炎神戦隊ゴーオンジャー (えんじんせんたいゴーオンジャー)は、2008年(平成20年)2月17日からテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30‐8:00に放送されている、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第32作である。
ハイビジョン制作(地上アナログ放送ではレターボックス放送)、字幕放送。また、スーパー戦隊シリーズとしては初めてデータ放送に対応した。データ放送の内容は 仮面ライダーキバ と同様。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第31作 | 獣拳戦隊 ゲキレンジャー |
2007年2月 ?2008年2月 |
| 第32作 | 炎神戦隊 ゴーオンジャー |
2008年2月? |
| 第33作 | 侍戦隊 シンケンジャー |
2009年2月? |
炎神戦隊ゴーオンジャーのあらすじ
意思を持ち、言葉を話す乗り物型の機械生命体「炎神」。彼らが住む異世界・マシンワールドでは、汚れた環境を好み公害を撒き散らそうとする機械生命体、蛮機族ガイアークが猛威を振るっていた。勇敢な炎神・スピードルたちが戦い勝利を果たしたものの、ガイアークたちは別の世界へと逃亡していった。
それから半年後。人間たちが暮らす地球=ヒューマンワールドにガイアークが出現。次々と地球の大気を汚していくガイアークの前に、3人の若者が立ちはだかる。彼らこそ、ガイアークを追ってヒューマンワールドへやって来た炎神とともに戦う正義の味方、炎神戦隊ゴーオンジャーだった。
炎神戦隊ゴーオンジャーの概要
炎神戦隊ゴーオンジャーの特徴
様々な課題が残った前作 獣拳戦隊ゲキレンジャー の反省を元に制作された本作品では、下記のように放送前に例年よりもかなり早い段階でPR活動が組まれた。
2007年12月30日に放送された クレヨンしんちゃん と ドラえもん の合同特番 冬だっ! 休みだっ!! クレヨンしんちゃん&ドラえもん! 朝からどドーンと150分SP の中で、しんちゃんと共演する形で本作品の映像が初お目見えし、この時オープニングソングの一部も披露された。
従来は放送開始1、2週間前に行われるプレミア発表会が今作では放送約1ヶ月前に行われた。
本作では以下の点が大きな特徴として挙げられる。
機械生命体「炎神」と人間たちの物語を描くこと。この炎神は過去のシリーズの「メカ系」「生物系」「生物型メカ系」とは大きく異なり、モチーフは乗り物と動物の両方で、さらに意思を持つ。
最初から赤・青・黄・緑・黒の5色で構成され、過去作では「片方のみが入る互換カラー」という傾向のあった緑と黒が初期5人の中で共存していること。
グリーンとブラックはストーリー展開上他の3人からやや遅れてゴーオンジャーに加入する。それのみなら同じような例のある作品はいくつか存在するが、本作品を含めいずれの作品もOPクレジットでは第1話から登場している。また、1号ロボはレッド・ブルー・イエローの炎神による3体合体である。腕と脚の飾り及びベルトなどのスーツの細部デザインや変身アイテムが異なるなど、主に玩具展開に関わる部分で他の3人との間に微妙な差異が設けられており、「5人戦隊でありながら3人+2人」というやや特異な構成である。
変身のプロセスがボディにスーツが装着された後に空中に出現したヘルメットをかぶる(メットオン)という演出で、スーツとヘルメットが別パーツであることを明示。変身後のゴーオンジャーがヘルメットを脱いで変身前の俳優が顔出しで出演するシーンが頻繁にある。
物語中盤の追加メンバーに、男女の兄妹という形で女性戦士(ゴーオンシルバー)を採用した。1話限りのゲストなどでの女性追加メンバーは過去の戦隊シリーズでもあったが、正式なレギュラーキャラクターとして女性戦士が追加されたのは本作が初めてである。
