迎え、記念式典を挙行。

2004年(平成16年) - 商業科を閉科。

2006年(平成18年) - 第88回全国高等学校野球選手権大会に出場

2007年(平成19年) - 同窓会創立100周年を迎え、記念式典を挙行(全国的にも、最も長い歴史を持つ同窓会として有名)。

2008年(平成20年) - 第90回全国高等学校野球選手権大会に出場

本荘高校の学校行事

4月に行われる運動会では、3年生の男子が文系と理系に分かれて「棒倒し」を行うのが伝統である。6月中旬に行われる文化祭は校訓である「玲瓏同気」にちなんで「玲瓏祭」と呼ばれている。クラスごとに仮装をし、寸劇などを行う「仮装大会」は本荘公園などを利用しての一般公開もされている。

本荘高校の著名な卒業生

猪股謙二郎本荘町長初代本荘市長)07年卒

武藤儀亮(学習院大学教授)07年卒

佐藤憲一(元本荘市長)33年卒

相田浩(東京大学名誉教授)39年卒

瀧廣明(元瀧不動産会長)41年卒

植村伴次郎(株式会社東北新社代表取締役会長)45年卒

長西良輔(広島女学院大学名誉教授)49年卒

加藤隆勝(筑波大学名誉教授)50年卒

柳田弘初代由利本荘市長)50年卒

村岡兼造(元衆議院議員、内閣官房長官)※東京都立小石川高等学校に転校

小松寛治(本荘第一病院理事長・院長、東北大学医学博士)53年卒

古宇田敦子オーストラリア研究)57年卒

佐々木典夫劇団四季四季株式会社代表取締役社長)66年卒

加藤幾芳(北海道大学大学院教授)66年卒

伊藤秀志シンガーソングライターラジオDJ)73年卒

村岡兼幸(元日本青年会議所会頭)76年卒

工藤幹夫(元日本ハムファイターズ投手。1982年パ・リーグ最多勝利投手)79年卒

畠山啓元浦和レッドダイヤモンズサッカー選手、元サッカー日本ユース代表主将)86年卒

三条場千寿(日本獣医科学会、東京大学)88年卒

竹内昌也元阪神タイガース投手、現中日ドラゴンズ打撃投手)90年卒

佐々木瞳テレビユー山形アナウンサー))97年卒

仁部智元広島東洋カープ投手))98年卒

MAKOTO(元モデル・DJ)99年卒

◇出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)『本荘高校』より
取得日:2008-08-06

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