機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00 (きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本のテレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群である。

機動戦士ガンダム00の作品概要

機動戦士ガンダム00の基本設定

本作は、西暦2307年の地球を舞台としてスタートする。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システム軌道エレベーター実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「人類革新連盟」、「AEU」の世界3大国家群のみであった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの連合にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。

機動戦士ガンダム00のあらすじ

新型モビルスーツ(以下“MS”)の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のモビルスーツ2機の襲撃を受ける。額に“GUNDAM”と刻印されるそれらの機体は、圧倒的な機動力攻撃力AEUのMSを破壊していった。同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、同様の刻印が施された謎の機体2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。

この騒動にメディアが沸き立つ中、世界中に向けて1つの声明が発表される。4機のモビルスーツガンダム」を所有する私設武装組織ソレスタルビーイング(以下“CB”)」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。

機動戦士ガンダム00の沿革と展開

本作はガンダムシリーズの通算12作目( SDガンダムフォース を含む)に当たり、テレビ放映では初めて前期(ファーストシーズン、25話分)・後期(セカンドシーズン)の分割放送を行う。ファーストシーズンは2007年10月6日から2008年3月29日まで、MBS・TBS系列「土6」枠(一部地域遅れネット)にて放送された。また、ガンダムシリーズおよび「土6」枠作品初のハイビジョン制作・放映となる。セカンドシーズンは2008年10月5日よりMBS・TBS系列「日曜午後五」枠(全国地域同時ネット)で放送を開始した。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


機動戦士ガンダム00の登場人物・組織

この節では以降、アニメ版のファーストシーズン 1st セカンドシーズン 2nd と記述する。劇中では物語の進行に伴い年単位の月日(1st終了時で約1年、2nd開始時でそれより4年)が経過しているが、特に断り書きがない場合は初登場時の年齢を記載する。

機動戦士ガンダム00のソレスタルビーイング

#あらすじも参照

西暦2100年頃に科学者イオリア・シュヘンベルグによって創設された。英字表記で「Celestial Being」すなわち「天上人」の名を持つ。構成員は守秘義務により互いの素性を秘匿しており、互いをコードネームで呼び合う(一般的にキャラクターの名称として扱われるのはこのコードネームの方である)。また、構成員の中でも特にガンダムパイロットは「ガンダムマイスター」と称される。2ndでは、構成員は色違いや多少の形の違いはあれど、統一されたデザインの制服を着用している。

機動戦士ガンダム00のプトレマイオスのガンダムマイスター

刹那・F・セイエイせつな・エフ・セイエイSetsuna F Seiei) 声 - 宮野真守西墻由香(幼年期) 本作の主人公で、ガンダムエクシアダブルオーガンダムマイスターを務める。本名はソラン・イブラヒム。 かつて隣国アザディスタン王国武力併合された、中東クルジス共和国出身の元少年兵。西暦2301年(作品開始時より6年前)、突如クルジス市街に飛来したOガンダムに窮地を救われ、後にCBに参加する。この時の経験からガンダムに対して信仰に近い感情を持ち、戦争根絶を体現する存在=ガンダムそのものになろうとしている。 非常に寡黙な性格で、当初は他者の干渉を拒み常に一定の距離を置いていた。しかし、少年兵として自分を利用したサーシェスとの再会、母国を滅ぼした国の皇女マリナとの出会いを経て少しずつ変わっていき、また自分が理想とするガンダム像とは程遠いトリニティとの決別を機に仲間との絆を深めていく。国連軍との最終決戦ではアレハンドロと対決し勝利するも、グラハムと相討ちになり、エクシアと共に消息不明となる。 その後4年間は一人で世界を放浪し、連邦、そしてアロウズの作る歪んだ平和に憤りを感じていたが、2ndでは再びCBに合流しダブルオーガンダムに搭乗、ルイスを取り戻そうとする沙慈と共に戦う。 制服・パイロットスーツブルーを基調としている。 1st 年齢:16歳 身長:162cm 体重:49kg 2nd 年齢:21歳 ロックオン・ストラトス (Lockon Stratos) 声 - 三木眞一郎 アイルランド出身の双子、ディランディ兄弟共通コードネーム。制服(ライルのみ)・パイロットスーツグリーンを基調としたものを着用している。この項では個別表記する。 ニール・ディランディ (Neil) ガンダムデュナメスマイスター。その優れた狙撃能力を買われCBにスカウトされた。明るく陽気な青年だが、テロにより両親と妹を失った過去から、テロ行為に対して激しい憎悪を抱く。CBとして人を裁く代償に、世界の変革に成功した暁には自らも裁きを受ける覚悟を持つ。 年齢不詳のティエリアを除くガンダムマイスターの中では最年長で、リーダー的存在。暴走の多い刹那の制止やフォロー(貧乏くじ)を引き受けたり、ティエリアが精神的に脆いことに唯一気付くなど、苦労しつつも常に仲間を気にかけ、協調性に欠けるメンバー達をまとめ上げていった。 国連軍との戦闘の最中にティエリアを庇い利き目を負傷するも、周囲の制止を振り切って出撃。サーシェスとの死闘の末、相討ちに近い形で死亡。ニールの存在は、その後のティエリアに大きな影響を与えていく事になる。 1st 年齢:24歳 身長:185cm 体重:67kg ライル・ディランディ (Lyle) ニールの弟で、ケルディムガンダムマイスターを務める。兄の援助の下、AEU領内大商社で働きつつ、カタロン構成員として活動していた。目の前に現れた刹那から行方不明だった兄がCBのパイロットとして戦って、戦死したことを聞き、彼の遺志を継ぐこと、更にカタロンへの情報流出の目的でCBに加入、兄のコードネームを引き継ぐ。容姿はニール(初代のロックオン・ストラトス)と同じだが、言葉遣いの語尾や煙草を好むなどのささやかな違いがあり、兄と比較されることを嫌がる一面もある。また、家族を奪ったテロに関してもどこか達観したところがある。 2nd 年齢:29歳 身長:186cm 体重:68kg アレルヤ・ハプティズム (Allelujah Haptism) 声 - 吉野裕行城雅子(幼年期) ガンダムキュリオスアリオスガンダムマイスター戦災孤児幼少期に人革連の「超人機関」で「被検体E-57」として人体実験を受けていた過去を持ち、実験により本名を含めた全ての記憶を失っている。その時に出逢った少女マリー・パーファシーから「神に感謝する言葉」を意味する「アレルヤ」という名前を授かる。その後廃棄処分を受けそうになった他の仲間たちと共に研究施設を脱走するが、ただ一人生き残り、紆余曲折を経てCBに参加する。温厚で礼儀正しく、ミッションとはいえ人命を奪うことには抵抗を感じている一方で、心の奥には人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」と呼ばれる粗野で好戦的なもう1つの人格が存在する。貪欲なまでに生に執着するハレルヤは温厚なアレルヤが戦意を失った際に表出し、アレルヤに代わって殺戮と破壊を繰り返す。かつて「超人機関」を脱走した際に宇宙船が漂流し酸素と食糧が底をついたため、仲間を皆殺しにしたのもハレルヤである。実はアレルヤは「思考」を、ハレルヤは「反射」を司り、2つの人格が共通の目的を持った時、真の超兵の力を発揮する。 超兵ソーマ・ピーリスの存在から、「超人機関」が存続していることを知り、自分のような存在をこれ以上生み出させないため、苦悩の末に同胞の子供達がいる研究施設を破壊するが、このことは超兵としての自分に肯定的な感情を持つピーリスとの確執を生む。CBと国連軍の最終決戦では死闘の末、ハレルヤとの連携でトランザムを駆使してピーリスセルゲイを翻弄し追い詰めるが、セルゲイの身を呈した行動により僅かな隙を突かれてキュリオスは大破し、ハレルヤも一時的に消失した。その際に初めてピーリスの姿を目撃し、彼女が成長したマリーであることに気づく。 その後はキュリオスごと国連軍に鹵獲され捕虜の身となり、尋問と拷問の繰り返しだった1年を含めた4年間、収監施設に監禁されていたが、2ndで活動を再開した刹那たちによって救出されアリオスガンダムを受領。マリーを取り戻すという決意を胸に、再び戦争根絶のための戦いに復帰する。ピーリスとは再び戦場で相対するが、再三に渡る身を呈した呼びかけの結果、彼女にマリーとしての人格と記憶を甦らせることに成功し、マリーと共にプトレマイオス2へと帰還する。その後、ダブルオーライザートランザムの発動がきっかけで、再びハレルヤの人格が現れ始めるが、本人にその自覚はない。 左右の瞳の色が異なるオッドアイである。1stでは前髪で片目が隠れているが、どちらの人格が現われているかによって露出する瞳が異なるよう演出され、アレルヤは灰色に近い色の左目が、ハレルヤは金色の右目が露出し、同時に2つの人格が表出する最終決戦では前髪をかき上げたオールバックで闘いに臨んだ。2ndでは両目が出る髪型に変更されている。制服・パイロットスーツオレンジを基調としている。 1st 年齢:19歳(後に20歳) 身長:186cm 体重:65kg 2nd 年齢:24歳 ティエリア・アーデ (Tieria Erde) 声 - 神谷浩史 ガンダムヴァーチェガンダムナドレ)、セラヴィーガンダムマイスター。 中性的な美少年風の顔立ちと眼鏡が特徴。CBメンバーの中でも際立って謎が多い人物。その正体はイノベイターであり、CBを統轄するスーパーコンピュータヴェーダ」とリンクする能力を持っているが、同類の存在及イオリア計画の全貌は知らされていない。 当初はCBの理念よりもヴェーダの意思を至上のものとして行動しており、その意に反するものは、たとえ味方であっても一切容赦をしなかった。特に刹那とは当初険悪だったが、ヴェーダの意思がハッキングによって歪められていることを悟ってからは、共通の敵の出現や、マイスターらの過去を知る機会を通して、それらの悪感情は氷解していく。精神的に脆い面があり、ヴェーダアレハンドロリボンズによって完全に掌握され、リンクを断たれてしまった際には激しく動揺した。その際に生じた自身のミスによってロックオンニール)が負傷した事を負い目に感じ、国連軍との最終決戦では彼の仇を討とうと奮戦する。他のマイスター同様機体は大破するが、搭載されているGNドライヴをCBに持ち帰った。 その後は半壊状態組織再建に乗り出し、2ndではセラヴィーガンダムマイスターとなり、ヴェーダの判断ではなく「自らの意思で戦う意味を模索する」ようになる。容姿は変わらないが、仲間の意思を尊重し、時にはぎこちないながらも冗談を言うようになる等、精神的に大きな変化を遂げており、またアロウズの暴虐な政策によって支配された世界について他人事のようにしか考えていない沙慈を叱責して諭すといった面も見せるようになった。自分と同じイノベイターであるリジェネリボンズからイオリア計画の全貌を告げられ、計画よりもニールへの情に流されていることを指摘された際には動揺するも、亡きニールを心の支えにして自分の信じた道を進むことを宣言し、自分を味方に引き入れようとしたイノベイターたちと決別する。制服・パイロットスーツは紫を基調としている。 1st 年齢:不明(外見は16歳を想定して作成されている) 身長:177cm 体重:61kg

機動戦士ガンダム00のプトレマイオスクルー

4機のガンダムを艦載する、CBの戦闘母艦プトレマイオスの乗員たち。後にフェルトから「家族」と評される程の親密な絆で結ばれているが、国連軍との決戦において多くの乗員が死傷する。2ndでは生き残った乗員たちが新母艦プトレマイオス2に搭乗する。