ストーリー面においては、製作発表会見での日笠淳プロデューサーの「近年の戦隊シリーズは、戦隊と悪の組織の間に恋人や親子、旧友といった個人レベルの因縁が存在していたり、あるいは組織自体が存在しなかったりもした。本作のガイアークは 悪 として揺るぎのない存在で、ゴーオンジャーと戦う構図には何の因縁もない」「ある意味なつかしいともいえる設定で、スーパー戦隊シリーズの王道」という言葉で表されるように、近年複雑化していた戦隊側と敵側の関係を単純明快にし、明確な「勧善懲悪」の展開を描く。
本作品では話数を示す言葉を「GP」(グランプリ)としている。
EDテーマ終了後にゴーオンジャー(後にゴーオンウイングスも加わる)が番組内での疑問に答える「ゴーオンゼミナール」というミニコーナーが放映される。質問の後にCMと次回予告を挟んで解答が明かされる2部構成となっており、一部の話数では、ガイアークの三大臣がこのコーナーを乗っ取る形で「ガイアークゼミナール」が放映されたこともある。
炎神戦隊ゴーオンジャーのスタッフ・キャスト
東映側のチーフプロデューサーには、 獣拳戦隊ゲキレンジャー を担当した塚田英明に代わり日笠淳が、メインライターは武上純希が担当する。
音楽面では劇伴担当に大橋恵を起用。単独劇伴担当者としては戦隊シリーズ初の女性作家の登板となる。サブ作曲家としては過去に 爆竜戦隊アバレンジャー にて羽田健太郎の率いる「Healthy Wings」のメンバーとして参加している。また、本作にあわせコロムビアミュージックエンタテインメントに所属するアニメソング歌手・作曲家による合同ユニット「Project.R」が結成され、OPとEDの双方を担当する。
キャスト面では例年通り新人俳優を多数起用し、楼山早輝を演じる逢沢りなと城範人を演じる碓井将大は、戦隊メンバー役のレギュラーとしては初の平成及び1990年代生まれの俳優となり、須塔美羽を演じる杉本有美は追加戦士役として初の女性及び平成生まれとなる。この他、敵組織の女幹部に元AV女優のタレント・及川奈央を起用した。
本作品では専属のナレーションを設けず、炎神の声を担当する声優がナレーションを兼ねる。
炎神戦隊ゴーオンジャーの世界観
本作品の世界観にはブレーンワールドの概念が取り入れられており、ヒューマンワールドやマシンワールドをふくめ、全部で11の次元が並列に存在することがボンパーによって語られている。本作の敵は後述のガイアークに限らず、他のブレーンワールドから来るものも存在し、中にはガイアークにとっても脅威である者もいる。
地球=ヒューマンワールド 物語の主な舞台。かつて恐竜が生息していた頃は「ダイナワールド」と呼ばれていたが、ホロンデルタールと呼ばれる古代の蛮機族によって滅ぼされたとされる。 マシンワールド 炎神やガイアークなどの機械生命体の住まう世界。後述する駆動系炎神が多くを占めており、登場した惑星は高速道路のような道が一般歩道として機能している。 ジャンクワールド ガイアークが所有する廃棄物だらけの世界。魔女博士オーセンが住んでいる。 エンジェルワールド 走輔の妄想で登場したスピードルが語った天国を思わせる世界。11の次元の中に存在するのかは不明。 サムライワールド 日本の江戸時代に似た世界で、劇場版の舞台にもなった。伐鬼や晴之助・照之助兄弟など、TVシリーズ本編にもこの世界出身の者が度々登場。 サウンドワールド 音の溢れる世界で、ロムビアコと呼ばれる生物が生息していた。 ストーミーワールド 無数の竜巻と高波が渦巻く世界で、ワメイクルと呼ばれる生物が生息する。炎神戦隊ゴーオンジャーの登場人物
ゴーオンジャーの5人の姓の頭文字を繋げると「え・こ・ろ・じ・い(エコロジー)」となり、ウイングスの姓も含めると「え・こ・ろ・じ・い・すとう」で「エコロジスト」となるなど、過去の戦隊でも度々取り入れられてきたアナグラムの要素が盛り込まれている。さらに、変身前の5人の名前には「車」の文字が、須塔兄妹の名前には「羽」の文字がそれぞれ含まれている。
炎神戦隊ゴーオンジャーのゴーオンジャー