スメラギ・・ノリエガ( - リ - ) 声 - 本名陽子 プトレマイオス戦術予報士で、艦のリーダー的存在。艦長職ではないが、戦術予報都合上、それに近い位置でプトレマイオス全体の指示を出している。本名はリーサ・クジョウ1stでは26歳。 元はAEU軍の戦術予報士だったが、過去に参加した作戦において、知人であり目標とする先輩でもあったカティ・マネキンが率いる味方部隊と競合、同士討ちとなる戦術ミスを犯した際に恋人のエミリオ・リビシを失っている。この過去のトラウマから逃れたいために飲酒を繰り返すようになる一方、二度とミスはしないという決意も固めている。プトレマイオスにおける作戦立案をほぼ一手に手掛ける有能なコマンダーだが、作戦中にも平気で飲酒しているところをクルーに注意されることも少なくない。 CBと国連軍との最終決戦を生き延びるものの、各地を放浪し変わらない世界を見て、自分の戦いは過去を払拭するためのエゴでしかなかったと評し、旧友であるビリーの元で酒浸りの日々を送っていた。しかし刹那によって強引に連れ戻された後、仲間に請われてアレルヤの救出作戦に協力、その後も新生CBへの参加に逡巡するが、自分を案ずるアレルヤに励まされ再び戦いに身を投じる決意をする。後にマネキンアロウズ指揮官となっていることを知り苦悩するが、過去からは逃れられないと悟り戦い続けることを選ぶ。制服カラーはやや赤みがかった紫。また、ブーツはかかと部分が厚めな仕様。 クリスティナ・シエラ 声 - 佐藤有世 プトレマイオス戦況オペレーター。22歳で、愛称は「クリス」。その高度なプログラミング能力を買われ、CBにスカウトされた。気さくな性格で他のクルー達からの信頼も厚い。同僚のフェルトを可愛がっており、消極的な彼女に普通の女の子らしい習慣をつけさせようとしてショッピングに連れ回すなど姉のように振舞う一方、自分が戦争をしているという意識が稀薄だったため、セルゲイによるガンダム鹵獲作戦の折、初めて死の危機に直面してパニックを起こし、フェルトに叱責される一幕もあった。CBと国連軍との最終決戦では冷静な機転でフェルトプトレマイオスから脱出させるが、その直後にブリッジへの砲撃で致命傷を負い、自分を庇おうとして絶命したリヒティと共に艦の爆発に巻き込まれて死亡。最期までフェルトの事を心配していた。 フェルト・グレイス 声 - 高垣彩陽 プトレマイオス戦況オペレーター1stでは14歳で、当時のクルーの中では最年少だが、豊富なメカ知識を持つ。外伝 00P に登場する第2世代マイスタールイードマレーネの娘だが、2人がプルトーネの事故で死亡した事に関する詳細事項は秘匿義務のために知らされていない。 他者とのコミュニケーションを苦手とし、普段はあまり感情を表に出さないが、芯は強い。ロックオンの相棒であるハロがお気に入りで仲が良く、ロックオンニール)から本名や素性を明かされた事をきっかけに、彼に対しても淡い恋心を寄せていた。 2ndでは、表情や言動も女性らしく柔らかくなり、以前は2つに分けていた髪を、亡きクリスの髪型と同じように1つにまとめている。後にCBに身を寄せたマリーに対しては、彼女がつい最近まで敵のパイロットであったためにわだかまりをぶつけてしまうが、後に謝罪し仲間として受け入れている。 制服カラーは髪の色と同じピンク色(インナー黄緑色)。 リヒテンダール・ツエーリ 声 - 我妻正崇 プトレマイオス操舵士。21歳で愛称は「リヒティ」。クリスに好意を持つ。陽気で調子のいい性格。調子に乗りすぎて、人革連の「超人機関」の施設破壊ミッション終了後、面白がったためにスメラギに叱責されたこともあった。 技術者だった両親は太陽光発電紛争に巻き込まれ亡くなっており、彼自身も重傷を負い、失った体の大半を機械化する事で生命維持をしていた。CBと国連軍との最終決戦でブリッジへの砲撃を受けた際、クリスを庇おうとして死亡し、彼女と共にプトレマイオスの爆発に巻き込まれた。 ラッセ・アイオン 声 - 東地宏樹 プトレマイオス砲撃士。がっしりした体格でやや皮肉屋な性格。元はガンダムマイスター候補の1人で、現在は予備パイロット。CBにスカウトされる前はマフィアのメンバーだった。GNアームズロールアウト後はそのパイロットとして刹那とコンビを組むようになる。「CBは存在する事に意義がある」と考え、その言葉は刹那の心にも深く刻まれた。CBと国連軍との最終決戦にて負傷するも生還した。 2ndでは戦死したリヒティに代わり、アニューが搭乗するまでプトレマイオス2の操舵を兼任した。国連軍との決戦以降に身体に何らかの障害が生じてしまい、スメラギからプトレマイオス2を降りることを勧められるが断っている。制服カラーは濃いグレー。また、ジャケットは半そで仕様。 イアン・ヴァスティ 声 - 梅津秀行 1stでは52歳。プトレマイオス総合整備士ガンダムプトレマイオス保守整備、新装備開発などを一手に担う。かつてはAEU軍所属の技術者であった過去を持つ。外伝に登場する第2世代ガンダムマイスターとも知り合いであり、彼女達が現役だった15年前にモレノと共にスカウトされてCBの一員となった。 ガンダムの地球での任務の際は共に地上に降りることも多い。ロックオンラッセからは「おやっさん」と呼ばれ親しまれている。 CBと国連軍との最終決戦で生き延び、2ndでは最古参のメンバーとして、ダブルオーガンダム等の新世代機の開発に携わっている。自らプトレマイオス2の砲主として戦うこともある。ラッセと同じく、制服カラーは濃いグレーミレイナ・ヴァスティ 声 - 戸松遥 イアンの娘で、2ndからプトレマイオス2の戦況オペレーターを務める、最年少の14歳。天然系の性格のムードメーカーで、会話の時は「〜です」や「〜ですぅ」といった独特の語尾とツインテールが特徴。メカニックとしても優秀であり、父親が不在の際はガンダムの整備も担当する。制服カラーイエロー。 刹那とマリナアレルヤマリーの関係について「2人は恋人なのですか?」と質問しては、イアンを呆れさせていた。 アニュー・リターナー 声 - 白石涼子 2nd中盤から登場。王留美の紹介によりCBに参加し、プトレマイオス2の操舵手となる。操船技術の他にも様々な学問に通じており、イアン曰く「おまけに美人」。その正体はリヴァイヴと同タイプイノベイターだが本人にその自覚はなく、プトレマイオス2の位置がアロウズ側に把握されていることについても疑問を持っている。このためロックオンライル)に対して疑いの目を向けていたものの、彼の素性を知ったことをきっかけに心を通わせ合い、恋人関係となっていく。 しかしリヴァイヴと接触し脳量子波を受けたことでイノベイターとしての使命に覚醒し、態度を豹変させCBを離反。プトレマイオス2のシステムウィルスによって破壊し、ミレイナを人質にダブルオーの奪取を企てる。しかしライルと刹那が一芝居打ったため企ては失敗に終わり、小型艇トレミーから脱出する。イノベイターとして覚醒した後もそれ以前の記憶や感情は残っており、内心ではライルのことを想い続けつつも、MSガッデスパイロットとしてプトレマイオス2を襲撃し、ライルケルディムとの死闘を演じる。一時はライルの説得に心を動かされ、自分の想いに従って彼の許へ帰ろうと決意するそぶりを見せるが、リボンズ脳量子波によって操られ、説得を続けるライルを撃墜しようとしたため、駆けつけた刹那のダブルオーライザーによって撃墜され死亡。最期の瞬間にはライルと自分が分かり合っていたことを確かめ、このような形であれライルと巡り合えた運命を感謝していた。ライルは刹那に対し、彼女がイノベイターではなく人間としてプトレマイオス2に戻ろうとしていたと弁護しているが、後に刹那は彼女が既に普通の状態ではなく、彼女を撃たなければライルが死んでいたはずだと断言している。 CBでの制服カラーは赤(インナーは青)。 J・B・モレノジョイス・モレノ) 声 - 四宮豪 プトレマイオス船医。43歳。イアンとは旧知の仲で、CB加入以前は国境なき医師団に所属していた。艦内クルーには「J・B・モレノ」と名乗っている。外伝 00P では「ジョイス・モレノ」の名で登場し、第2世代機ガンダムプルトーネの事故で心身共に深い傷を負ったシャルの治療を担当。プルトーネの事故を機にGN粒子の有毒性についても調べるなど、事故を知る数少ない生き証人だった。CBと国連軍との最終決戦でアルヴァトーレの砲撃により戦死。 ハロ(Haro) 声 - 小笠原亜里沙オレンジ)、高山みなみ(赤) CBに配備されている独立AIで、MSの補助操縦整備機械カレルとのドッキングによるメンテナンスサポートを担当。機密保持のために人員を最小限に抑えているCBにとっては必要不可欠の存在となっている。 プトレマイオスには色違いの個体が複数おり、全機が「キョウダイ」として認識している。デュナメス及びケルディムにはオレンジのものが相棒として積み込まれており、精密射撃モード時の機動制御を代行している。 2ndでは赤いハロがCBに保護された沙慈に貸与されており、情報端末として使用されたり、オーライザーの制御をサポートしたりと活躍している。

機動戦士ガンダム00のトリニティ

ガンダムスローネシリーズを擁するマイスター達。プトレマイオス及び前述するマイスター達とは行動を共にしておらず、チームトリニティとして独自の動きを見せる。リボンズの細胞を調べ得られたデータを元に、遺伝子操作によってガンダムマイスターとなるべく生み出されたデザインベイビーで、実の兄弟であり強い絆で結ばれている。

プトレマイオスマイスター達による武力介入を手緩いものと批判しており、民間人に対しても容赦のない武力介入を行うが、彼らはCBの計画に介入し悪用しようとする監視者、アレハンドロにより捨て駒として利用されているに過ぎなかった。そのことに気がつかないまま、過剰な武力介入を繰り返したためにプトレマイオスマイスター達から決別され、その後国連軍結成を成功させたアレハンドロからも用済みと見なされ刺客を差し向けられる。

ヨハン・トリニティ 声 - 小西克幸 ガンダムスローネアインガンダムマイスター、長男。冷静沈着な性格で、ミハエルネーナと共に与えられた任務を忠実にこなしてゆく。 アレハンドロに利用されていることを知らず、戦争根絶のためと信じて過激な武力行使を続けるが、アレハンドロから抹殺指令を受けたサーシェスに撃たれ、負傷した身で戦うも撃墜され死亡。 ミハエル・トリニティ 声 - 浪川大輔 ガンダムスローネツヴァイガンダムマイスター、次男。短気かつ好戦的な性格。ネーナを溺愛している。 国連軍の追撃から逃れる途中、協力者と偽って現れたサーシェスに射殺された。  ネーナ・トリニティ 声 - 釘宮理恵 ガンダムスローネドライガンダムマイスター、末っ子。無邪気で明るい性格だが、本性は自分勝手かつ残虐で、気晴らしに民間人を攻撃、殺戮すると言う行動を平気で行う。脳量子波を操る能力を持ち、限定的ながらヴェーダアクセスすることができる。プトレマイオス内にて単独行動を取った際にはティエリアから不審がられる。 兄達と共にサーシェスに殺されかけるが、刹那とラッセに助けられスローネドライで離脱。その後王留美の元に保護された。2ndでは彼女を「お嬢様」と呼んで黙々と仕えているが、本心では兄達を死に追いやったリボンズサーシェスに協力する彼女を憎んでおり、メメントモリ攻略戦では留美の意向を無視してプトレマイオス2に情報を送り刹那に助力するなど独自の行動を見せる。サーシェスに再会した時には激昂し仇を討とうと襲い掛かるも一蹴された。 後にイノベイターへの反逆を目論んでいたリジェネと結託して留美を裏切り、自分を見下していた彼女に対して、全てを欲しながら満たされない空虚な人物であるなどといった辛辣な評価を投げかけた。そして紅龍と留美の二人を抹殺するが、その直後にリボンズの意を受けたルイスの駆るレグナントに機体を大破させられ、コクピットごと握り潰され死亡。 HAROHaro) 声 - 小笠原亜里沙 トリニティに配備されている紫色のハロ。全ハロ達の「オニイチャン」と言われている。1stより遡る事80年前、木星圏廃棄コロニーを調査していた何者かによって発見される。 デュナメスケルディムに積み込まれているオレンジカラーのハロ同様、パイロットに代わってMSの操縦や専用の整備機械によるメンテナンスサポートを担当する。エージェントからの連絡を取るなど、通信連絡員としての面を併せ持つ。 常にネーナと共に行動しており、後述のガンダムスローネドライを専属でサポートにあたっている。ネーナと共にサーシェスの手から逃れ、ソレスタルビーイング本体に合流・保護された。その後は他の兄弟と共にイアンの新型ガンダム開発のサポートに携わり、2ndではネーナパートナーを再び担当する。しかし、その機能にはリボンズによる細工が施されていた。

機動戦士ガンダム00のサポートメンバー

留美ワン・リューミン) 声 - 真堂圭 世界中社交界で名を馳せるセレブ1stでは17歳。各界の人脈を駆使した諜報活動活動資金の調達、ガンダムマイスターへの任務伝達など、プトレマイオスの活動を影からサポートする。世界が変わりさえすれば良いと手段を厭わない面を持ち、トリニティとも接触を持った。その縁からか、孤立してしまったネーナを保護し、自らの配下として置いているが、内心ではどこか見下した感情を抱いていたようである。 2ndではプトレマイオスへの援助を行う一方で、イノベイターにも情報の一部をリークさせたり、メメントモリ建造費用を出資したりしている。また、世界の変革への気持ちは殆ど失くし、自己の境遇の変革と幸福のみを欲するようになっていた。CBを利用してヴェーダの独占を目論んでいたが、その内の欲望を見抜いていたネーナからは裏切られ、イノベイターへの反乱を目論んでいたリジェネにも利用された挙句、最後は孤立して小型艇で離脱しようとした所を、スローネドライの攻撃を受け死亡。 紅龍(ホンロン) 声 - 高橋研二 年齢不詳。留美に付き従う執事だが、実は彼女の実の兄であり、一族の当主としての能力に欠けていた事で、妹の留美が当主となり、自らはそれに仕える身となっていた。数人の武装ゲリラを一蹴するほどの武術の達人でもあり、ボディーガードも兼任している。ラフマディ救出作戦の際にはCBに協力し、素顔を隠した状態でサーシェス率いる傭兵部隊を撃退した。 2ndでは引き続き留美に仕えているが、イノベイターアロウズにまで協力し、かえって混乱を大きくしてしまっている彼女の行動を理解できず、複雑な表情を浮かべる事が多くなった。ヴェーダの独占を目論む留美に同行するが、ネーナの裏切りによって追い詰められ、最後は留美だけを脱出させた所をネーナに射殺された。 リンダ・ヴァスティ 声 - 早水リサ イアンの妻でミレイナの母。眼鏡をかけた若く美しい女性。夫と同じく技術者で、ラグランジュ3の秘密基地においてオーライザーの開発に関わっていた。イアンには不釣合いな若さは初対面プトレマイオス2クルーショックを与え、アレルヤから「犯罪」と評されている。アロウズの攻撃により基地が陥落した際には輸送艇で他のCBスタッフと共に脱出し、アリオスに護衛され安全圏へと離脱した。制服カラーは赤(インナーピンク色)。

機動戦士ガンダム00の創設者、監視者

イオリア・シュヘンベルグ 声 - 大塚周夫 CBの創設者。全世界メディア宛てに送られたビデオメッセージを通じ、CBの存在と、世界中全戦争行為に対する武力介入を宣言する。太陽光エネルギー発電システム基礎理論を提唱した稀代の天才科学者でもあるが、彼本人が活躍したのはメッセージの放送から200年以上も前の21世紀末期で、既にこの世の人物ではない。当時も公にその姿を見せたことはなかったという。 月面に隠されたヴェーダ中枢施設にてコールドスリープで眠り続けていたが、ヴェーダ本体を発見したアレハンドロにより身体を銃撃される。しかしイオリアはこのような事態になる可能性も予期していたため、システムトラップを仕掛けており、自身の計画が失敗した時のために用意していたビデオメッセージを通じて、CBのガンダムマイスター達に戦争根絶の願いと未来を託す。 2ndでは、彼の計画にはCBの役割が終わった後の展望も含まれていたことが明かされるが、それ以上に紛争根絶という過程に執着していたとも語られている 。 アレハンドロ・コーナー 声 - 松本保典 36歳。ユニオンに属する国連大使。CBの監視者だが、イオリアの理念や刹那のガンダム信仰に対しては「神を気取る理想主義者」という否定的な見解を持つ。人類を導くのはイオリアのような過去の人間ではなく、今を生きる人間であるという信念を持ち、自分こそがその役割に相応しいと考えている。 トリニティの黒幕であり、同じ監視者のラグナと共にガンダムスローネを開発。コーナー家の悲願でもある己の目的を実行に移すため、トリニティに過剰な武力介入を行わせて三大陣営の結束を促す一方、疲弊しきった三大陣営に対しては協力者を装い、ガンダムと同等の性能を持つ量産機ジンクスを譲渡。この自作自演によって三大陣営国連軍結成へと導く。 用済みとなったラグナトリニティサーシェスを差し向けた後、月面施設にてリボンズと共にヴェーダを掌握するが、イオリアが仕掛けていたシステムトラップにより、ガンダムに搭載されていた秘密能力トランザム」を起動させてしまう。CBと国連軍との最終決戦では自ら出撃し刹那を追い詰めるが、トランザムを起動したエクシアに敗北し死亡。最期の瞬間には、他者を欺き利用し続けた自分もまた、リボンズの捨て駒でしかなかったことを知る。 リボンズ・アルマーク 声 - 蒼月昇 アレハンドロと行動を共にしている謎の少年。その正体は、CBによって戦争根絶が達成された後に世界を導く役割をイオリアから託されていた人造生命体「イノベイター」の一人。かつてクルジス共和国で刹那を救ったオーガンダムマイスターでもあるが、彼を救ったのは気まぐれであり、戦争根絶というイオリアの理念にはさほど共感しておらず、計画を前倒しして自分に与えられた役割を全うすることを望んでいる。偶然出会ったと見せかけてCBとの接触を目論んでいたアレハンドロに協力し、自分の計画のために彼とトリニティを利用していた。 2ndでは世界の中枢を裏側から操る存在となっており、アロウズによる世界の統一のため、他のイノベイターを率いて暗躍する。CBはイオリアの計画においては既に用済みであり、生き残ってしまったために計画の障害となっている存在と見なしている。常に余裕ある振る舞いを崩さない一方、未知の存在であるダブルオーガンダムの性能を目の当たりにして、動揺や苛立ちを隠せない一面ものぞかせる。 当初はCBをうまく利用できると考えていたようだが、自らの意思で戦いを選んだ彼らを疎ましく思い始める。後に刹那の前に直接現れ、11年前に刹那を助け、彼をマイスターに推薦したのが自分であることを明かすと共に、ダブルオーガンダム所有権は自分にあると主張する。 ラグナ・ハーヴェイ 声 - ふくまつ進紗 アレハンドロと同じCBの監視者。表向きはAEUにて、リニアトレイン事業の総裁を務めている。スローネ開発の協力やトリニティ直接指示をする事でCBの全権を手に入れようとしていたようだが、結局はアレハンドロに利用されていただけで、最後はアレハンドロの命令を受けたサーシェスに殺された。

機動戦士ガンダム00のユニオン

アメリカを中心とした世界経済連合正式名称は「太陽エネルギー自由国家連合軍 Union of Solar Energy and Free Nations)」。大統領を元首とする共和制。主にアメリカ州、オセアニアの国々で構成されており、日本も「経済特区」(中国に実在するものとは別)としてこの傘下にある。

三大勢力では最も早く軌道エレベーター実用化に成功し、以後急速な発展を遂げる。また、世界の警察的な役割を担っていると自負している。

後に地球連邦へと統合される。

機動戦士ガンダム00のユニオン軍

MS部隊MSWADエムスワッド)の精鋭により、対ガンダム調査隊(後に「オーバーフラッグス(第8独立航空戦術飛行隊)」として改編)が編成された。後にAEU、人革連と共に国連軍に参加する。

グラハム・エーカー 声 - 中村悠一 27歳。MSWADに所属する中尉で最新鋭MSフラッグを操るトップファイターで、空中変形を伴う空戦機動マニューバ)に「グラハム・スペシャル正式名称グラハム・マニューバ」)」と名前を残すほどの腕前。フラッグの機体性能テストに参加した際、誤って上官の乗った機体を破壊した事故から一部から 上官殺し と噂されている。MS操縦技量は高く、オーバーフラッグデュナメススローネアインを圧倒した。 AEUの新型機イナクト公開演習を見学した際、突如上空より現れたエクシアを目撃し、戦争根絶のための武力行使を「存在自体が矛盾」と指摘しつつも、その圧倒的戦闘力に心を奪われ強い興味を抱く。その後、エクシアとの交戦を果たした経験を買われ、新設された対ガンダム調査隊へと転属する。転属後は自身のフラッグを改造し、ガンダムとの戦いに挑み続け、刹那との邂逅も果たす。調査隊オーバーフラッグスとして改編された後は、同部隊の隊長として上級大尉に昇進。トリニティとの戦闘でハワードが戦死した後、彼の墓前でフラッグガンダムを倒す事を誓い、GNドライヴ[T]を積んだGNフラッグエクシアと交戦した末相打ちとなる。 しばしばガンダムに対する己の執着を恋愛に例え、最終決戦ではそれを世界よりも優先する「愛」であると結論付けた。行き過ぎた愛や信仰は憎しみや紛争を招き、ガンダム自身グラハムのような存在を生み出すとも主張し、CBが抱える矛盾を刹那に突きつけた。 2ndではその消息が明言されていなかったが、物語の終盤でミスター・ブシドーの正体がグラハムであったことが明かされた。 ビリー・カタギリ 声 - うえだゆうじ 茶髪のポニーテールに、眼鏡を掛けている長身の男。1stでは31歳。MSWAD技術顧問フラッグの開発にも携わっている。グラハムとは公私共に親しい旧友同士で、共にAEU軍の公開演習エクシアの性能を目の当たりにした後、対ガンダム調査隊に転属する。技術者としての能力は高くフラッグ短期間でGNドライヴ[T]を搭載させる快挙を成し遂げた。しかし一方でエイフマンに一緒に師事したスメラギに好意を寄せており、三軍合同演習の作戦計画を「軍のシミュレートプラン」として情報を漏洩し、意見を聞かせてほしいとスメラギに迫るなど、軍属としてあるまじき行動を見せることもあった。 2ndではスメラギを自分の部屋に居候させていたが、彼女を連れ戻しに来た刹那によって、スメラギがCBのメンバーであることを知り、彼女が自分の想いを利用していたと思い込んで失望。その後、MS開発主任としてアロウズへ転属する。ブシドーとは旧知の間柄であるとされ、彼の過去についても知っている。 エイフマンの自宅に残っていた、GNドライヴに関する手書きの資料に記されていた理論を証明し、ブシドー専用MS「マスラオ」を開発、それによって改良を加えた擬似太陽炉に、擬似的ではあるがトランザムシステムを組み込むことに成功している。 レイフ・エイフマン 声 - 土師孝也 世界に名を知られたユニオンの技術者。機械工学、材料工学など、あらゆる工業分野に精通しており、その見識の深さを見込まれて、対ガンダム調査隊技術主任として招聘される。グラハムの依頼を受けてフラッグ強化改修を行った。ビリースメラギの恩師でもある。 GNドライヴの本質に迫ることで、イオリアには戦争根絶とは異なる真の目的があるとする推論に達するが、その直後に何者かによる「貴方は知りすぎた」というメッセージを受け取ると共に、トリニティによるMSWAD本部襲撃を受け死亡。 GNドライブの理論を独自解釈した資料を自宅に残しており、それがきっかけとなり、ビリーによって「マスラオ」が開発される事となった。 ハワード・メイスン 声 - 高橋研二 没年28歳。グラハムの要請を受け対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイターで階級は准尉。オールバックヘアー眼鏡姿が特徴。フラッグに強い愛着を持ち、フラッグファイターとしての誇りも高く、フラッグガンダムの性能差を嘆くダリルに対して、フラッグファイターとしての矜恃を見せろと反発する一面もあった。トリニティによるMSWAD本部襲撃時の戦闘でミハエルスローネツヴァイと交戦し戦死。誰よりもフラッグを愛していた彼の死が、グラハムが「フラッグで戦い続ける」事を決定付ける事となった。 ダリル・ダッジ 声 - 西凜太朗 ハワードと共に対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイターで階級は曹長(後に中尉)。赤いドレッドヘアーが特徴の黒人男性。フラッグの性能ではガンダム太刀打ちできないと痛感しジンクスに乗り換えるが、ジンクスに乗り換えた後もフラッグファイターとしての誇りを持ち続けていた。また、上官であるグラハムを侮辱したジョシュアコーラサワーに対して怒りをぶつけることもあった。国連軍に参加し、グラハム不在間の実質的な隊長代理として戦い続けるが、デュナメスに特攻し戦死。それにより、ロックオンの死角をサーシェスに晒す結果を招いた。 ジョシュア・エドワーズ 声 - 金野潤 オーバーフラッグス編成時にアラスカから転属してきたフラッグファイターの一人で、階級は少尉。高度な空戦機動である空中変形をこなせる程の腕前だが、プライドが高く、着任当初から隊長であるグラハムに対して反抗的な態度を見せており、グラハムフラッグテストパイロットを務めていた当時の事故を掘り起こして「上官殺し」と嘲っていた。三軍合同演習時に功を焦って作戦計画を無視、デュナメスに対して単身特攻し肉薄するが、デュナメスの反撃により戦死。 ホーマー・カタギリ 声 - 大友龍三郎 ビリーの叔父で、ユニオン軍の高官。柔和な甥と対照的に厳格な性格。ビリーの要請を受け、ユニオンに提供されたジンクス擬似太陽炉1基を「量産化に向けた調査・研究」の名目で提供する。 2ndではアロウズの司令となっており、CBの復活を利用し、組織の権限拡大を図る。