地球にやってきた炎神たちのドライバーとして選ばれ、地球を汚染しようとするガイアークと戦う「ヒューマンワールド」の戦士達。当初ゴーオンジャーとして戦っていたのは、レース場でガイアークの襲撃に居合わせ、逃げずに立ち向かおうとした勇気をボンパーに認められた走輔、連、早輝の3人であったが、後にゴーオンジャーとガイアークの戦いに巻き込まれた範人と軍平が新たに加わり5人となった。普段はギンジロー号と呼ばれるキャンピングカーを移動の足としており、同時に彼らの住処ともなっている。
以下に記述するキャッチフレーズは 変身前 / 変身後 となっている。
江角走輔(えすみ そうすけ) / ゴーオンレッドキャッチフレーズ:”SPEED KING” / マッハ全開!(MACH FULL FORCE)
「奇跡の江角」と呼ばれ、若手の実力派として活躍していた元カーレーサー。性格は直情かつ楽天的で、気が短く勘違いで行動することも少なくないが、他のメンバーからの信頼は極めて篤い。また子供に対しては非常に優しく面倒見がよい。類稀なる強運を持ちコイン占いでは外れたことがない(基本的に表の目しか出ないが、稀に裏が出たときは本当に悪い事が起こる)ため、直感で連や早輝を引っ張る切り込み隊長的な役割を持つ。語尾に「?だ(する)ぜ」とつけて話したり、「マッハで○○!」という口癖がある。 香坂連(こうさか れん) / ゴーオンブルーキャッチフレーズ:”CYCLOPEDIA” / ズバリ正解!(JUST CORRECT)
老舗割烹旅館の跡継ぎだったが、夢だったレースチームのメカニックになるために家を出て、レース場の送迎バス運転手として働いていた青年。博識で情報収集に余念がなく、頻繁にメモをとっているゴーオンジャーの頭脳派。バスドライバーの経歴からか物腰も丁寧で、「?っす」と語尾につけて話す癖がある。また板前の修行歴があるためギンジロー号の炊事を一手に引き受けており、特に卵料理に関しては絶品だが、これらの特技や口癖は元々は病弱な母親のために始めたことがきっかけである。またメカニックとしての腕も抜群で、ボンパーとともに炎神のメンテナンスや改造もこなす。 楼山早輝(ろうやま さき) / ゴーオンイエローキャッチフレーズ:”SWEET ANGEL” / スマイル満開!(SMILL BLOOMING)
パティシエール志望で、製菓学校に通っていた少女。レース場の売店でアルバイトをしていた際に事件に巻き込まれ、ゴーオンジャーになった。どんな時でも笑顔を絶やさない元気な少女で、「スマイル、スマイル」がモットー。おしゃれや流行にも敏感で、暇な時はおしゃれに没頭したり流行の雑誌を読み漁ったりする面も見せる。菓子作りは大得意だが、菓子以外の料理も全て異常に甘い味付けにしてしまう味音痴。鹿児島出身で、性格が悪い早苗(さなえ)という姉がいる。 城範人(じょう はんと) / ゴーオングリーンキャッチフレーズ:”VAGABOND” / ドキドキ愉快!(DOKIDOKI DELIGHT)
フリーターで、ゴーオンジャーにもアルバイト感覚で加入した少年。無邪気な性格で人懐っこいが、反面軽薄なところが欠点。様々なアルバイト遍歴を持ち、ゴーオンジャーになってからもアルバイトを続けている。 成り行きで出会って以来、軍平と共に行動することが多く、ゴーオンジャーへの加入も軍平の仲間と勘違いされた事がきっかけである。本人も同期入隊の軍平がやはり気になるらしく、他のメンバーよりは軍平の危機を気にする場面が多い。ケガレシアの変装した汚石冷奈に一目惚れしたことがある。 石原軍平(いしはら ぐんぺい) / ゴーオンブラックキャッチフレーズ:”CHASER” / ダッシュ豪快!(DASH DYNAMIC)
元警察官。その経歴からか、地道な捜査に基づいて敵を追い詰めるプロフェッショナル。いささか堅物過ぎるところもあり、前歴から来る堅物さ・生真面目さを逆手に取られてか、その辺りを狙ったギャグメーカー的な役割を担うことが多い。また子供や甘いものが苦手な面もある。 正義のヒーローに対して強い憧れを抱いており、管轄の問題でガイアークに手出しできない警察を退職、半ば強引にゴーオンジャーのメンバーとなる。当初は走輔たち3人より自分のほうがヒーローにふさわしいと考えていたため、ボンパーを炎神キャストごと誘拐したり、お気楽な他メンバー(特に直感で動く走輔)に憤りを感じ、しばしば衝突することもあった。しかし、ゴーオンジャー入隊以前から一緒だったせいか、性格的にほぼ対極に位置するにも拘らず、範人とは非常に仲が良い。炎神戦隊ゴーオンジャーの支援者