機動戦士ガンダム00のアメリカ合衆国政府

大統領官邸ワシントンD.C.にある旧ホワイトハウス敷地内にあり、同時にユニオン最高議会の議事堂としても機能している。

ブライアン・ステッグマイヤー 声 - 小室正幸 西暦2307年時点のアメリカ合衆国大統領。自国が他国の紛争介入を行うのは国民の安全と国益を確保するためで、決して慈善事業ではないと考えている。 デビッド・カーネギー 声 - 麻生智久 大統領補佐官。CBに強い不信感と紛争介入への疑問を抱き、CBの正体が暴かれた時に彼らを裁くのは自分達の使命だと考えている。

機動戦士ガンダム00の経済特区・日本

ユニオンの傘下にある経済特区として発展し、また、人革連領にも近いことや「経済特区」としての地域特性もあり、人革連やAEUとの人的交流や企業誘致なども盛んに行われている。また、国内には在日ユニオン軍が駐留しているが、それとは別に日本国としての「国防軍」も編成されている。

沙慈・クロスロード(さじ - ) 声 - 入野自由 本作のもうひとりの主人公。日本の経済特区東京に在住する高校生。専攻は宇宙工学。CBの理念や行動に対しては懐疑的。両親は既に故人で、現在は絹江とマンションで2人暮らしをしている。偶然にも日本に潜入していた刹那と隣同士になるが、当時は彼がガンダムマイスターである事に気づくことは無かった。しばらくは平和な生活を送っていたが、ルイスガンダムスローネによって親族と左腕を失った後に別れを切り出され、更に追い打ちをかけるように絹江を失ってしまった事で、全ての元凶であるガンダムとCBを憎む。 2ndでは夢を叶えて宇宙で働き始めるが、カタロンの構成員である同僚を庇ったためにカタロンの構成員と見なされ、アロウズによって強制労働に従事させられた挙句そのアロウズが行った虐殺に巻き込まれる。その際に刹那と再会しCBに保護されたが、同時に彼がマイスターであることを知る。その後行動を共にするようになり、ルイスを傷つけたのがトリニティであることを知ってなお、部外者としての立場を貫き、CBへの批判を続けていたが、その態度が原因でカタロンの人々を死なせてしまう。罪の意識から自分に出来ることで何か償いたいと願うようになり、メカニックとしてイアンの手伝いをする様になる。そしてプトレマイオス2の危機を前に、イアンからオーライザーを託され戦場に立つが、その際にルイスアロウズのMSパイロットとになっていることを知り、再び苦悩することになる。ブレイク・ピラー事件の折、メメントモリ2号基を破壊するためダブルオーライザーの「ライザーシステム」を作動させるためにオーライザーパイロットが必要な状況となり、「守るための戦い」をするために再びオーライザーへ搭乗する。その後も再度のメメントモリ破壊作戦の時などにオーライザーに乗るが、自らの戦いの意味を見いだせずにいた。しかし刹那の言葉を受け、ルイスを取り戻すために戦うことを決意する。初搭乗時にはCB標準のノーマルスーツを着用していたが、ブレイク・ピラー事件からは白を基調としたパイロットスーツを着用する。 ルイス・ハレヴィ 声 - 斎藤千和 スペインAEU)からの海外留学生で沙慈のガールフレンド。専攻も同じ。家が財閥の出身で、わがままな性格で度々沙慈を振り回している。また、沙慈に紹介される形で、刹那とも知り合う。 従兄弟結婚式のために一時帰国するが、たまたま結婚式場上空を飛行していたネーナの気まぐれによる攻撃で親族を皆殺しにされ、自身も左手を失う。その後、見舞いに来た沙慈に「夢を叶えて欲しい」と告げた。しばらくは彼とメールを続けていたようだが、2年後以降はメールの返事をしていない。 2ndでは髪を短くしアロウズのMSパイロット(階級は准尉)として登場。失った左手には機械の義手を装着している。両親を含む親族を失った事でハレヴィ家の当主となっており、財閥の資産を用いてアロウズの最大の出資者となり、両親の命を奪ったガンダムに対する憎悪を燃やす。擬似太陽路の粒子を浴びたことで細胞障害を起しており、リボンズから与えられたテロメアを修復するナノマシン入りの錠剤を服用している。CBに関わることとなった沙慈とは、互いの存在に気がつかないままニアミスを繰り返すが、やがて彼がガンダムオーライザー)に乗っていることを知り、彼のことを素性を隠して自分に接していたCBの構成員であったと誤解し、大事にしていた沙慈に関するデータを携帯端末から全て削除した。「過去は捨てた」と発言しているが、家族をガンダムの攻撃によって失ったという過去を引きずっていることを、アンドレイから指摘されている。沙慈のことを一度は誤解したものの、心の底では彼を想い続けており、「彼を撃てるか」と心の中で自らに問いかける場面も見受けられる。しかし、家族の復讐に拘るあまり、徐々に情緒不安定に陥り始めている。遂に家族を殺した張本人であるネーナを殺したが、その時には既に精神は半ば崩壊したも同然の状態であった。 実はリボンズによって人類初のイノベイターとなっており、脳量子波を使うことができる。 当初はジンクスIIIに搭乗していたが、ピーリス戦死報告を受けた後からは彼女の搭乗機であるアヘッド・スマルトロンを受領する。その後20話からは新たに配備されたMAレグナントを受領し乗り換える。 絹江・クロスロード(きぬえ - ) 声 - 遠藤綾 沙慈の姉。報道機関JNNに勤務するジャーナリスト。父もフリージャーナリストで、報道関係者の間ではその名を知らぬ者がいないほどの有名人で正義感も強い人物であったらしいが、真実を追究しすぎてしまった事で命を落とす事になってしまったようである。彼女がJNNに入ったのはこの父の影響である。沙慈が世間知らずなお嬢様であるルイスと付き合っている事には、あまり好感を持てないでいた。 CBに強い興味を持ち、イオリアの経歴を追う事でCBの真相に迫ろうとする。次第にその行動や手段は非常に危ない橋渡りになっていった為に同僚からも心配されていたが、真実の追究にのめり込むあまり、絹江はその忠告を聞き入れず、調査を続行する。 新型のガンダムであるスローネに「ラグナ」が関わっているという情報を聞き、独自に調査を重ねた結果、リニアトレイン公社総裁であるラグナを指すことを突き止める。しかし門前払いを受けた為に、ラグナと面会を終えたサーシェスに接触するが、サーシェスに邪魔者と見なされ殺される。 池田(いけだ) 声 - 四宮豪 報道機関JNNの海外特派員で、世界各地紛争地域から取材報道を行う。2ndではカタロンの構成員として再登場し、報道関係の人脈を駆使してカタロンに貢献する。

機動戦士ガンダム00のAEU

EUを前身とする、ヨーロッパ中心連合国家群。「新ヨーロッパ共同体」とも呼ばれ、正式名称は「Advanced European Union」。軌道エレベーターの建設は遅れており、まだ本格稼働には至っていない。元首は存在せず、各国代表による協議制のため意見が一致しないことが多く、他の超大国の中では政策などが遅れている。

後にユニオン、人革連と共に国連軍に参加。その後地球連邦へと統合される。

パトリック・コーラサワー 声 - 浜田賢二 フランス軍のエースパイロット(自称、「AEUエース」と名乗る)で、階級は少尉。1stでは28歳。腕は確かなのだが、自信過剰で喧嘩っ早い性格のため、軍上層部も手を焼く問題児でもある。2000回以上のスクランブルをこなし、模擬戦全勝の実績を買われて最新鋭MSイナクトテストパイロットに抜擢されたが、イナクトのお披露目を兼ねた公開演習突如乱入して来たエクシアに惨敗。プライドを粉々に砕かれ、「ガンダム襲撃による最初の被害者」という不名誉な肩書きを得てからは、ガンダムに対して強いライバル意識を持つようになる。 三国合同演習の際にはマネキンに一目惚れし、マネキン指揮下に入ってからは、彼女の気を引こうとガンダムに戦いを挑むようになる。後にジンクスパイロットに選ばれた際には、ロックオンニール)の右目を負傷させるなど、ガンダムマイスターを幾度と無く追い詰める活躍をし、CBと国連軍との最終決戦ではナドレと相討ちになるも生還する。外伝 00F によれば、このとき漂流し外宇宙へ流されかけたところを、アストレアFに搭乗するフォン・スパークが意図せず助けたとされる。ガンダムとの交戦を数多く経験し、毎回乗機を撃墜されながらも常に生還している事から「不死身のコーラサワー」の異名で知られるようになる。 2ndでは当初マネキンからアロウズに関わる事を止められていたが、後にマネキンの傍で彼女を守ることを一方的に宣言し、自ら志願して連邦正規軍からアロウズへと転属する。その後もガンダムに撃墜され続けるも常にマネキンと行動を共にし、アロウズとCBの最終決戦では、マネキンと共にクーデター側勢力の構成員として登場した。 カティ・マネキン 声 - 高山みなみ AEU軍大佐フィンランド人、1stでは32歳。パトリック直属の上司にあたる。戦術予報士出身のエリート士官であり、紛争の根絶が不可能である以上は、的確な戦術予報によって紛争の早期解決を図ることが平和への手段であるという信念を持つ。スメラギとは彼女がユニオンに留学していた時から旧知の間柄であり、また過去にスメラギが恋人を失うことになった同士討ち事件における競合相手でもあるなど、深い因縁を持つ。 1stではAEU軍のMS隊作戦指揮官を務める。三国合同演習の集合時間に遅刻してきたパトリック初対面で殴りつけた際、一目惚れされ、度々アプローチを掛けられるようになる。2ndでは4年前の対ガンダム及びCB戦の経験を買われアロウズへ転属する。アロウズのやり方には疑問を抱いているが、その事を口に出すことはない。セルゲイと通じ、彼にアロウズ内部の情報を提供しているようである。幾度にわたるガンダムとの戦闘を通じて、CBの戦術がクジョウ(=スメラギ)のものであるという確信を得るに至り、彼女宛にメッセージを送った。CBに参加しているスメラギに対しては、戦争根絶は夢想に過ぎないという批判的な想いを抱いており、その戦術で幾度となくスメラギを追い詰めた。 ブレイク・ピラー事件の際には万単位の市民を犠牲にするアロウズ上層部の真意にいち早く気づいて憤慨しており、破片の落下を防ぐためにアロウズの部隊をCBに協力させたのは彼女の判断であろうとスメラギは推測している。事件後は消息不明となるとなるが、アロウズとCBの最終決戦ではクーデター勢力の一員として再登場。カタロン残存艦隊クーデター勢力を率いてプトレマイオス2の危機に駆けつけ、アロウズはもはや悪政を行う連邦の傀儡であり軍隊ではないと断罪、戦力で勝るアロウズ艦隊をその戦術で圧倒した。

機動戦士ガンダム00の人類革新連盟

中国、ロシア旧共産圏インドなどを中心に国家主席を元首とした連合国家群。通称「人革連」。英名は「Human Reform League」。ユーラシア大陸の国々から形成される。

ユニオンに次いで軌道エレベーター実用化に成功したものの、技術面ではユニオンAEUにやや遅れを取っている。そのため、超大国の中でもガンダムの鹵獲に力を注いでいる。

人革連軍の軍人は他国軍と異なり、敬礼時に掌を正面に向けるのが特徴。

後にユニオンAEUと共に国連軍に参加。その後地球連邦へと統合される。

セルゲイ・スミルノフ 声 - 石塚運昇ロシアの荒熊」の異名を持つ人革連軍MS部隊の指揮官兼パイロットで階級は中佐。左目に大きな傷跡を持つ歴戦の兵士で、対ガンダム専任特務部隊「頂武(ちょうぶ)」の隊長を務める。風聞を信じず、自分で見聞きしたものしか信用しない主義。後にピーリス保護役を受け持つこととなったが、彼女が戦闘に参加することや、超兵の存在についてはやや懐疑的。ガンダム鹵獲作戦などにより、嘗て低軌道ステーション重力ブロックの事故の折、協力して民間人を救ったアレルヤピーリスと同じ「超人機関」出身であることに気づく。 実力は高く、ティエレンエクシアを圧倒するほど。高い部隊指揮能力戦術予報能力も持ち、ガンダムに比べはるかに性能に劣るティエレンのみの部隊でキュリオスを一時鹵獲してみせた。 2ndでは連邦軍大佐に昇進。身寄りのないピーリスを養女に迎えようと考えており、アロウズに転属した彼女の身を案じていた。ピーリス戦闘中に行方不明になったとの報を聞き、捜索の末に見つける。共にいたアレルヤに銃を向けるが、ピーリスの出自と2人の仲を知り、彼女をアレルヤに託し、軍にはピーリスが戦死したという虚偽の報告をした。彼の行動や思想は軍内部に少なからぬ影響を与えていたという。 息子アンドレイとは妻ホリー(声 - 田中晶子)の死を巡って確執があり、親子の関係は瓦解同然である。ピーリスアロウズ転属命令を携えて訪ねてくるまで、息子が軍人となってアロウズに所属していたことを知らなかった。 アフリカにある軌道エレベーターラ・トゥール」におけるハーキュリーのテロを事前に知り、その後上層部の意向でティエレン全領域対応型に搭乗してハーキュリー説得に向かう。その際、何の罪もない民間人をオートマトンを使って虐殺するアロウズのやり口に激怒し、人々を守るためハーキュリーを伴い「ラ・トゥール」を脱出、落下するピラーの破片の迎撃を行う。このとき、GNアーチャーに搭乗していたマリーと再会を果たす。しかし、破片の迎撃が終了し全軍が撤退したのち、彼を誤解したアンドレイが搭乗するGN-XIIIのビームサーベルコックピットを貫かれ、アンドレイホリーへの謝罪の言葉を述べながら死亡したが、最後までアンドレイとは分かり合えぬまま終わった。 ソーマ・ピーリスマリー・パーファシー) 声 - 小笠原亜里沙 人革連軍のMSパイロット1stでは18歳、階級は少尉。「超人機関技術研究所」で遺伝子工学により生み出されたデザインベビーで、ナノマシンによって身体機能の強化・改造を施された超兵1号。研究所にいた頃はマリー・パーファシーという名前を持ち、記憶と名前がないアレルヤに名前を授けた。後に「ソーマ・ピーリス」という人格を上書きすることで、失っていた五感を復元するのと引き換えに、マリーとしての人格を封印されその記憶を失う。思うような結果を出せずに焦った「超人機関」が完全体の超兵と称して送り出し、組織の安泰を図ろうとしたためである。 ピーリスとしての彼女は超兵である自分に誇りを持つように洗脳されており、アレルヤに対して強い反発を抱く。彼とは戦場で何度も対峙し、脳量子波の干渉で弱らせ鹵獲した際にも貢献した。沈着冷静で感情表現に乏しいがセルゲイに人間として扱われ次第に人間らしい感情に目覚めてゆき、CBと国連軍との最終決戦では、アレルヤに止めを刺すよりもセルゲイを救うことを選んだ。 2ndでは連邦軍中尉となっていたが、CBの活動再開と同時期にアロウズへ転属する。監禁されていたアレルヤの尋問に立ち会い、ピーリスの正体を知ったアレルヤから「マリー」と呼ばれ「超人機関」のホームで一緒にいたと言われ困惑した。非人道的な作戦を厭わぬアロウズの手口には嫌悪感を覚えつつも、超兵としての自覚から任務に従っていたが、アレルヤからの再三の呼びかけによってマリーとしての人格と記憶を取り戻し、セルゲイを父として慕いながらもアレルヤと共に生きることを選びCBに身を寄せる。アレルヤの意向で戦闘には参加することはなかったが、メメントモリ攻略戦の際にはスメラギに依頼され、ブリッジ脳量子波によりトレミー離脱タイミングを計るという形で参戦した。 マネキンの部隊によるプトレマイオス2への総攻撃の際には自らGNアーチャーで出撃しようとするなど、以前から自分に出来ることで償いたいと悩んでいた。ブレイク・ピラー事件では破片の迎撃を行うべくGNアーチャー単独出撃セルゲイとの再会も果たす。しかしその後、セルゲイアンドレイのGN-XIIIのビームサーベルに貫かれ命を落とす瞬間を目の当たりにしてしまい、その衝撃で人格交代が起こりマリーの人格は深層意識下に沈み再びピーリスを名乗るようになる。GNアーチャーに搭乗し続け、セルゲイの仇であるアンドレイを討つことに執着する。アレルヤに対しても心を閉ざしており、マリーの名で呼ばれることを拒絶していたが、22話での出撃の際には自分のことをマリーの名で呼ぶことを許し、彼との連携作戦を行うようになる。

機動戦士ガンダム00のアザディスタン王国

中東にある新興国の1つ。化石燃料に依存して軌道エレベーター建設に参加しなかったため太陽光エネルギーの恩恵を受けることができず、また、国連決議によって化石燃料輸出規制が課せられたため経済的に窮乏している(これはアザディスタンに限らず、中東産油国諸国全般が同じような状態にある)。また、国内では改革派保守派が対立しており、王宮の近辺でもテロが日常的に起きている。6年前に刹那の母国でもある隣国クルジス共和国へ侵攻、併合している。2ndでは当初地球連邦非加盟国であり、連邦からの恩恵を受けられないために内情はさらに悪化していたが、更に皇女マリナ連邦保安局に逮捕され、彼女が不在の間、リボンズの意を受けたサーシェスの手によって国土を焦土化された後、連邦主導傀儡政権によって中東諸国統廃合、半ば強制的に連邦へ加盟させられることになる。

マリナ・イスマイール 声 - 恒松あゆみ 本作のヒロイン1stでは24歳、中東の新興国アザディスタン王国の第1皇女。王族の血を引くものの普通の家庭に育ち、元々は音楽の道を志していたが、困窮する祖国を立て直すために皇女となり、各国に援助を求め世界を飛び回っている。非暴力を信念とし、CBに対しても「戦争を戦争で解決させる」ものと否定的な見解を示している。 争いをなくすための方法論の違いで刹那と対比される人物。刹那とは偶然の出会いを機に数回の邂逅をしており、その身を案じている。CBと国連軍との最終決戦前に、刹那から自分の想いを綴ったメールを送られ、彼女は刹那の想いを知り涙を流した。 2ndでは、かつて刹那に関わったことからCBの再興と共に連邦保安局に逮捕されるが、同じ施設に収容されていたアレルヤと共にCBに保護され、一時行動を共にした後カタロンの基地に残る。自身が不在の間にアザディスタンを失い無力感に苛まれるが、例え自分や自分に近しい者たちが危険に直面する状況になっても戦いによる解決には否定的な立場を貫き、基地に預けられている子供たちとの交流を築いていく。彼女が子供たちの言葉を集めて作った歌は、やがて平和を求める世界中の人々の間に広がっていった。 ヒロインとして位置付けられるキャラクターとされつつも、刹那との関係は恋愛とは異なるものであると定義されており、劇中でもマリナ自身や刹那によって否定されているが、周囲からは恋愛関係と見なされることもある。 シーリン・バフティヤール 声 - 根谷美智子 1stでは27歳。マリナの側近でお目付け役も務める女性。政治的手腕は優れているが、アザディスタンでは女性が政治に関わることが許されていおらず、マリナが個人的に雇った政治アドバイザーで正規の官僚ではないためもあり、公に姿を見せることはない。 連邦設立後マリナの元を離れ、2ndではカタロンの一員となっている。アザディスタンの再建のためには地球連邦との戦いが不可避であると主張し、マリナとは意見を異にしているが、カタロンに身を寄せるマリナを個人的に気遣う面も見せる。 マスード・ラフマディ 声 - ふくまつ進紗 アザディスタンの宗教指導者で、「ラサー」、「カダフ師」とも呼ばれている。マリナが皇女に即位する前から知己の関係だが、国を復興させるために外国からの支援を望む改革派マリナに対し「争いを起こさないためにも、変化を嫌う者達(保守派)の思いを受け止める存在が必要」だとして、マリナとは政治的に対立する立場にある。 サーシェスに拉致されたことで内戦誘発の危機を招いたが、刹那達によって救出された後、エクシアで王宮に送り届けられる。その後、2312年までの間に死去した。

機動戦士ガンダム00の地球連邦

CBと国連軍の決戦の後、三大勢力やその他の国連加盟国を統合し誕生した全地球規模の国家。

機動戦士ガンダム00の地球連邦平和維持軍

世界統一と平和維持を目的に、旧国連軍を再編し発足した地球連邦の軍隊。同じ連邦軍隊でありながら独自の命令系統を持つアロウズと区別して、「連邦正規軍」または単に「連邦軍」あるいは「正規軍」と呼ばれる。主力MSジンクスIIIを初めとする擬似太陽炉搭載機、及び関連技術をほぼ独占しており、旧来の兵器しか持たない反連邦勢力に対し圧倒的な優位を持つ。ただし、連邦軍全体における擬似太陽炉搭載機の配備は進んでおらず、ティエレン等旧勢力の機体も配備されている。

地球連邦平和維持軍の将兵は、ライトブルーの制服を着用している。

パング・ハーキュリー 声 - 屋良有作 旧人革連軍出身の連邦軍大佐で、セルゲイの旧友。 「軍隊とは、国民の利益と安全を守るため、対外勢力への抑止力となる」という信念を持ち、自らも軍人としての責務を全うしようと生きる。現在の連邦の腐敗やアロウズの悪行に強い憂いと憤りを感じており、暴走する世界を正すため部下達と共に、一般市民を巻き込んだ一大クーデターを画策する。アロウズの手口を見誤ったため自らの計画が失敗したことを悟りつつも、ステーションに残り全てを見届けようとする。しかしセルゲイに叱咤され、GN-XIIIで彼とともにラ・トゥールを脱出する。破片の迎撃が終了し、全軍が撤退したのち自らの所業を深く悔いるが、その所業を断罪するアンドレイによって撃墜される。

機動戦士ガンダム00のアロウズ

正規軍とは別枠に編成された、政府直轄独立治安維持部隊。超法規的機関であり、反連邦分子と見なした者に対しては独自に身柄拘束や尋問、果ては処刑すらも許可されるほどの強大な権限を有する。それは将兵個人においても同様で、同階級正規軍将兵よりもあらゆる面で優遇を受ける。また、「アヘッド」をはじめとする最新鋭MSや、衛星兵器メメントモリ」に代表される強力な戦略兵器を備え、一国家を消滅させるほどの軍事力を保有する。