ボンパー ジャン・ボエールによって作られた水先案内ロボ。正式名称は「Born-to Outerdimension and Mechanic X Pitcrew-type ENGINE-support Robot」であり、ボンパーはその略称である。装備の製作・メンテナンス、ガイアーク反応の探知等を行う。チェンジソウルや変身アイテム、武器などは全て彼の発明品。口癖は「ボンボン」。炎神戦隊ゴーオンジャーのゴーオンウイングス
ゴーオンジャーよりも前に炎神のパートナーとして選ばれた2人の戦士。その正体はヒューマンワールドで身動きが取れなくなっていたトリプターとジェットラスの心の声を聞き取った須塔兄妹であり、マシンワールドにて戦士としての厳しい訓練を積んできた戦闘のプロでもある。普段は海の見える別荘を拠点とするなど、ゴーオンジャーとは別行動を取っている。
須塔大翔(すとう ひろと) / ゴーオンゴールドキャッチフレーズ:”PHILOSOPHER” / ブレイク限界!
セレブ兄妹である須搭兄妹の兄。冷静沈着かつクールな性格の持ち主で、得意とするボクシングの鍛錬を日々欠かさない。ボクシング以外でも、運動、学問、料理などあらゆる分野を完璧にこなす多才な人物で、多くの分野からスカウトを受けていたが、ボエールとの出会いをきっかけに戦士として戦う道を選んだ。常人を遥かにしのぐ第六感の持ち主でもあり、特にガイアークなどの危険に対してはボンパー以上に素早く、そして正確に察知することができる。 当初は、未熟なゴーオンジャーの面々を快く思っておらず、力を貸すことはあるものの基本的に見下すような言動が多かったが、ヒラメキメデスとの決戦、そしてゴローダーGT開発時の一件を経て、次第に彼等に対する態度を軟化させていった。またそれに伴い、登場当初には見られなかった砕けた一面も時折のぞかせている。 須塔美羽(すとう みう) / ゴーオンシルバーキャッチフレーズ:”LOVELY SENSATION” / キラキラ世界!
須塔兄妹の妹。好奇心旺盛で、気になることに対しては確かめずにいられない性格。フラワーアレンジメントを趣味とする。兄である大翔同様に危険を察知する能力を持っており、これによって炎神達の心の声を聞き取った。大翔を「アニ」と呼んでとても尊敬している一方、走輔に気があるような節も見せている。炎神戦隊ゴーオンジャーの蛮機族ガイアーク
「ジャンクワールド」を起源としている、汚染された環境を好む、悪の機械生命体の種族。元々は彼らもマシンワールドの住人であり、炎神からは絶滅したと思われていたが、生き残っていた三大臣(三賢人とも呼称される)がマシンワールドの征服を目論み、その結果炎神たちによってマシンワールドから放逐されてしまう。そのため、今度は逃げ込んだ先の地球にヘルガイユ宮殿と呼ばれる拠点を築き、蛮機獣などの戦力を送り込み地球環境の汚染を進める。
人間とは美的感覚が異なっており、「汚い」を褒め言葉だと、「美しい」と言われる事を侮辱だと感じる。大臣同士は互いに実力を認め合っており、協力して作戦を進めることも多い。またウガッツを含め部下に対する信頼も篤い。
劇中では三大臣やヒラメキメデス以外にも、スピードルたちの誕生以前にマシンワールドで猛威を振るった蛮機族の名門「アレルンブラ家」や、ダイナワールドの恐竜を滅亡させた古代の蛮機族「ホロンデルタール」といった他の蛮機族が登場している。