正規軍将兵とは異なり、アロウズの将兵はグリーンを基調とする制服を着用している。

ミスター・ブシドー 声 - 中村悠一 仮面で素顔を隠し、通常の制服とは異なる陣羽織を羽織ったパイロット。その正体はグラハム。「ブシドー」の名は自称ではなく周囲が付けた渾名である。 単独行動を認められた特別なライセンスを与えられており、味方と馴れ合うことを嫌う。刹那をライバル視し、純粋な勝負でガンダムに勝つことを自分の生きる証であると考えており、それに反する状況では特権を用いて作戦を無視し、自ら刃を引くこともある。特に、オートマトンによる反乱分子の虐殺には強い拒絶感を抱いているようである。 幾度か真剣勝負の機会を逸した後、ようやく万全の状態で刹那との一騎討ちの機会を得るものの、単なる勝利ではなくその先の明日を掴むことが戦いの意義であると主張する刹那に敗北する。 アーサー・グッドマン 声 - 江川央生 アロウズ高級幕僚で階級は准将。金髪で肥満体の中年男性。マネキンリントに対し、再び介入行為を開始したCBに対する掃討作戦を命ずる。ブレイク・ピラー事件の際には自らメメントモリ二号基の攻撃を指揮した。 CBとの最終決戦では、ヴェーダの中枢の防衛するべく圧倒的な勢力を率いてプトレマイオス2を追い詰めるが、駆けつけたカタロン艦隊クーデター勢力を率いるマネキンの戦術に圧倒され、乗艦をダブルオーライザーに撃沈され死亡。死の直前には、邪魔になった味方の艦船を撃沈してでも自分がいる旗艦を守ろうとしていた。 アンドレイ・スミルノフ 声 - 白鳥哲 セルゲイと亡き妻ホリーの間に生まれた1人息子。階級は少尉。セルゲイに対し「母親を見殺しにした」と反目し、当てつけ同然に軍に志願する。補充要員として配属されたルイスに好意を寄せ、なにかと彼女を気遣っている。 ブレイク・ピラー事件の折、テロの主犯格であるハーキュリーの機体を撃墜したが、そこに居合わせたセルゲイも彼の仲間だと勘違いした事で、アンドレイセルゲイの言葉に耳も貸さず、彼を「母の仇」として殺害してしまう。この功績により中尉に昇進、アヘッドに乗り換える。 バラック・ジニン 声 - 稲田徹 ジニン小隊隊長を務める大尉。ルイスの上官。上級士官専用機アヘッドを操る猛者。反連邦組織のテロで妻を亡くしたことをきっかけにアロウズに志願する。連邦による統一世界実現のため、自ら非道に手を染めることもいとわぬ覚悟を持つ。実戦経験に乏しいルイスサポートしつつCBに挑み続けるが、オーライザーとの合体を成功させたダブルオーに機体を両断され戦死。 アーバ・リント 声 - 矢尾一樹 掃討戦を得意とするアロウズ指揮官。階級は少佐。反連邦分子抹殺という目的のためには非人道的な手段もいとわない、冷酷かつ残忍な性格の持ち主。また、傲慢な性格の持ち主で、穏健派マネキンとは反りが合わず、わざわざAEU軍時代の同士討ち事件の一件を持ち出したて嘲笑したり、セルゲイに対しては沙慈を「独断で釈放した事」を理由に、終始「アロウズの少佐は連邦軍の大佐より格上」という態度を取り続けた挙げ句平手打ちしたりしている。指揮官としては有能だが自分の作戦や才能に酔っている部分があり、予想外の事態には対処できない弱さも持つ。 衛星兵器メメントモリ防衛戦においては自ら指揮を執りカタロン艦隊を圧倒、続いて到着したプトレマイオス2を追い詰めるも、スメラギの奇策とガンダムマイスター達の連携に敗れ、メメントモリの崩壊に座乗艦ごと巻き込まれ、悲鳴を上げながら死亡した。

機動戦士ガンダム00のイノベイター

地球連邦を裏から操る謎の存在。外伝の 00P では、その正体はイオリア・シュヘンベルグの真の計画のためにヴェーダによって生み出された人工生命体であるとされている。人間を超えた身体能力パイロット能力を持ち、遺伝子操作とナノマシンによる老化抑制を施されている他、GN粒子を触媒とした脳量子波による感応能力を持ち、それを使ってのヴェーダへの直接リンクを行うことができる。

リボンズリーダーとし、ヴェーダの計画に従い世界の統一を進めることで、イオリアの「全人類の宇宙への進出」という最終目的を実現しようとしている。数名がCBや単独行動ライセンスを持つ大尉待遇パイロットとしてアロウズに配属されている。また、ティエリアとは敵対関係にある。

リジェネ・レジェッタ 声 - 朴?美 ティエリアと同一の遺伝子を基に、リボンズによって生み出されたイノベイターで、ティエリアと同じ容姿を持つ。ティエリアと接触し、彼にイオリアの計画の全容を告げるなど、他のイノベイターとは異なり、リボンズの指示に従わないことがある。ティエリアには対抗して欲しいと願うリボンズとは異なり、彼を仲間に引き入れようとした。 リヴァイヴ・リバイバル 声 - 斎賀みつき 最初にアロウズに配属されたイノベイター搭乗機砲撃戦用MS「ガデッサ」。イノベイターの中では感情的で熱くなりやすい性格。イノベイターとしての自分の実力に強い自信と矜持を持ち、人間を劣等種と見下しているが、マネキンに関してはその能力を評価しており、他のイノベイターに対しても「人間にしては優秀な人材である」などと紹介している。 人間を見下しているとはいえ、アニューをCBにぶつける際のヒリングの言動を受けて「悪趣味」と呟くなど、人間の情動に関しては多少なりとも理解がある模様。 ヒリング・ケア 声 - 川庄美雪 リボンズと似た容姿を持つ女性型イノベイター戦闘用に調整されたイノベイターで、その性格は好戦的かつ享楽的。また「自分のことを一番可愛いと思っている」。後にアロウズに配属されガデッサに、その後19話からはガラッゾに搭乗する。 ブリング・スタビティ 声 - 置鮎龍太郎 アロウズに配属された2人目のイノベイターで、特に戦闘能力を重視したタイプ搭乗機格闘戦用MS「ガラッゾ」。極めて寡黙な性格だが、イノベイターとしての使命には忠実で感情的な面を見せる。 高い戦闘能力を持ちながらも決して好戦的ではなく、同類のティエリアに対しイノベイターとしての使命を果たすよう諭すが、あくまで自分は「人間」であると拒絶され、セラヴィーから分離したセラフィムの奇襲によって死亡。 デヴァイン・ノヴァ 声 - 置鮎龍太郎 試作型MA「エンプラス」と共にアロウズに配属されたイノベイターブリング同系列遺伝子を持ち、ブリングと同じく物静かで口数も少ない。CBに敗れ戦死したブリングを不甲斐ないと批判しつつも、本心では彼の復讐を望んでいることをヒリングに指摘されていた。 ブレイク・ピラー事件の際、メメントモリ2号基を撃破しようとしたダブルオーライザーを単独で迎え撃ちブリングの仇討ちを試みるが、撃墜され死亡。ただしメメントモリ2号基による砲撃は成功し軌道エレベーターを直撃している。

機動戦士ガンダム00のカタロン

地球連邦アロウズによる、連邦非加盟国反連邦分子と見なされたものに対する苛烈な弾圧に対抗するべく設立された反連邦組織

世界各国に多くの支部を持ち、宇宙にも戦力を保有しているなど他の反連邦勢力とは一線を画す規模を誇る。しかし保有している戦力は今や旧式機となった非太陽炉搭載型MSであるティエレンユニオンリアルドといったものであり、2312年現在では決して潤沢な戦力とは言い難い。

CBの一員として活動するロックオンライル)との連携により、CBと共闘したり援助を行ったりすることもあった。ブレイク・ピラー事件の後は多くの戦力や拠点を失うが、アロウズとCBの最終決戦では地球連邦平和維持軍クーデター勢力と共にプトレマイオス2の危機に駆けつけた。

クラウス・グラード 声 - 川島得愛 カタロン幹部で、中東支部リーダーを務める。CBを連邦と戦う同志であると考えており、共闘を希望している。構成員の「ジーン1」ことライル・ディランディがCBに参加する事についても賛成していた。普段こそ穏やかではあるが、連邦の圧政に対しては怒りをあらわにするなど、内面的には熱い男。かつてはカタロンパイロットとして活動し、専用機も用意されていたほどの腕前を持っていた。 ブレイク・ピラー事件の後はシーリンマリナらと隠れ家を転々としていたが、アロウズとCBの最終決戦ではカタロン宇宙艦隊を率いてプトレマイオス2危機を救った。 カタロン子供達 カタロンが保護している子供達。彼らは戦争や弾圧によって親を失い、孤児となった存在である。 マリナが世話を手伝うことも多い。また、彼女と挿入歌TOMORROW」を歌っている。

機動戦士ガンダム00のその他

アリー・アル・サーシェス 声 - 藤原啓治 1stでは35歳。モラリア共和国の民間軍事会社(PMC)に所属する傭兵。豪放だが金に煩い男で、ボサボサに伸ばした髪と髭面と紺色の刺青と言うワイルドな外見が特徴。根っからの戦争屋で、信念や理想にはまるで興味を持たず、自身の事を「戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に殉じて生きる、最低最悪の人間」と表現したこともある。MS操縦技量及び対人戦闘能力はガンダムマイスター以上に高い。ガンダムは殺戮のための兵器であると捉えており、ガンダムに対して異なる想いを抱く刹那と対立している。 6年前のクルジス紛争では、テロ組織「KPSA」のリーダーを務め、「神」の名の下に刹那達クルジスの少年兵を糾合し戦闘技術を叩き込んだ。ロックオンニールライル)の家族を奪った自爆テロはその組織に属するクルジス人少年兵(刹那とも面識があり、刹那以上に「神」への信仰心を持っていた)が行った。 「ゲイリー・ビアッジ」の別名でAEUの外人部隊に少尉待遇の軍籍を持っており、ラグナを殺した後、軍籍を利用して鹵獲したスローネツヴァイと共に国連軍に参加。ロックオンニール)との戦いでデュナメスを中破させるも、GNアームズからのニールの射撃に巻き込まれ機体は大破。しかし本人曰く「半身を消し炭にされた」ものの、なんとか生きのびた。 2ndでは再生治療を終え、彼を「人間の域を超えている」と評するリボンズの私兵として様々な特殊任務を請け負っている。リボンズの作戦を受けアルケーガンダムを駆り、マリナ不在の状態であったアザディスタンを焼き払った。メメントモリ攻略戦の後にプトレマイオス2とはぐれた刹那の前に現れ、戦いの意味を問われた際には、自分なりの意味があって戦っていると主張した。そして、刹那との戦闘で不利になるやたまたま戦闘域上空にいたクラウス達が乗る飛行機を人質ならぬ「モノ質」にして刹那の攻撃を封じようとするが、トランザムを起動させた刹那の前に敗れる。だが、トランザムの影響でマリナの歌を聞いてしまった刹那が戦意を失った一瞬の隙を突き、脱出装置を使って壊れゆくアルケーから脱出した。

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機動戦士ガンダム00のメカニック

機動戦士ガンダム00のモビルスーツ

機動戦士ガンダム00のソレスタルビーイング

ガンダム

本作におけるガンダムとは、CBの戦争根絶という目的を達成するための物理的手段として開発されたMSの総称である。ファーストシーズン本編に登場する4機のガンダムは、1話冒頭に登場したオーガンダムを第1世代とした第3世代に当たる機体であり、外伝には実験機群の第2世代ガンダムも登場している。各機体には額などそれぞれの箇所に「Gundam」の刻印が彫られている。

ガンダムは搭載された特殊駆動機関「GNドライヴ」により、同時代の現用兵器群と比較して、あらゆる面で数世代を先んじた圧倒的性能を得ている。特に全機が標準装備するビーム兵装類は非常に出力が高く、他国にはこれを防ぐ技術は存在しないとされる。GNドライヴ稼働時に生成される変異ニュートリノは既存のレーダーシステム通信機器を無効化する効果を持ち(ミノフスキー粒子と同一の性質)、外部に散布することで高いステルス効果を発揮する。更に粒子を一方向、または全方位に展開することで強固な防御フィールドを形成し、機体の単独での大気圏突入をも可能とする。

オリジナルのGNドライヴは5基しか存在しないとされ、また再生産も困難なオーバーテクノロジーの塊である。ゆえに万一他国の手に落ちた場合、CBの活動に支障が出るだけでなく、世界の軍事的均衡が崩れ、更なる混乱をもたらす恐れがある。このため、ガンダムには外部への技術漏洩を防止するために様々なセキュリティが講じられている。例えば起動の際は、コクピット内の生体認証システムで搭乗者のデータスキャンしている。また、作戦行動中に損傷・飛散したパーツからデータを解析される懸念もあるため、外装やその他の損傷しやすい部位、消耗品などは可能な限り既存技術で作られた部材で構成されている。

第1世代ガンダム
GN-000 0ガンダムオーガンダム ) 初の太陽炉搭載機にして、後に開発される全てのガンダムの原点となった機体。後の機体に比べ炉の周辺構造が煮詰められておらず、背中のコーンが大型なのが特徴。武装もビームライフルビームサーベルシールドといった標準的な装備に止められている。 2301年のクルジス紛争にて試験的な武力介入を行い、ゲリラ掃討に従事していたアザディスタン軍のアンフ部隊を壊滅させている。また、当時少年兵だった刹那も本機を目撃しており、後にCB入りするきっかけとなっていた。後に、当時のパイロットリボンズ・アルマークであったことが明かされる。当時既に第二世代ガンダムが完成しており、第二世代ガンダムと共に運用されていた。 第三世代ガンダム完成により運用は終了。機体は保管され、太陽炉下部組織フェレシュテ」に貸与された。以降は第二世代ガンダム太陽炉としてソレスタルビーイング支援活動を中心に運用され後、紆余屈折を経て00ガンダムに引き継がれる。 その後GN粒子貯蔵タンクを取り付けられバックパックも取り換えられたのち塗装をトリコロールに変更、22話でCBの輸送船によって運ばれプトレマイオス2に配備された。武装の変更はない。 機体デザイン大河原邦男
第2世代ガンダム

後に開発される第3世代機のための実働データ収集を目的に開発された実験機群。各々の機体がタロットカードにちなんだ名称と機能を持つ。背中の太陽炉カバーは、3発の粒子噴射口を持つスリースラスター型を採用。この構造は高い推力を得られる反面、炉への負担が大きく、安定制御が困難という欠点も併せ持つ。テスト終了後は全機がCBの下部支援組織フェレシュテ」に配備され、4号機プルトーネを除く3機がより実戦に適したTYPE-F仕様に改装された。これらの機体はテレビ本編には登場せず、各雑誌媒体で展開される公式外伝にのみ登場する。

GNY-001 ガンダムアストレア 第2世代ガンダム1号機。第2世代機の中ではOガンダムの特徴を最も強く受け継いだ汎用機として製造された。ビームライフルシールドビームサーベルなどの標準武装を基本に、様々な試作装備をテストメニューに応じて使用する。 機体名は「正義」のカードに描かれる「正義の女神(アストレア)」に由来する。 GNY-001F ガンダムアストレアTYPE-F 形状は同じだが、カラーリングトリコロールから赤主体に変更されている。またガンダムの特徴であるツインアイを隠すため、任務の際は仮面状センサーユニットを顔面に装着する。 GNY-001F2 ガンダムアストレアTYPE-F2 経年により劣化した各部パーツエクシアの物に置換した姿。アンテナの延長や腰部装甲形状変更、GNコンデンサーの追加などの処置が施された。なお、頭部の仮面はフォンの嗜好により取り外されているが、任務によっては装備し直している。 GNY-002 ガンダムサダルスード 第2世代ガンダム2号機。索敵・情報戦に特化した情報戦用MSで、全身各所高精度Eセンサーを設置している。あらゆる状況下におけるセンサーの動作試験を目的としているため直接的な戦闘力は非常に低く、装甲はセンサーが正常に機能しうる最低限の厚さしか施されていない。唯一有効な防御力を発揮するのは左肩の大型センサーシールドのみとなっている。武装は6連の回転式弾倉を持つリボルバーバズーカと、尻部GNバーニア両側面のGNビームサーベルバズーカの弾丸は複数の種類が用意されており、異なる弾丸を混在して装填する事で銃自体に複数の機能を持たせることが出来る。後にこの機体のテストで得られたデータは、第3世代機デュナメス照準システムフィードバックされることとなる。 機体名の由来は「星」のカードに描かれた水を汲む女神に関連付けられている。 GNY-002F ガンダムサダルスードTYPE-F 右肩にも左肩と同形状大型センサーシールドが設置され、防御力が強化されている。改修後には少ないパワー有効利用するべく、ピンポイントでのGNフィールド展開能力を得た。これは自在に動かすことができ、ハイスキルマイスターが操縦する場合には恐ろしいほどの性能を発揮する。CB壊滅後フェレシュテが回収した資材を用いて更に改修され、デュナメスのGNスナイパーライフルも状況に応じて使用する。再改修後形式番号が変わらないのは、大きな変化がなかったためである。 GNY-003 ガンダムアブルホール 第2世代ガンダム3号機。可変機構を備えたキュリオス前型機。完全な人型には変形せず、飛行形態から脚部と簡易マニピュレーター、頭部を展開するのみとなる(マクロスシリーズにおけるガウォークの形状に類似)ただし、脚部を展開することによってAMBACによる機動が可能となる。 頭部は機首と脚部の真上に2つ展開するが、ガンダムガンダムたらしめる、いわゆる「ガンダムヘッド」は機首部のそれである。武装は、ウィングに懸架する方式のGNミサイルポッド機首部ガンダムヘッドに装備されているGNバルカン機体名は戦車=スフィンクスアラビアエジプト方言での呼び名。 GNY-003F ガンダムアブルホールTYPE-F 機体色を白から視認性の低い黒に変更。GN粒子を推進剤とするGNバーニア従来プラズマジェットの2つの推力を自由に切り替えて運用することができる。その異様からガンダムと認識されづらいため、比較的外界への露出が多い任務に重宝される。テールユニットも使用可能である模様(劇中でのハナヨの台詞から)。 GNY-004 ガンダムプルトーネ 第2世代ガンダム4号機。ヴァーチェ/ナドレ前型機。GNフィールド制御テストを目的に製造された機体。しかし当時の技術レベルでは粒子の制御に難航したため、装甲内部中空スペースに粒子を展開する代替案を採用している。太陽炉パイロット生還率向上のため、胴体部自力航行能力を持つ脱出ポッドコア・ファイター」に分離する。 実験中の事故により唯一TYPE-Fへの改修を受けておらず、擬装用の仮面も装備されていない。 機体名は「審判」=冥王星に由来する。
第3世代ガンダム

第2前世代機データを基に開発された本格的な実戦機1stシーズンにおける主役機群もここに含まれる。背中の太陽炉カバーは、再び安定性の高いコーン型に戻されているが、このコーン型はかつてGNY-001ガンダムアストレアで試験が行われた新型コーンであり、大推力と安定性を併せ持ったものである。当時の各国家群の最新鋭機を遥かに凌ぐ性能を誇るが、組織内部の裏切りによって国連に漏洩した擬似太陽炉搭載型MSの猛攻により、プトレマイオスに所属する全ての第3世代機が大破した。この内、キュリオスのみはパイロットと共に国連軍に鹵獲された。

機体デザインエクシア海老川兼武デュナメスキュリオスヴァーチェの3機は柳瀬敬之が担当している。

GN-001 ガンダムエクシア 刹那の搭乗機アストレアの設計をベースに、より接近戦向けに発展・特化させた機体。全身に装備された7つの斬撃武装セブンソード」を用途に応じて選択使用する。GNフィールドに対抗することが可能な実体剣を備えた、ガンダムガンダムの戦いを想定した機体でもある。機体デザイン海老川兼武が担当。

GNソード - 小型シールドと折り畳み式の刀剣、小型ビームライフルで構成される右腕の複合武装。射撃時は刀身を畳みライフルモードへと変形する。その大きさゆえやや取り回しに難がある。

GNロングブレイド・GNショートブレイド - 両腰ラッチマウントされる大小2振りの刀剣。刀身にGN粒子を定着させることで優れた切れ味を発揮する。

GNビームサーベル・GNビームダガー - ガンダム共通接近戦用ビーム兵器。剣状に収束したGN粒子の刀身で対象物を切断する。性能は他のガンダムサーベルと同等だが、本機のみ柄の形状が異なる。エクシア両肩後部に通常のビームサーベルを、尻部には投擲に適した刃渡りの短いビームダガーを2振ずつ装備する。

GNバルカン - 両腕に内蔵された小型ビームバルカン砲。基本的に威嚇・牽制などの補助的使用が主である。

GNシールド - Eカーボン製の専用シールド接近戦での取り回しを重視した小型軽量タイプの盾だが、表面にGN粒子の防護幕を形成することでティエレン長距離射撃型による砲撃の直撃を受け止めるほどの防御力を発揮する。先端は鋭利な形状であり、打突武器としても使用可能。

GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア 高機動オプションアヴァランチ」を装着した形態。各部に追加された大容量GNコンデンサーチャージされたGN粒子を一気に放出することで、爆発的な加速を可能とする。その速度はユニオンAEUの飛行可変MSですら追撃が不可能なほど。ただし、粒子消費量の多さと再チャージに1時間を要することから、短期サイクルでの使用が不可能という欠点もある。セブンソードは背部に増設された各ジョイントパーツに集約してマウントされ、使用時はパーツを展開させ迅速な装備選択を行う。 「アヴァランチ(雪崩)」という名称は、進路上の敵を雪崩の如く一瞬で蹴散らす姿になぞらえて付けられた。また、型式番号の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」を意味する。公式外伝 00V に登場。 GN-001RE ガンダムエクシアリペアエクシア改) GNフラッグとの戦闘後損傷したエクシアを、刹那が自ら応急修理した機体。ビームサーベルで破壊された右顔面部ティエレンパーツで代用し、切り落とされた左腕にはカモフラージュ用のシートが被せられている。また、各部の装甲も欠損しており、唯一の武装となったGNソードも先端が折れ刃こぼれしている。 GN-002 ガンダムデュナメス ロックオンニール)の搭乗機遠距離狙撃に特化した銃撃戦用MS。標準装備の「GNスナイパーライフル」に加え、作戦に応じて用意された各種火器選択使用する。精密射撃時は頭部アンテナツインアイを覆うように下降し、額の高精度ガンカメラが露出する。その際、パイロットは専用のライフルコントローラーを用いて射撃操作を行う。狙撃機ながらその機動性、運動性は他国の機体を充分に凌駕しており、接近戦においても高い適応性を発揮する。機体デザイン柳瀬敬之

GNスナイパーライフル - 通常狙撃任務に多く用いられる大型ビームライフル。不使用時は肩部アタッチメントに固定される。

GNビームピストル - 両ふくらはぎのホルスターに格納されるビーム拳銃。取り回しづらく連射の効かないスナイパーライフルでは対応し切れない白兵戦に使用される。

GNビームサーベル - 尻部に設置された2基のGNバーニア側面に格納されている。グリップの形状はキュリオスヴァーチェと共通となっている。

GNミサイル - 腰部フロントアーマー内に計16基、両膝部に計8基設置された小型ミサイル。着弾すると目標内部に圧縮GN粒子を注入し、内部から目標を破壊する。

GNシールド・GNフルシールド - 肩部アタッチメントに設置された防御装備標準装備の小型GNシールドに加え、任務に応じてマント状のGNフルシールドを装着する。

高高度狙撃銃 - 第五話における、人革連軌道エレベーター「天柱」の重力ブロック救出行動において使用された高高度狙撃用大型ビーム砲。デュナメスの尻にあるGNバーニア安定脚代わりのテールユニットを装着しスコープデュナメスガンカメラに直結、大型GNコンデンサーにGN粒子をチャージ高濃度圧縮・加速させることで恐るべき火力と射程距離を誇る。連射性能は低いが、その超絶的な射程距離セルゲイを驚愕させた。地面に接地してのみ使用可能。