害地大臣ヨゴシュタイン 本名はバロン・ヨゴレックス・ド・シュタイン。ガイアークを束ねる三大臣の一人で、大地を汚す害地目の蛮機獣を作り出す。パワーに優れた武闘派で戦闘時には「ヨゴシュピア」と呼ばれる巨大な槍を使用。ケガレシアほどではないが前線に出ることもある。 部下や仲間、とりわけヒラメキメデスに対する信頼は篤く、彼を失った後憎しみに囚われ仲間意識の感情を捨て去って戦いを挑んだことがあるが、結局は完全に捨てることが出来なかった。その後はホロンデルタールの復活に執心し単独で暴走。遂にはその力を手にしヒューマンワールド、そしてゴーオンジャーをも窮地に陥れた。口癖は「?なり」。 害気大臣キタネイダス ガイアーク三大臣の一人で、大気を汚す害気目の蛮機獣を作り出す。頭脳派でガイアークが使用する兵器などの製作も行っている。他の2人に比べて前線に出る頻度は少ないが、戦闘能力は高い。また戦闘における仲間の成果をある程度認める度量も持ち合わせている。「?ぞよ」が口癖。 害水大臣ケガレシア ガイアーク三大臣の一人で、水を汚す害水目の蛮機獣を作り出す。人間の女性に似た姿をしているが、皮膚の下には機械が蠢いている。また自らを「偉大なる機械生命体の乙女」と称するが、早輝などからはおばさん呼ばわりされている。人間の姿に変化することも可能で、その際には汚石冷奈(けがいし れな)の名前を名乗ることもある。許婚の家であるアレルンブラ家の者からは「姫」と呼ばれて慕われているがヨゴシュタインとヒラメキメデスの関係と異なり、仲はあまり良好ではない様子。「?でおじゃる」が口癖。 害地副大臣ヒラメキメデス ヨゴシュタインの直属の部下。元は身分の低い科学者であったが、蛮ドーマなどを開発した実績と知力をヨゴシュタインに認められ、彼の判断で副大臣に抜擢された。以来、ヨゴシュタインには絶対的な忠誠を誓っており、ヨゴシュタインもまたヒラメキメデスを心から信頼している。丁寧な言葉遣いと柔らかな物腰が特徴だが、その実は計算と策謀によって敵を陥れるガイアークきっての策士。直接戦闘においてはヨゴシュタインから授けられた剣「ハカリバー」を愛用し、「正三角形斬り」など独自の計算を用いて編み出した剣技を多用する。 マシンワールドで炎神たちに連戦連勝していたが、トリプターとジェットラスの追跡を受けて異世界へと逃れ、三大臣より遅れてヒューマンワールドに合流。その実力でゴーオンジャーとゴーオンウィングスを苦しめるも、相次ぐ連敗の末に得意の計算を放棄した力任せの形態「デタラメデス」へと変貌をとげ、敗北後も幽霊体「ウラメシメデス」となって執念深くゴーオンジャーを襲った。 蛮機獣 ガイアークが地球征服の為に作り出す機械生物。「害気目」・「害水目」・「害地目」と、作った大臣によっての3つに分類される他、「害地水気スペシャル目」と呼ばれる三大臣の合作による蛮機獣も存在する。三大臣の命によって、ウガッツを引き連れ地球環境の汚染を進める(命令を了解したときは「かしこまり?」と返す)。 地球に逃れてきた当初は巨大化能力を有していなかったが、後にビックリウムエナジーが搭載され巨大化が可能となった。倒された際には特徴的な捨て台詞を残す。 蛮機兵ウガッツ スクラップから作り出されるガイアークの一般兵。マイナスドライバーを模した短剣を武器とし、基本的に蛮機獣に従い集団で行動する。また蛮ドーマの操縦も担当し、通常時のみならず巨大戦でも蛮機獣をサポートする。ヒラメキメデスの持つネジによってパワーアップする。害水王子ニゴール直属には女性的な容姿をしたビューティーウガッツなる者も存在する。ジャンクワールドにおいては人間をウガッツにすることも可能な様だ。炎神戦隊ゴーオンジャーの装備・戦力
炎神戦隊ゴーオンジャーのゴーオンジャー
炎神戦隊ゴーオンジャーの変身アイテム
チェンジソウル(後述)を利用して変身するアイテム。「ソウルエナジーチャージャー」にセットしてエネルギーを補充することができる。
ゴーフォン レッド、ブルー、イエローが使用する携帯電話型の変身アイテム。上部に炎神ソウルを基に作られた「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともにT字型のキーを押し上げることで変身する。また、炎神を操縦する際はハンドルの一部になる。携帯電話の機能に加え、炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。 シフトチェンジャー グリーンとブラックが使用するブレス型の変身アイテム。上部に「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともにT字型のシフトレバーをPの位置からDの位置へ押し上げることで変身する。また、炎神を操縦する際はゴーフォン同様、ハンドルの一部になる。炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。 ウイングトリガー ゴールドとシルバーが使用する操縦桿型の変身アイテム。上部に「チェンジソウル」をセットし、「レッツ! ゴー・オン!」の掛け声とともに後ろ側の赤いボタンを押すことで変身する。炎神のコックピットにセットして操縦したり目に見えない敵をサーチしたりできる他、カメラやGPSといった携帯電話の機能も備わっており、炎神ソウルをセットすることで炎神と会話することもできる。炎神戦隊ゴーオンジャーの共通装備
ゴーオンジャーの5人が共通で使用するアイテム。
マンタンガン 5人が使用する給油ノズル型の武器。ガンモードとロッドモードの2形態に変形し、炎神ソウルをセットすることで起動する。戦隊シリーズの拳銃としては珍しく光線銃ではなく実弾を発射する。複数人で同時発射する「ゴーオンキャノンボール」という技もある。こちらはウィングブースターのとの同時発射でさらに威力が高まる。またイエローとシルバーのみで行う「フラワーキャノンボール」もある。 ハンドルブラスター 炎神のステアリングを変形させた銃型の装備で、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの合体形態で必殺技を発動する際に専用の「ブラスターソウル」を装填し使用する。炎神戦隊ゴーオンジャーのソウル
炎神を呼び出したり、必殺技の発動の際に使用される小型ユニット。
炎神ソウル 炎神の魂が入ったソウル。後述の炎神キャストにセットすることで本来の姿に戻れるほか、マンタンガンなどの装備にセットして炎神の力を攻撃に転用することも可能である。他のソウルと異なり数十センチ程度の移動こそ可能であるものの、大抵の場合ソウルの状態では移動範囲が著しく限定されることから、通常はパートナーとなった人物が所持している(パートナーのいない炎神ソウルの持ち主については炎神の欄を参照)。 チェンジソウル ボンパーが炎神ソウルを参考に作成したもので、変身の際に使用される。3タイプが存在し、使用する変身アイテムによって区別される。 ブラスターソウル ハンドルブラスターやウイングブースターにセットすることで、エンジンオーG6・G9・G12それぞれの必殺技を発動させる。 キューユソウル 連が開発したソウル。マンタンガンにセットして撃つと、炎神がエネルギーで満たされる。 トーコンソウル ゴローダーGTを巨大化させるためのソウル。当初は大翔が開発していた「パワーソウル」と呼ばれるソウルが使用されていたが調整が上手く行かず、使用時にゴローダーが暴走するという難点を抱えていた。このため、パワーソウルのデータを元に連とボエールが改良を加え開発したのがトーコンソウルである。 その他 炎神の力を用いることで、人間の魂もソウルに分割することができる。劇中では、走輔と入れ替わって蛮機獣の魂が入ってしまった走輔の体を取り戻すため「走輔ソウル」が使用された。炎神戦隊ゴーオンジャーのゴーオンギア
ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現する。炎神ソウルを使用しないため、相棒の炎神がいなくても使用可能。また、合体させる事により必殺武器になるものもある。
ロードサーベル レッド専用の剣型武器。光のロードの上を突進し、切りつける「サーベルストレート」という技やロケットブースターとの合わせ技の「サーベルストレート ゴーオンランデブー」をもつ。 ガレージランチャー ブルー専用のランチャー型武器。光弾を連射する「ランチャースターター」や空中で砲弾を発射する「ジャンピングアタック」という技をもつ。 レーシングバレット