GN-002/DG014 ガンダムデュナメストルペード ガンダムデュナメス対水中狙撃戦闘用の装備を持たせたもので、DG014とは「デュナメス専用銃の14番目」という意味合いを持つ。この際に使用するのは地上からGN魚雷を高速で発射するランチャーであり、機体自体が水中には潜ることはない。また、左肩と頭部にそれぞれセンサーバイザーが追加される。 00V 及び 00F に登場。 GN-003 ガンダムキュリオス アレルヤ搭乗機。4機中唯一の可変モビルスーツで、戦闘機形態への変形機能を持つ。加速力に優れた戦闘機形態による一撃離脱戦法を得意とするが、MS形態でも他のガンダムに引けを取らない攻撃力を有する。人革連からは「羽根付き」と呼ばれている。機体デザイン柳瀬敬之

GNビームサブマシンガン - 高い連射性を持つ2連装ビーム砲。飛行形態時はマニピュレーターで把持されたグリップ部を残して銃身が分離し、右翼部マウントされる。

GNハンドミサイルユニット - 第11話における、超人機関殲滅作戦においてキュリオスが両腕に装備したミサイルランチャー。左右3門ずつ、計6門。ミサイルは18発装填されている。GN粒子を使用しない武装である。なお、この名称は小説版でのものであり、アニメでは名称についての言及はなく、公式ムックなどで「サブマシンガン付属ミサイル」と言われていたのみである。

GNビームサーベル - リアスカートアーマー裏面マウントされている。

GNシールド - 高速戦闘に対応した専用シールド先端部開閉構造となっており、打突や捕獲用クローとしても使用される。また、隠し武器として中央部には伸縮式の短剣が内蔵されている(GNシールドニードルと呼称)。

テールユニット - 戦闘機形態時の脚部間に装着される武装コンテナユニット対空用ミサイル対地用爆雷など、ミッションに応じた様々な装備を選択可能。使用後デッドウェイトとなったユニットは速やかに切り離される。

テールブースター - 大型GNビームキャノン2門と大推力GNバーニアを備えたテールユニット戦闘機形態における加速力と火力が向上している。国連軍との戦闘で使用された。

GN-003/af-G02 ガンダムキュリオスガスト ガンダムキュリオス成層圏離脱用の大型GNバーニアユニット追加装備したもので、型式番号の「af-G02」は「atmospace fighter大気圏用戦闘機)-Gust(突風)2型」を意味する。大型GNバーニアユニットの他に、アビオニクスを強化した大型機首ユニット超遠距離射撃に主眼を置いたロングバレルキャノンなど、機体や装備の一部が換装され、単独での大気圏離脱が可能となっている。 00V に登場。 GN-005 ガンダムヴァーチェ ティエリアの乗機。単機での強襲・殲滅戦を目的とした重砲撃型MS。4機の中では最も強固な装甲を持ち、他のガンダムに比べ二回り以上はある重厚なフォルムが特徴。そのため機動性はやや劣るものの、GN粒子の重量軽減効果により重量自体空戦型フラッグよりも軽量となっている。全身各所にGN粒子の増幅装置を持ち、他の機体よりも強力なGNフィールド展開出来る。国連軍からは「デカブツ」と呼ばれている。機体デザイン柳瀬敬之

GNバズーカ - 主武装の大型携帯ビーム砲。通常は肩掛けで発砲するが、胸部の太陽炉を直結したバーストモードに移行することで戦艦をも破壊可能な威力を発揮する。ただしコンデンサーに貯蔵されたGN粒子を大量に消費するため、短時間の連射は不可能となっている。任務によっては2挺を装備することもある。

GNキャノン - 背部に2門設置された可動式連装ビーム砲塔。射線を単一方向に向けた場合は、複数の敵機を薙ぎ払う。ナドレではマニピュレーターで保持し手持ち火器として使用することが可能。また、GNフィールド用の高濃度圧縮粒子を放出する機構を備えている。

GNビームサーベル - 両膝アーマー内に格納されている。ナドレ時にパージする装甲よりも本体側に格納されている為、ナドレ時も使用可能。

GN-004 ガンダムナドレ 全身の増加装甲を排除したヴァーチェの真の姿。排除後は女性を思わせる細身の体型となり、頭部の追加装甲に接続される無数のコード類があたかも髪の毛の様になびく。砲撃主体ヴァーチェと対照的に、機動性を活かした白兵戦を得意とする。この機体の存在は機密以上の絶秘とされ、CB内においても極一部のメンバーにしか存在を知らされていなかった。その最大の特徴はヴェーダとリンクする機体を全て制御下に置く「トライアルシステム」であり、ガンダム鹵獲或いはマイスターの裏切りに備えた対ガンダム戦を想定している。

GNビームライフル・GNシールド - プルトーネの装備を改良したナドレ用の専用武装ビームライフルは銃口から接近戦用ビームサーベルを発生する。

GNビームサーベル - 両膝アーマー内に格納されている。

GN-004/te-A02 ガンダムナドレアクウオス 有効範囲が限定されるナドレトライアルシステム拡張ユニット追加装備したもので、型式番号の「te-A02」は「Trial Enhancing審判拡張)-AKWOS型2号機」を意味する。両手足に装着されたブレードアンテナと、コントロールユニットを兼ねた巨大な剣「GNマスクソード」が特徴だが、頭部のコードは外され、代わりにGN粒子発振用アンテナに換装されている。 GN-XXX ガンダムラジエル 00P に登場。探索活動に特化した特殊機ヴェーダでさえも把握困難な地域での情報収集主任務とする。他の第3世代機と違い正確な型式番号は伏せられており、その機能にも多くの謎を持つ。 最大の特徴は両肩に設置された大型GNバーニアで、個別に推力を偏向することで高い運動性を発揮する。この構造は、後のダブルオー開発の参考となった。 武装は専用GNビームライフル、GNビームサーベル、GNシールドと標準的で、直接的な戦闘を想定していないためやや出力が抑えられている。 機体名は「秘密と領域と至高の神秘の天使」の称号を持つ7大天使の名に由来する。
新世代ガンダム

国連軍との戦いに敗北したCBが再起を賭けて開発した新世代型ガンダム。4年間の技術進歩により、第3世代機を更に上回る基本性能を備える。また、各部機材小型化によって設計の自由度が増したことで、従来機では胸部に内蔵されていた太陽炉が各機の仕様に最適な位置に搭載可能となった。更に最初からトランザムシステムの使用を前提として設計されており、限界時間後の戦闘力低下もある程度改善されているほか、トランザム任意タイミングで解除することもできる。2ndシーズンにおける主役機群

GN-0000 ダブルオーガンダム エクシア後継機エクシアに引き続き刹那が搭乗する。両肩に搭載された2基の太陽炉同調稼働させる「ツインドライヴシステム」の実証機であり、これにより理論上は得られる粒子量が2倍ではなく2乗化され、あらゆる機体を凌駕するGN粒子放出量を誇る。これはトランザムと共にイオリアが遺したシステムであり、既に第2世代機の時点で実用化が検討されていた。しかし、2基の太陽炉の同調は非常に技術難度が高く、様々な組み合わせを試した結果、最も同調率が高かったOガンダムエクシアドライヴを搭載した上でトランザムで強引に起動、ようやく安定稼働に至った。しかし平常時にトランザムを起動するとドライヴに負担が掛かり、機体が機能停止に陥るという欠点も抱えている。 ドライヴカバーコーン型をベーススリースラスター型の機能を付加した新型。両肩のドライヴユニットの機能としては側面が通常状態、後方に向けることでGN粒子によって推力を発生し、前方に向けることで高圧縮GN粒子を放出しフィールド効果を得る。また、GN粒子の光は他のガンダムとは異なり、青みが増した輝きを放つ。アロウズからは「二個付き」と呼ばれている。

GNソードII - エクシアのGNソードの発展型。形状はGNブレイドに似る。刀身を軸回転させグリップの角度を変えることでライフルモードに変形する他、銃口からビームサーベルを発生させることも可能。両腰に2振りを装備する。また、柄部分での連結機構も備えている。宇宙艦一隻を沈めるほどの威力を持つビームを放つこともできるなど、万能兵器としてさらなる発展を遂げている。

GNビームサーベル - ダブルオービームサーベルは、刀身長を短く調整することでビームダガーとしても使用される。尻部に2振りを装備。

GNシールド - 先端伸縮式GNブレイドを内蔵した専用シールド。2つを両肩GNドライヴマウントする他、2つを連結させ通常の手持ち盾としたダブルシールドモードとして使用する。

GNソードIII - エクシアのGNソードを純粋に発展させた形状を持つ新武装。GNソードIIに代わり装備された。右腕に装備され、通常時は3連ビームライフルとして機能し、刀身を展開することでGNソードと同じように運用可能である。ダブルオーライザー時には宇宙艦一隻を容易に撃沈するほどの威力を持つGNビームを放つこともでき、トランザムライザー発動時には単独でGNライザーソードを展開できる。

GN-0000/7S ダブルオーガンダム セブンソード ツインドライヴの安定稼働以前に検討されたダブルオー武装強化案の1つ。その名の通りエクシアセブンソードを発展させた7つの剣を装備する。実際には製造されていない。

GNソードIIロング - GNソードIIの刀身延長モデルビームライフルとしての機能を高めた射撃重視の装備。

GNソードIIショート - ロングタイプとは逆に接近戦用機能特化された刀身短縮モデル刀身先端有線射出するロケットアンカー的な使用が可能。

GNバスターソードII - ジンクスIIのGNバスターソードを解析、改良した大型剣左肩太陽炉マウントすることでGNフィールド発生機能を持つ盾としても使用される。

GNカタール - インド刀剣カタール(厳密にはジャマダハル)をモチーフとした短剣。熱変換したGN粒子を刀身に伝導させ、敵の装甲を焼き切る。両ふくらはぎに計2振りを装備。

GNビームサーベル - ノーマル状態と同一の装備。

GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー ダブルオー支援機オーライザーと合体した形態。これによりツインドライヴが安定し火力・機動力等が大幅に強化される上、完全なトランザムが可能となるが、この際に未知の現象を引き起こすことが確認されており、作中では通信機器を介することなく敵パイロットやその場にいないはずの人々の思念を伝達したり、「機体の量子化」と表現される尋常ならざる挙動を行ったりするなど、超常的な現象を発生させている。これまでのMSの概念を遥かに超越した存在。 オーライザーパイロットを置かずとも、出撃前の段階でダブルオーオーライザーを合体させる事で刹那単独でも運用可能だが、オーライザーパイロットがいないと「ライザーシステム」を使用できない。

GNライザーソード - オーライザーに搭載される「ライザーシステム」を作動させトランザムを発動、高圧縮GN粒子を解放・集束し形成する超大型ビームサーベル。使用時には肩に装備されたオーライザーパーツとGNソードIIを2本とも機体前方に向け発動形態を取る。衛星兵器メメントモリの強固な装甲でさえ切断し破壊するほどの威力を持つ、ダブルオーライザー最強の武装である。ただし粒子消費量は凄まじく、使用後はほとんど行動不能になってしまう。後にGNソードIIIが装備され、発動形態を取らずとも使用することが可能となり、柔軟性が向上した。

GN-006 ケルディムガンダム デュナメス後継機ロックオンライル)の乗機。頭部ガンカメラライフルコントローラーなどの諸機能はほぼ受け継がれているが、過去のデュナメス実戦データ解析結果を反映し、接近戦用ビームサーベルは廃止されている。また、頭部ガンカメラ展開方法が変更され、ツインアイを覆う方式ではなく額のカメラカバーをはね上げて露出される方式となっているため、ガンカメラ展開時でもツインアイはそのままである。トランザムモードでの精密射撃時には照準用フォロスクリーン頭部前面に展開。ここからもたらされる膨大な情報を高速演算処理し敵機の動きを予測することで、驚異的な命中精度を発